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THRESHOLD "DIVIDING LINES"が11月18日(金)国内盤発売

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イギリスのベテラン・プログレッシヴ・メタル・バンド、THRESHOLDの、通算12作目となるフル・アルバム、"DIVIDING LINES"が11月18日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

1988年に結成され、デビュー・アルバム"WOUNDED LAND"(1993)はゼロ・コーポレーションから日本盤リリースされたものの、その後は国内盤は出たり出なかったりという感じでここ日本ではあまり人気が上がっていない感じです。

ただ、世界的に見ると、欧米でプログレッシヴ・メタル人気が高まってきた2000年代に、プログレッシヴ・メタル専門レーベルとしてマニアに知られる『Inside Out』に移籍して3枚のアルバムをリリースして人気を高め、その後欧州最大のメタル・レーベル『Nuclear Blast』に移籍してさらに支持層を拡大し、前作"LEGEND OF THE SHIRES"(2017)は、ドイツのナショナル・チャートでは13位、母国イギリスのロック・チャートでは5位(ナショナル・チャートでは90位)という成果を残しています。

このサイトでも何気に(?)2007年の年間ベスト・アルバム10選の1枚にこのバンドの"DEAD RECKONING"を選出していたりして、実はこっそり注目していました。

ヘヴィなギター・ワークと、この手のジャンルでは珍しい黒人ドラマーによるパワフルなグルーヴのあるリズム、存在感と雰囲気のあるキーボードの音色、そしてどこかメランコリックなヴォーカル・メロディ、強烈なインパクトはないものの、ちょっと癖になる独特の魅力があって、たまに聴きたくなる音です。









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コメント

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実に良いバンドですね!

初めて聴きました。デビューアルバムはゼロ・コーポレーションから出てたのですね(この会社名を聞くと、すぐTALISMANが思い浮かびますw)
ほんと、ちょっと癖になる独特の魅力がありますね、MV何回かリピートしてしまいました。
さすがベテラン・バンドだけあって(元から実力も有ったと思いますが)楽曲・音に貫禄と言いますか、説得力を感じました、実に良質。
「Silenced」「King Of Nothing」のような曲、ヴォーカルのメロディー・ライン大好物ですw
聴いてると何故か"ロイ・カーン"が歌ってくれてもスゴく合いそう…と勝手に思いました。

またひとつ良いバンドを知ることが出来て嬉しいです!今作、購入してみようかな。
他の曲やアルバムもチェックしてみたいと思います。adoreさん、ありがとうございまーす。

>Kazuriさん

ぶっちゃけ今週、他に強力なパワー・メタル・アルバムやイケてるメロハー作がリリースされていたら取り上げなかったであろうアルバムですが、お気に召したのであれば何よりです。

ゼロ・コーポレーションと聞いてどのバンドを思い出すかというのは諸説ありそうですが(笑)、たしかにこの憂いを帯びた歌メロはロイ・カーンが歌ってもハマりそうですね。

お懐かしや~

ずっと活動されていたんですねえ。
THRESHOLDといえば「PARADOX」でCD即買いましたなあ(あれ?前にもこんなことあったような)
どっぷりプログレじゃない人でも聴きやすい楽曲なのは変わらないですね。

>なな吉さん

ゼロ・コーポレーションへの食いつきがいいですね(笑)。
THRESHOLDまで買っていたとは、当時かなりお金を使っていたんですね(笑)。

2球続けて好みのど真ん中キタ━(゚∀゚)━!

貼られているMVを視聴させていただきました。
これがもう実に私の好みど真ん中で実に嬉しいです。
adoreさんがおっしゃる通り、メランコリックなメロディと癖になる独特のキーボードの音がたまりません。3曲とも素晴らしいですが、1番目の「Silenced」が特に気に入っています。

若い頃DREAM THEATERにハマっていた頃に、一通りプログレメタルに手を出したんですよ。MAGELLANとか、LION'S SHAREとかね。ただそれらを聴いて、この手の作品を聴くならDREAM THEATERを聴けば良いという結論に達しました。そのDREAM THEATERも2016年に出た「THE ASTONISHING」という作品を購入してから、夢劇場の幻想から目覚め興味を失いました。

ゼロ・コーポレーションといえば、話題になった作品というとティム・オーエンズを新たなシンガーに迎えたJUDAS PRIESTのJAGULATORだと思いますが、代表作はやはりBURRN!の1997年度人気投票ベストアルバム部門のチャンピオンであるFAIR WARNINGの3rdアルバムGO!ではないでしょうか?個人的に1番聴いた作品はネオクラシカルインスト作品であるSTEVEN ANDERSONの1stです。あと1998年度の人気投票のベストアルバム部門で投票したZENOの3rdには思い入れが有ります。

No title

皆さんの書き込みが意外と多くてうれしい驚きでした。
ゼロ・コーポレーションの時代から地道に活動してはいますが日本ではイマイチ知名度が上がらないバンドですね。
DREAM THEATERを筆頭にプログレメタルバンドは数々いますが、個人的にはDTに引けを取らない高品質な作品を発表してきているバンドだと思います。むしろ、メロディの質で言うと頭一つ抜きん出ているといっても過言ではないとも思います。
特にここ数作は、他の方もおっしゃっているようにロイ・カーンに合いそうな曲、どこか粘り気のあるメロディが聴かれるようになり、一気にメジャー感が増した気がします。

先日のRING OF FIREとカップリング来日!なんてことになったらいいなあ。レコード会社違うから無理ですかね。

ちなみに僕的にはゼロ・コーポレーションと言えばTeNとBAD HABITです。

新たなMVが…素晴らしい。

たまたま2時間ほど前に、このバンドの新たなMV「Haunted」と言う曲の動画がアップされており、すぐに観(聴き)ましたが…これは間違いない、本当にメロディーの質が高く良いバンドですね!
「Silenced」と共に、その曲も私の琴線触れられまくりで、特に2′38〜の流れにはヤラレました…上手い!

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>ゆうていさん

このサイト/ブログのど真ん中ではない(?)サウンドにゆうていさんのど真ん中があったようですね(笑)。

よほどその手の音楽が好みでなければ、DREAM THEATERタイプのマイナーなプログ・メタル・バンドを聴くくらいならDREAM THEATERをしっかり聴き込む方がいいというのは同感です。

"THE ASTONISHING"がやや冗長な仕上がりだったのは事実ですが、1作スベったくらいで見限るのは厳しすぎるのではないでしょうか(笑)。

ゼロ・コーポレーションのアルバムで一番売れたのは間違いなくFAIR WARNINGの"GO"でしょうね。

>mephistoさん

正直私もこのバンドのエントリーにコメントが付くほどの反響があるとは思っていませんでした(笑)。

日本ではそもそもプログ・メタルの人気が今ひとつなのでこれほど高品質なバンドであってもマイナーな存在に甘んじているのが残念ですね。

RING OF FIREとのカップリングだと人集まりが悪そうなので、DREAM THEATERの前座をやるのが一番ファンを増やせそうな気がします(笑)。

>Kazuriさん

どうやら完全に本作がツボに入ったようですね(笑)。

"Haunted"、たしかに2′38〜のメロウなパートのメロディは魅力的ですね。

重複コメントは削除しておきました。よくあること(?)なのでお気になさらず。



ありがとうございました。

adoreさん。
大変お手数おかけしました(汗)

確かに今回ツボに入っちゃったようです(笑)
私は基本的にメロパワ系が大好きなもので、プログ・メタル系は何組か聴いてみた時期もありましたが、他の方(ゆうていさん?)が仰ってるように私も「DTを聴けばそれで良いのでは…」と同じ結論に至り、結局現在でも「DTこそが原点にして頂点」のままです。
おそらく今回の彼等を気に入ったのは、超絶技巧奏大作タイプとは、また違う歌メロ(もちろん演奏は素晴らしい)で「グッと聴かせる」感じだったからだと思います(ただのロイ・カーン系歌メロ好き?(笑))

※このバンドに関するコメントに+αで、
あなたの「ゼロ・コーポレーションと言えば…このバンド○○!」みたいに少しなりそうで、なんだか面白かったですw
※マスカーレドの1stも実に良かったなぁ(笑)

>名無しのメタラーさん

HNが外れていますが、Kazuriさんですね。

メロパワ系が好きなのにこのバンドにハマるとは、おっしゃりようからしてもKAMELOT好きなのですね(笑)。

ゼロ・コーポレーション、それだけ90年代のHR/HMファンには強い印象を残したということなのでしょうね。

MASQUARADEの名前を挙げるあたりでそれなりの年齢とお見受けしました(笑)。

アピールしてるみたいでしたね(照)

あ、HNはずれてましたね…恥ずかしい(汗)

そうなんです、KAMELOT大好きなんですよ。
自分のコメントからもアピールしてるみたいでしたね、これまた恥ずかしい(笑)
ロイ・カーンのことはCONCEPTIONのアルバムを持っていましたので、すでに知っていましたが、まさかKAMELOTに加入してから、彼もそうですけど、それ以上にバンド自体があんなに大化けするとは…まさに「最高のケミストリー」でビックリして「Forth Legacy」をCDショップに即買いに走った思い出があります(笑)STRATOVARIUSもコティペルトさんが加入してからの初アルバムを聴いた時も「はい来たー、これから先どんどん来るぞ、本領発揮だ!」と思いましたね(笑)

あらら…長々と大変失礼致しました(汗)
Masuqueradeから、それなりの年齢…あはは、そうですね、それなりの年齢ですwどうぞ宜しくお願い致します。

楽しみにしていたアルバムです

大ベテランバンドであるにも関わらず、前作の2枚組大作『Legends Of The Shires』をきっかけにTHRESHOLDを知ったにわかです。メロディーに重点を置いた楽曲重視のプログレが好物の僕にはどストライクなサウンドでした。

今作は「前作の兄貴のようなアルバム。もっと暗くてメロディアスだけど」とバンドが事前に語っていた通りのサウンドですね。アートワークについて、前作がファンタジックで美しい自然だったことに対し、今作は荒涼とした廃墟であることにも前作との関係性を勝手に感じています。

「メロディーの質の高さはプログレ界でも随一だなぁ」などと思いながら何度もアルバムを繰り返し聴いています。

>オウムガイさん

THRESHOLDをいきなり2枚組の前作からトライする勇気のある方もいらっしゃったんですね(笑)。

まあ、元々プログレ系の音がお好きなのであれば、大作志向はマイナスにならないのかもしれませんが。

このバンドは歌メロがいいし、冗長になりすぎないのが素晴らしいですよね。日本でももう少し売れてもおかしくなかったと思うのですが。