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THE BIG DEAL "FIRST BITE" アルバム・レビュー

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東欧セルビアで最も有名なメタル・バンドのひとつ、ALOGIAのギタリスト、スルジャン・ブランコヴィッチとドラマーのマルコ・ミロジェヴィッチが、2020年にキーボーディストとしてALOGIAに加入したネヴェナ・ブランコヴィッチと、新たに発掘したアナ・リコリッチの2名の女性をヴォーカリストに結成したTHE BIG DEALのデビュー・アルバム。

このバンドのベース・パートを担当するのは『Frontiers Music』を代表する音楽クリエイター、アレッサンドロ・デル・ヴェッキオなのですが、このバンド自体が『Frontiers Music』によって仕立てられたプロジェクトというわけではなく、何の縁があったかわかりませんが、アレッサンドロ・デル・ヴェッキオがこのバンドを『Frontiers Music』に紹介した、ということがFacebookに書かれています。

音楽性はALOGIAにフォーク風味という形で存在していた「東欧っぽさ」は殆ど感じられない、華やかなアリーナ系のメロディアス・ハード・ロック/メタルで、楽曲クレジットに明記はされていないものの、恐らくはアレッサンドロ・デル・ヴェッキオの関与による『Frontiers Music』プロダクションによるものでしょう。

女性ツイン・ヴォーカルをフィーチュアしたキャッチーな80年代スタイルのメロハーを基本にしつつ、元々パワー・メタル/プログ・メタルを出自に持つスルジャン・ブランコヴィッチのギターはかなり主張していて、メロディック・メタルのファンにとってもなかなか聴き応えのあるサウンド。

歌メロがなかなか華やかかつダイナミックで、それでいて欧州ならではの叙情性も多分に含まれており、悪く言えばちょっと垢抜けない感じなのですが、個人的にはこういうの大好きです。

楽曲はAOR風、R&R調、ややメタリックなものまで適度にバラエティがありつつ粒ぞろいで、今年日本盤が出なかったメロディアス・ハード系のアルバムではピカイチなんじゃないでしょうか。

ネヴェナ・ブランコヴィッチさんはスルジャン・ブランコヴィッチの娘さんなんですかね? ALOGIAのもう一人のギタリストもスルジャンの兄弟であるミロスラフ・ブランコヴィッチなので、ブランコヴィッチ家の一員であることはほぼ確実だと思いますが。

日本ではゴージャスなブロンド美女であるネヴェナよりも、黒髪でおとなしそうなアンの方が人気が出そうですね。でも実は性格がいいのはネヴェナの方なんじゃないかという気がします(妄想)。

しかし、片割れが有名(?)ミュージシャンの血縁であるツイン女性ヴォーカルのバンドって、なんだか今はなきALL ENDSを思い出しますね。あのバンドのように短命に終わらないといいのですが。【85点】









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コメント

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NevenaはSrdjanの嫁さんです

>名無しのメタラーさん

なんと、奥さんなんですか。「俺の妻の魅力を見せつけてやる」バンドなんですね(笑)。

教えていただきありがとうございました。