fc2ブログ

TWILIGHT FORCE "AT THE HEART OF WINTERVALE"が1月20日(金)国内盤発売

twilightforce04.jpg

既に6月に来日公演も決定しているスウェーデンのシンフォニック・パワー・メタル・バンド、TWILIGHT FORCEの通算4作目となるフル・アルバム"AT THE HEART OF WINTERVALE"が1月20日(金)がワードレコーズから日本盤リリースされます。

シンフォニックでドラマティックでありながら、パワー・メタルとしての疾走感を忘れない彼らのサウンドは、ある種日本の「メロスピ」
ファンが理想とするサウンドであると思われるわけですが、なぜ彼らの音楽はここまで日本人好みなのか。

その答えのひとつが本作からの先行公開MVで、バンド名を冠した"Twilight Force"の、クリスタルを中心に描かれるファンタジー世界、そしてファミコン風(スーパーファミコン風?)のピクセルアート・ビデオ、どちらも日本が誇るRPGシリーズ『ファイナルファンタジー』愛に溢れています。

元々BLIND GUARDIANとかRHAPSODY OF FIREといったこの手のファンタジーをモチーフにしたエピックなパワー・メタル・バンドというのは、『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』のトールキンだったり、マイケル・ムアコックだったりといった欧米のファンタジー作家の作品、あるいは北欧神話などにインスパイアされてあの作風を生み出しています。

『ファイナルファンタジー』や『ドラゴンクエスト』といった日本のファンタジー系RPGもそうで、トールキンをはじめとする欧米の作家が創造した世界観、そしてそれをベースに作られた『D&D』や『T&T』といったテーブルトークRPG、『ウィザードリィ』や『ウルティマ』といったコンピューターRPGの影響を受けて生まれたものです。

しかし、時代は巡り、欧米の作品に影響を受けた日本の作品に影響を受けた欧米のバンド(ややこしい)がこうして誕生しているのです。ドラクエもFFも1作目からリアルタイムでプレイしている(全作ではないですし、特に近年の作品はあまりプレイできていませんが…)J-RPG世代ど真ん中の私のような人間には感慨深いものがありますね。

「いや、パワー・メタルは好きだけど、別に世界観なんてどうでもいいんですけど」という方もいらっしゃると思いますし、ぶっちゃけ私も英語がスムーズにヒアリングできるわけでもないので歌詞はどうでもよかったりするのですが、日本人と感性が近いものを感じるという意味で、このバンドの音楽は私のような日本のシンフォニック・パワー・メタル・ファンのツボを外さないだろうな、という気がしています。

ちなみに前作“DAWN OF THE DRAGONSTAR”(2019)発表後、ドラマーがチェンジしているそうですが、MVを視聴する限り、ネガティブな影響はなさそうですね。





関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

Sunlight KnightのMVに日本のフリー素材サイトが複数クレジットされているのは流石に驚きました。JRPGというか、JRPGインスパイアな個人制作のフリーゲーム風味というか、いずれにしても親しみが持てていいですね。

個人的にはこういうJRPG風味なのに(?)国内盤ボートラがなさそうなのが意外でした。輸入盤のデジパックには新曲らしき曲が1曲とオーケストラバージョンが2曲入ってるみたいなんですけどこれで国内盤ボートラなしは珍しい気がします。

Dragon Forceなんかもそうですが、このバンドも含めゲーム音楽のようなキャッチーさが親しみやすさに繋がっている面は大きそうですよね。


ちょっとジャンルが違いますが、SABATONやPower Wolfなんかが日本ではあまり人気が無いのは少し世界観が取っ付きづらい所があると思いますし。

最早懐かしさすら感じるジャケット

懐かしきドット絵RPG風PVに、昔のD&Dのパッケージを感じさせる様なアルバムジャケット。
メンバーもウィザードリィを始めとする古い3DRPGのロールを思わせる出で立ち。
エルフ(ギター)二人のネーミングは明らかにロードオブザリング関連からの影響を感じさせてくれます。

私と比べると、彼等はもうちょっと若いんだろうとは思いますが、本当にこういう懐かしい感じのファンタジーが好きなんだろうな、と感じさせてくれます。

>einさん

日本のフリー素材で作られた動画が欧米のアーティストのMVになる、というのはひと昔前だと考えられませんでしたね。

これだけ親日にもかかわらず日本盤ボートラなしは、レコード会社がケチったのでしょうか(笑)。

>ごえたさん

このバンドやDRAGONFORCE、そしてHELLOWEENにはいい意味での「軽さ」があるというか、あっさりしていますよね。

それに対してSABATONやPOWERWOLF、そして欧州と日本の人気の温度差が大きいBLIND GUARDIANなんかは重厚でコッテリしている気がします。

やはり各国で嗜好の傾向が分かれるということなのでしょうね。

>Ario✠cHさん

ファンタジー系にお詳しいですね(笑)。

全員が同じレベルで好きかどうかはともかく、このバンドのコンセプトを作った人はきっとこういうヒロイック・ファンタジーの世界観が大好きなのだろうと思います。

Twilight Forceは1作目から完全度が高くそこから順調に進化して行ってますが、キーボード奏者とリード・ギタリストはプロのオーケストラ出身ということもありオーケストラやクワイアの細部のアレンジが他のこの手のバンドと比べて突き抜けている気がします。特に2作目以降は、従来のメロパワ的ファンタジーが2Dなら、240fpsで出力された3Dというくらいの鮮明さ、広がり、奥行きがあり素晴らしいですね!

>Makkeyさん

シンフォ・アレンジの完成度といい、メタルとしてのカッコよさといい、このバンドの音楽はRHAPSODY(OF FIRE)が生み出したスタイルの完成形と言っていいクオリティの高さですよね。