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KAMELOT "THE AWAKENING"が3月22日(水)国内盤発売

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アメリカはフロリダ州出身のシンフォニック・パワー・メタル・バンド、KAMELOTの通算13作目となるフル・アルバム"THE AWAKENING"が3月22日(水)にキングレコードから日本盤リリースされます。

前作"THE SHADOW THEORY"(2018)か約5年という、彼らのディスコグラフィーの中では最長のインターバルとなったのは、やはり多少コロナ禍の影響もあるのでしょうか。

前作でドラムをプレイしていたヨハン・ニューンツはすぐに脱退し、同作のツアーをサポートしていた、MEKONG DELTAやCYHRAのメンバーとしても活動し、ANNIHELATORやAXXIS、LUCA TURILLI’S RHAPSODYなどでのプレイ経験があるアレックス・ランデンバーグが正式メンバーとして加入しています。

もはやこのバンドについては世界観が確立しており、ここ数作の作風に満足しているファンであれば失望させられることはないと思われますが、前作からの長いインターバルで作り上げた25曲から厳選されたという濃密さが吉と出ているのか凶と出ているのかは、先行公開されているMVを視聴する程度で判断することはできないでしょう。

昔、某V系ミュージシャンが自身の音楽を「美学系」と呼んでいましたが、メタル界隈でその言葉が最も相応しいバンドは彼らなのではないかと思います。加入から10年を超えたトミー・カレヴィックもすっかりバンドの顔になった観がありますね。

もはやこのバンドのアルバムにおける定番の「お楽しみ」となった女性ヴォーカリストのゲストは、このバンドとは縁の深いシモーネ・シモンズ(EPICA)と、スイスのモダン・シンフォニック・メタル・バンド、AD INFINITUMのメリッサ・ボニー。その他、SABATONやBEYOND THE BLACKなどとも共演経験があり、グラミー賞にもノミネートされたことがある中国系アメリカ人チェロ/二胡奏者、ティナ・グオも参加しています。







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コメント

非公開コメント

ありがとうございます。

KAMELOTの新作紹介、ありがとうございます!
「ダークでドラマティック」「壮大なメロディーライン」「耳から離れないコーラスワーク」「大きく刻むヤングブラッドの分厚いリズムトーン」
今のとこ変わらず貫き続ける彼等らしい世界観。
発売されたら、ゆっくり聴きたいと思います。

もうKAMELOTに関しては、しっかり継続して新作が発売され、自分は観れなくともLIVEツアーが行われる"現役バンド"として活動してくれれば、それで嬉しいです。(甘々…笑)

adoreさん、公私共に大変お忙しい日々を過ごされてるとの事ですけども、どうぞ体調管理には十分お気を付け下さいね。

おはようございます

ヤニ・リマタイネンがこちらのアルバムに収録されている曲"The Great Divide"に関わったという事で、その曲を今聴いています~ドラマティックでメロディアスでとても聴きやすいですね。

別記事に貼られているMAJUSTICEの動画も試聴しました、トルキもイトケンも好きなのでこちらも聴きやすいです。

公私共にお忙しいadoreさんのARCH ENEMYライヴレポ、タクシーに乗って高速道路を使う辺りから忙しなさが伝わってきました。

>Kazuriさん

お礼を言われるようなことなのかどうかわかりませんが、どういたしまして(笑)。

甘々なファンがいるからアーティストは生活していけるのです。ぜひ優しく応援してあげてください(笑)。

割と健康オタクなので、体調管理は一応気を付けているつもりです。ただ、健康において一番大切な睡眠時間がままならないのがちょっと問題ですが(苦笑)。

No title

One More Flag In The Groundを聴いてついにヘヴィネス系に振れたかと思いましたが、残りの曲はいつものKAMELOTで安心しました。
ドラマティックな展開も、大仰でシアトリカルな曲調も最高です。

しかし、このバンドがアメリカ、しかもフロリダというのはいつまで経っても違和感が消えませんなw
アメリカはアメリカでも東海岸ならまだ何となく雰囲気もわかるんですが。

>きーとすさん

ヤニ・リマタイネンの名前に惹かれてKAMELOTを聴くとは、さすがですね(笑)。

"The Great Divide”はKAMELOTの中でもわかりやすいパワー・メタル曲なので、そういう曲を作るに当たってヤニに協力を仰いだのだとしたら、KAMELOTも心得てますね(笑)。

>結城真之介さん

ヘヴィな曲というのはこれまでもKAMELOTのボキャブラリーの中にあったと思いますが、MV曲にこの曲を選ぶあたり、日本のファンが求めるKAMELOT像と、トーマス・ヤングブラッドが考えるKAMELOTの本質というのはちょっと違いそうですね。

フロリダはSAVATAGEやCRIMSON GLORY、ICED EARTHなども輩出している地なので、むしろアメリカにおけるこの手のサウンドの中心地というのが私の印象です。

iced earth、フロリダなんですね。てっきり欧州のバンドだとばかり…。
西海岸はスラッシュメタル、デスメタル、ヘアメタルのイメージでした。
シアトリカルなのは東で、スラッシーなのは西、と言うのは乱暴な認識でしたね。

>結城真之介さん

ICED EARTHも欧州っぽいバンドですよね。中心人物のジョン・シェイファー(G)はBLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュ(Vo)とプロジェクトを組んだりしていましたし。

いっそ彼らが欧州のバンドだったら、ジョン・シェイファーもアメリカ連邦議会の襲撃事件に参加したりしなかったのでしょうが…(苦笑)。

もしかすると、フロリダをどこか他の場所と勘違いされているのかもしれませんが、フロリダは一般的には西海岸とも東海岸とも言われないカリブ海と大西洋に面した南の半島ですね。アメリカの西半分か東半分かで言えば東です。

メタル的にはDEATHやMORBID ANGEL、CANNIBAL CORPSE、OBITUARY、DECIDEといったデス・メタル・バンドを数多く輩出した地として知られているように思います。

いずれにせよ、北欧だってメロディックなバンドだけでなくエクストリームなバンドやオルタナティブなバンドもいるわけで、傾向はあっても音楽と地域性を単純に結びつけるのは特に多様化が進む現代においてはちょっと無理があるのかもしれません。

これはお恥ずかしい…。メキシコ湾に突き出した半島でしたか。勉強になりました。

変わらぬ高品質なシンフォニックパワーメタルですが
個人的にはカーンのVoを全面に出していた
キャッチーな作風のブラックヘイローが彼らに求める音かな…
ギターの主張がどんどん無くなってるのも残念です
テクニカル系ではなくともトーマスのプレイが好きだったので

>結城真之介さん

アメリカの州の位置関係って多すぎ&大きすぎでとても憶え切れませんよね…。
多分アメリカ人でも全て正確に言える人って殆どいないのではないでしょうか。

>亀炉戸さん

私のようなライトなファンには大筋で"THE BLACK HALO"とそこまで大きな変化があるとは思っていないのですが、トミー・カレヴィック加入後は全体的に少し小ぎれいになった印象はありますね。

その一因はたしかにトーマスのギターの自己主張の減少にあるかもしれません。きっともう自分をギタリストというよりは作曲家と位置付けているんでしょうね。

メリッサ・ボニー

Kamelotとは関係なくてすみませんが、気になるシンガーですね、Ad Infinitum が本筋なんでしょうが、ここ最近、他にも色んなところに出てきます。
前のバンド(Rage of light)ではデス声を主に普通声も駆使して独自性を出してました現在はグロウル封印なんですかね。
と思いきや、いやいやなんの、今年はじめにKamelotブラジルツアーに帯同した時のファンカムを見ると、”Liar liar”とか”Sacrimony”のアリッサパートで、しっかりデス声出して(なんかセクシーな衣装と大胆なポージングで)熱唱してました。

>バモスラピドスたらさん

HNは変換ミスでしょうか(笑)。

KAMELOTはもはや女性メタル・ヴォーカリストの登竜門になりつつありますね。

今月リリースされるAD INFINITUMのアルバムが売れたら「KAMELOT効果」と言われるのでしょうか…。