fc2ブログ

METALLICA "72 SEASONS"が4月14日(金)国内盤発売

metallica11.jpg

METALLICAの通算11作目となるオリジナル・フル・アルバム"72 SEASONS"が4月14日(金)にユニバーサルミュージックから日本盤リリースされます。

METALLICAの場合、特にアーティスト名の前に説明が不要なのがいいですね(笑)。

彼らほどのビッグ・ネームになるとメタル系のメディア以外でも取り上げられるし、いろいろな人が勝手に良い所を見つけて褒めてくれる(相応に批判もありますが)ので、もはやこのブログでとやかく言うこともないのですが、現代におけるメタルの代表的存在であり、ポップ・ミュージック界隈においてほぼ唯一ビッグ・アーティスト扱いされる彼らの新作をスルーするのもいかがなものかという気がしたので(実は前作はスルーしたのですが/笑)、一応触れることにしました。

先行公開されているMVを視聴しての印象は「前作踏襲」で、「ああ、彼らにとって“ちょうどいい”スタイルがこれなんだな」と思いました。自分たちに求められているメタルっぽいヘヴィなパブリック・イメージと、"LOAD"(1996)ではいささか反動的に極端な形で表出していた「メタルのスタイルに縛られたくない」気持ちの「落とし所」になるスタイルというか。

『BURRN!』誌のレビューで編集部員の前田氏が「敢えて過去のアルバムを引き合いに出すなら1stを思い出すことが多い。次いで4thと5th。2ndと3rdを思わせるところは余りない」と評しているが、私が好きなMETALLICAというのは基本的に2ndと3rdの、様式美的な要素があるメタル・サウンドなので、そういう意味で近作同様、私にとってはあまり琴線に触れない作風だと思われます。

とはいえさすがにここまで上り詰めただけはある説得力と個性があって、もはやメタルというよりはロックとしてカッコいい音だとは思いますし、それは2ndや3rdにあった「メタルの型」を脱しているからこそのカッコよさなので、これはこれでいいんだろうと思います。

むしろ私が気になるのは、同じシンコーミュージックから出ている『YOUNG GUITAR』や、フリーペーパーに過ぎない『激ロック』でさえMETALLICAを表紙にしているのに、日本を代表するメタル専門誌であるはずの『BURRN!』の表紙が彼らではなくANTHEMであることですね。インタビューが間に合わなかった、ということなのではないかと推察していますが。









アメリカでは本作のリリースに合わせて人気テレビ番組でライブ・パフォーマンスが披露されるあたり、ビッグになるって素晴らしいですね。







関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

メタリカはメタリカ

もう、ヘヴィメタルとかヘヴィロックとか、ジャンル分けが必要のないほどビッグなバンドですよね。
本作(いちよう抑えちゃいましたけど・・・)は、個人的にイエローアルバムと呼んじゃうほど、ブラックアルバム(5th)に近いものを感じましたね。良曲がそろってるかな、と思います

P.S.そろそろ、こちらも最近の雑誌の表紙を飾りまくっている別バンド(バンドではない?)の新作レビューも来るのかしら?ズムズムズム・・・

>papadpn1966さん

しかしいかにビッグになろうとも、バンド名がバンド名だけに、メタルファンではない人ほど「メタル」の代表バンドと見做してしまうでしょうね。

だからこそ、メタルというジャンルが認知されるという面もあるのだろうと思いますが。

レビューは、手が回れば、という感じですね…(苦笑)。せっかく新メンバーも入ったことだしあらためてちゃんと向き合いたい気持ちはあるのですが。

72候

新作のタイトルが”72 Seasons”と知った時に頭に浮かんだのが、古くから中国とか日本にある「72侯」でした。お、いよいよMetallicaもアジア意識しだしたのか、と思っていたら、何のことはない、4 seasons (1 year) x 18 years、つまり生まれてから最初の18年、大人になる前の、人生最初の18年間に形成される人格の重要性や影響がテーマ(ラーズがジェームスとMetallicaを結成したのも18歳の時)とのこと。
今作のツアーにアジアは入ってないそうで、本国で大成功してるバンドだけに、東の端っこにまで来る必要なさそうですね。あるいは、この春にMegadethはじめ色んなバンドが来日したように、来年の桜を狙ってるのかな?

ちなみに私も(というかもしかしたら本サイトの定期訪問者=MGBメンバー?も)2nd 3rdが好みで、付けて頂いたライブ映像みて、Master of Puppetsやっぱかっけー!って思いました。

>バモスラピドスたらさん

深読みでしたね(笑)。いずれにせよパーソナルな歌詞なんてのも本来メタル的ではないもので、そういう意味でもMETALLICAの音楽はもはやメタルという狭い領域で語られるべきものではないのでしょう。

私はメタルに対しては超保守的なので、今のスタイルで演奏される"Master Of Puppets"には緊張感が足りないと感じてしまいますが(笑)。