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SCAR SYMMETRY "THE SINGULARITY PHASE II – XENOTAPH"が6月9日(金)国内盤発売

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スウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンド、SCAR SYMMETRYの、実に9年ぶりとなるニュー・アルバム、"THE SINGULARITY PHASE II – XENOTAPH"が6月9日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

前作までは、メンバー・チェンジなどを挟みつつもかなりコンスタントにアルバムをリリースしていただけに、この9年という長いインターバルは「力尽きたか…」と思わせるに充分な長さでした(もしかしたら育児が忙しいライフステージのメンバーが多かったとかそういうことなのでしょうか)。

まして前作"THE SINGULARITY PHASE I – NEOHUMANITY"(2014)は、あらかじめAIをテーマにしたトリロジー(三部作)であることが予告された上での第1弾だったから、まさかその続編が9年も待たされるとは完全に想定外でした。

そして先行公開されているMVを視聴する限り、SCAR SYMMETRYのヘヴィでちょっとプログレッシブで、そしてメロディックなコーラスは健在で、待ちに待っていたファンであれば快哉を叫ぶ仕上がりになっていそうな感じです。

個人的な嗜好からすると以前からAメロ(メロ?)などはちょっとブルータルすぎると感じることが多いバンドなのですが、サビのコーラスにおけるメロディの煽情力とサイバーなスケール感は相変わらず見事なもので、なかなか他のバンドでは代替できない魅力があります。

やはりこれは昨今世間を騒がせているChatGPTの登場によって、いよいよシンギュラリティが近づいたということで「やべえ、そろそろ出さないと現実に追い越される」と危機感を募らせたことが、9年ぶりのリリースにつながったということなのでしょうか。

ちなみに、少なくとも無料版のChatGPTにおいては、一定以上マニアックなメタル・バンドについては全く正確な情報を提供してくれないことは確認済みです(笑)。





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コメント

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世界観も独特で良いですよね、このバンド。
ただ、個人的に前任Voのクリスチャン・アルヴェスタムがとても好きでして脱退してしまってからは軽く聴いてみるだけにはなってしまってます。

Solution45.も音沙汰ないしそろそろシーンに顔を出してほしいです…

>ごえたさん

このバンドを単なるSOILWORKフォロワーから差別化しているのはこのサイバーな世界観と言っていいでしょうね。

私もクリスチャン・アルヴェスタムは素晴らしいヴォーカリストだと思っていました。

調べてみるとSOLUTION45.の最後のアルバムが出て以降も活動自体はコンスタントにしていて、昨年はMISERATIONというバンドと、PRE-HUMAN VAULTSというバンドでアルバムを出していますが、日本盤が出るレベルのバンドで活動してほしいですね。