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JAG PANZER "THE HALLOWED"が6月23日(金)国内盤発売

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結成は1981年にさかのぼるアメリカはコロラド州出身のベテラン正統派メタル・バンド、JAG PANZERの、前作"THE DEVIANT CHORD"(2017)以来、約6年ぶりとなる通算11作目となるフル・アルバム"THE HALLOWED"が6月23日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

このバンドについては過去にジョーイ・タフォーラというテクニカルなギタリストが在籍していたことで速弾きギター・マニアに知られ、2023年の今となってはNEVERMOREやMEGADETHでの活動で知られ、現在はIN FLAMESに在籍しているクリス・ブロデリック(G)が1997年から2008年まで参加していたバンド、と説明したほうが通りがいいでしょうか。

欧米の正統派メタル・マニアの間ではカルト的な人気と評価があるバンドで、二度の解散を挟みつつもこうして活動を継続し、今回も元『NUCLEAR BLAST』の創設者が新たに立ち上げた注目のメタル・レーベル『ATOMIC FIRE』から新作をリリースしています。

しかし、日本での認知・人気はさっぱりで、実は日本盤が出るのは40年におよぶバンドの歴史でこれが初めて。

ただ、個人的にはそれも納得で、過去作も何枚か聴いているのですが、全く良いと思えたことがありません。正統派であることは疑いないというか、それ以外にはカテゴライズしようがない音楽性ではあるのですが、どうにもこうにもフック不足で、聴いていると「ひょっとすると自分はヘヴィ・メタルが好きではないのではないだろうか?」という疑念が芽生えてくるほど(苦笑)。

ただ、これはこのバンドに限らず、アメリカのバンドで「正統派」にカテゴライズされるバンドの多くに感じる感覚で、その手のバンドは主に欧州、特にドイツ辺りで評価が高かったりすることが多いのですが、日本ではあまり人気が上がらないケースが多いので、これはもう民族的な嗜好の違いと言っていいのではないかと思っています(?)。

このブログは基本的に私が良い、良さそうと思ったアルバムを紹介するというのが運営方針(というほど大げさなものではありませんが/笑)なのですが、今回は例外です。なぜ今更このバンドのアルバムが日本盤リリースされたんだろう?という疑問が芽生えたので書いてみたというか。

どうもワードレコーズって自社内にメタルの目利き(国内マーケティング的な意味で)をできる人がいなくて、海外のレーベルのオススメをそのまま受け入れてしまっているのではないか、というのが私の仮説というか印象です。







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コメント

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読み応え満載でした(笑)

聞き所ならぬ、読み応え満載の記事でした(笑)

①偶然を呼び込んだ"JAG PANZER"。
新しく「新作紹介」の記事がUPされていて、そのバンド名とジャケを見た時に「えっ?…このバンド?うそでしょ、adoreさん?!(笑)」…と思ったのも、ちょうど昨日Youtubeでメタルの新作アルバムがフルで聴ける、とあるチャンネル内でこの作品が新UPされていて聴いてたからです。結果はadoreさんの感想と全く同じく、私も何ひとつ良さを感じられず「な…なんだこれ(汗)」と聴くのを止めました(苦笑)
adoreさんが、あえて今回このバンドの作品を紹介した理由を知って、ある意味納得しました(笑)

②まさかの"ジョーイ・タフォーラ"。
まさか、この令和…このようなバンドの話の中から"ジョーイ・タフォーラ"の名前を目にするとは思いもしませんでした、在籍してたとは(苦笑)今現在は持っていませんが、過去に彼のソロ作品を2枚程持っていて…間違いなく速弾きやテクニックも有り巧くて、なかなか楽曲も良かったのですが、登場したタイミングが悪かったですよね…ほぼ同時期にトニー・マカパインやヴィニー・ムーア、デビューして間もないリッチー・コッツェンなどの作品が注目・話題になってましたから…ちょっと可哀想な感じ(苦笑)

③adoreさんの"ワードレコーズ仮説"
この仮説、印象?の言葉には「クスッ」と笑ってしまいました。いや、「ほんとに、そうなんじゃないですか?」と思っちゃいますよ(笑)
それでしたら、adoreさんを始め、このサイト/ブログに集まる沢山のメタル愛・猛者な方達からの「まだ日本盤デビューしてない・発売されてない」期待出来る、カッコ良い、素晴らしい(実力あるのに)バンド/作品を発掘・紹介してもらったり、ここのような場(コメント欄も)などをレコード会社がリサーチして、そこから何度も目にするバンド名/作品、反応などから契約〜発売した方が、今回のような作品より、ずっとHR/HM好きに対しては売れるのではないかと思うのですが…なんて、そんな軽々しく言わないで!…って感じですよね(笑)…あら、長文、失礼致しました(苦笑)

No title

まさかadoreさんのブログでこのバンドが紹介されるとは...
多分日本盤は売れないですよねこれ...ファーストをリイシューしてカルト的名盤!みたいな帯付けた方が売れますよきっと(笑)

正直ヨーロッパのメタルマニアでもこのバンドってファーストしか聞かれてないんじゃないかなという気がしていたので、Atomic Fireからリリースされること自体かなり驚いていました。

しょ、消費者は正直ですから...

>Kazuriさん

このエントリーにそこまで読み応えを見出していただいてありがとうございます(笑)。

恐らくこのブログのセレクトに共感してくださるような方であれば、このバンドは少々厳しいですよね…(苦笑)。

しかしジョーイ・タフォーラのアルバムを2枚も持っていたとは、コアですね(笑)。

ワードレコーズの感覚については疑問がありつつ、一方でこのようなブログに集うようなかなりマニアックな人間の感性に合わせるとそれはそれで商業的に失敗しそうな気がします(苦笑)。

>紅さん

おっしゃる通り、このバンドはファーストが「カルト名盤」扱いになっていることでここまでキャリアを重ねることができているという面がありますね。

一応欧州では根強い支持があるということになっているようですが、本当にみんな良いと思って聴いているのかな…と思っています(苦笑)。

私はグラハム・ボネットのファンなので、GBBの2ndアルバムで弾いたジョーイ・タラフォータが参加していたバンドという認識でしたが……。
MVの曲は時折グッとくるフレーズはあるのですが、基本的には地味でパッとしない印象。
なんだかこのバンド、アクセル・ルディ・ペルと、ドイツなどで実力以上に評価されてるところが似てる感じがするんですよね。

ところで先程偶然知ったのですが、グリムリーパーのスティーブ・グリメットが去年の8月に亡くなっていたそうです。良いシンガーでまだ若いだけに残念です。

>Lokiさん

消費者の正直さは、きっと本作のセールスで確認できることでしょうね…(苦笑)。

>周蔵さん

周蔵さんに限らず、このバンドの日本での認識はほぼ「ジョーイ・タフォーラが昔いたバンド」だと思います。

このバンドにせよAXEL RUDI PELLにせよ、実力が低いのに評価されている、というよりは、評価軸となる感性が日本人と異なるだけなんだろうと思います。

スティーブ・グリメットの訃報はネットニュースや『BURRN!』でも取り上げられていたので知っていましたが、残念ですね。

長生きしそうな体型ではありませんでしたが(苦笑)、素晴らしい歌声の持ち主でした。

MV視聴しました

過去にテクニカルなギタリストが在籍していたことで速弾きギター・マニアに知られ、日本での認知・人気はさっぱりなアメリカの「正統派」にカテゴライズされるバンド…… VICIOUS RUMORSかな?

adoreさんにボロクソに酷評されているのでどんなに酷いものかと怖いものみたさにMVを見てみたら良いじゃないですか!(◎_◎;)。
貼られているMV3つとも良い。ヴォーカルと歌メロは正直に言って好みでは有りませんが演奏、特にピロピロしたギターが私好みで素晴らしいと思いました。MV2つはYouTubeで作成している2023年マイベストリストに登録しました。ちなみにそのリストにはEXTREMEもザワイナリードッグスも2曲ずつ入れています^^;。

まさかの"ジョーイ・タフォーラ"

コメント連投失礼します

adoreさんがおっしゃる通り、ジョーイ・タフォーラのアルバムを2枚も持っていたコアな方がMETALGATE BLOGにいたとは驚きました!(◎_◎;)

自分もBURRN!でジョーイ・タフォーラのアルバムが紹介されたときにあちこちのレコード店を探し回ったのですが、結局手に入らなかったんですよね。あとヨラン・エドマンが在籍していたMadisonも一緒に探していたのですが、1stは新宿レコードで見つけたものの、結局2ndは手に入らずじまい。それがいまやたいていのアルバムはYouTubeで聴けるわけで、便利な時代になったと思う反面、アルバムは売れないからバンドをやろうとする若人が少なくなる訳だとなんだか複雑な心境です。

ジョーイ・タフォーラは1枚目こそネオクラシカル路線ですが、2枚目からは路線変更を酷評されていたので、興味を持てませんでした。トニー・マカパインもヴィニー・ムーアも3枚目から路線変更したので同様です。ただトニーもヴィニーも90年代に入って、ネオクラシカルに回帰したアルバムを制作したのでそれらは気に入っています。

ちなみに自分が好きなジョーイ・タフォーラの曲はFire in the Lakeです。トニーのkeyが素晴らしいので気に入っています。

他にトニー・マカパインだとEmpire in the sky、ヴィニー・ムーアだとN.N.Y(この曲もトニーのkeyが良い仕事をしている)、リッチー・コッツェンだとCryptic Scriptがお気に入りで、YouTubeで80年代ROCK BESTを作成して通勤中に車で流しています。

メタルリスナーはやはり歌が入っていないと無理という方が多いイメージが有るので、インストも好きな方がいらして嬉しいです\(^^)/。

コメント"ジョーイ・タフォーラ"編

当時ジョーイ・タフォーラのアルバム(2枚)は何人かの同級生も持ってたりしたので"コア"という感じがあんまりしないんです(苦笑)
それでしたらリッチー・コッツェンの1stアルバムの方が私ぐらいしか持っていなくて、何人かから「落ち着いたら貸して〜♪」と言われてましたね(笑)

ギターはもちろん、何かしら楽器をプレイする人(HR/HM好き)の間では、当時マイク・ヴァーニー発掘系の凄腕ギタリストのアルバムは大人気/必聴で耳コピしたりしてましたからね…なのでインスト・アルバムには何の抵抗もありません(笑)
あとアル・ディ・メオラやパコ・デ・ルシア(フラメンコ)などの別ジャンルの作品も最高に素晴らしく大好きですね。

さすがは"ネオクラ教授"ゆうていさん。
お好みの楽曲がマニアックで玄人ですね(笑)
私のような超ベタ/ミーハーな人(笑)は、やはりヴィニーでしたら「IN CONTROL」「MORNING STAR」が、トニーですと「HUNDREDS OF THOUSANDS」が大好き過ぎます(笑)

あ…マイク・ヴァーニー系で思い出したのですが、
adoreさん、ゆうていさんは"アトランティス・ライジング(G.ジェイムズ・バード)"というバンドのアルバムは聴かれたことあったり、お好きだったりしますか?私、学生時代にCD持ってて意外と好きだったのですが…誰も知らなくて(苦笑)

>ゆうていさん

私はヴォーカルというか主旋律的なもの(メロデスだとそれをリード・ギターが担っていたりしますね)がしっかりしていないとあまり楽しめないタイプなのでこのバンドは合いませんでしたが、ゆうていさんのような方がいるからこのバンドも活動し続けることができるのでしょうね。

>kazuriさん

マイク・ヴァーニー系のギタリストの曲を耳コピしていたとは凄いですね。私はあれらは自分で弾くことができるものだとは思えませんでした(笑)。

ATLANTIS RISINGは『BURRN!』誌で藤木氏が推していたので聴きましたね。サウンドが軽いとかVoがちょっと説得力不足といったB級ならではの難点はありますが、様式美系HMの佳作だと思います。

ATLANTIS RISING

私が初めてジェイムズバードの名前を知ったのは、BURRN!のレビューで2NDアルバムSON OF MANを購入したおかげです。その東洋的なメロディは私にはジーノロートを想起しました。あのYNGWIEも珍しくインタビューで、ウリみたいな奴だと絶賛していました。そこからライナノーツでATLANTIS RISINGに辿り着きアルバムを購入しましたが、感想は特に覚えていないんだよなぁ^^;。いや確かに買ったのは覚えてる。購入するのに苦労したから(笑)。でもどんな曲だったか、全く覚えていない。多分当時FIFTH ANGELの旧譜が再発したばかりで手に入れ易かったこと。それでFIFTH ANGELのアルバムをヘビロテしていたのでATLANTIS RISINGの印象が薄れてしまったのではないかと。

要するに私はATLANTIS RISINGよりもFIFTH ANGEL派なんだと思います……ボーカル下手だけどね(⌒-⌒; )。