DREAMTIDE / DREAM AND DELIVER

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最近DREAMTALE、BLACK TIDEとレビューしてきたので、DREAMTIDEをレビューしてみました(笑)…てな冗談はさておき。

1st「HERE COME THE FLOOD」収録の「What You Believe In」はFAIR WARNINGの名曲群に迫る名曲だった。

前作2nd「DREAMS FOR THE DARING」はキメ曲こそないものの、非常に平均点の高い楽曲で構成され、個人的にはFAIR WARNINGの再結成アルバムより印象は良かった。

なので3作目となる本作にもそれなりに期待していたのだが…今回はちょっと肩透かし。

全体的に歪みを抑えたギター・サウンドによるレイドバックした曲が多く、(B!の記者が同じ指摘をしたら否定されたそうだが)今ひとつハード・ロック的なイキのよさに欠けること。

いや、別に彼らの魅力は「ハードであること」ではないので、ソフトなアレンジでも「あの」天まで突き抜けるような叙情メロディを聴かせてくれれば何の文句もないのですが、メロディ自体にも「熱さ」が足りないんですよね。

もちろん全体的には充分にメロディアスなのですが、もうひと声、ひと泣き欲しいというのが、FAIR WARNINGのデビュー当時からこの「天空メロディ」に憑いてきた身としては正直な所です。

まあ、もちろんスカイ・ギター(参号機)ならではの「天空サウンド」は、マジでアルファ波が出ているんじゃないかと思ってしまうほど心地よく、そんじょそこらのメロディアス・ハードとは格式が全く違うのだが…。

まあ、そんなことを言いつつ、ポジティヴでほのかにオリエンタルなハード・ロックの#2、このバンドならではのワビサビを備えた泣きがたまらないバラードの#5、#13など、FAIR WARNINGやZENOといった「ウリ一門」のファンであれば聴いて損のないクオリティは充分備えていることは確かです。

ちなみに本作より、ベーシストとして元SCORPIONSのフランシス・ブッフホルツが参加している(このバンドのVoであるオラフ・ゼンクバイルが参加しているウリ・ジョン・ロートのバンドでフランシスもプレイしていたのがきっかけらしい)。
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