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WITHIN TEMPTATION "BLEED OUT"が10月20日(金)発売

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オランダの国民的シンフォニック・メタル・バンド、WITHIN TEMPTATIONの通算8作目となるフル・アルバム、"BLEED OUT"が10月20日(金)にリリースされます。

このブログの新譜紹介記事の99%以上は国内盤の紹介なのですが、本作については国内盤リリースについての情報が現状なく、とはいえ個人的にスルーできないアーティストなのでこうして輸入盤の発売タイミングで取り上げました。

彼らの場合、欧州における人気との温度差があるとはいえ、さすがに日本盤がリリースできないほど売れていないアーティスト、ということではないと思います。

海外のインタビューによると「フルアルバムを書き、シングルでプロモーションし、その後ツアーを行うという伝統的なサイクルを打ち破るために」前作"RESIST"(2019)をリリースした『UNIVERSAL』グループの『Vertigo』を離れ、本作は自主レーベルからのインディー・リリースとなっているのが日本盤が出ない理由なのでしょう。

本作はコロナ禍やらロシアによるウクライナ侵攻などの、問題に満ちた世情を反映し、かなり社会的なテーマを扱った重い内容のアルバムになっているそうで、サウンド的にもこれまでよりヘヴィになっているという評判でした。

実際、先行公開されているMV曲もこれまでよりキャッチーな要素が控えめでヘヴィな印象があり、個人的には彼らのキャッチーな曲が好きだった私にはやや物足りなさがありますが(あくまで過去の好きな曲と比べて、であり、充分にクオリティの高い曲ばかりではありますが)、海外の批評家筋には好意的なレビューを獲得しているようです。

でもこれマジで日本盤出ないんですかね? まあ、今日び日本盤など出なくても普通に聴けてしまうというのが現実であり、彼らのように特にプロモーションを必要としないレベル(欧州では)の存在になってしまうと、自主レーベルから出した方がバンドに入ってくる実入りは大きかったりするのかもしれず、ローカライズするだけの現地レーベルにピンハネされるのは馬鹿馬鹿しい、ということなのかもしれませんが。












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コメント

非公開コメント

家でこのMVを見てたら、嫁からエヴァネッセンスみたいと言われて衝撃を受けました。

within temptation はいつもクオリティの高い楽曲を出してくれますね。高いレベルで安定していて、本当に素晴らしい。日本のマーケットでももっと売れるポテンシャルはあるはずなのですが…。
彼女たちがメインの市場と捉えているだろう欧州では、今更プロモーションも必要ないでしょうし、中間コストをかけてまでCDを出すと言う仕組み自体が過去のものになったとは感じます。私がバンドやってた頃は配信オンリーは厳しかったけれど、インフラ整備された結果でしょうね。
寂しさはありますが、時代の流れですかね。

>結城真之介さん

奥さんのメタル・リテラシーを存じ上げないので何とも言えませんが、英米のメジャーな洋楽しか聴いていない人であれば、WITHIN TEMPTATIONの音楽を聴いてEVANESCENCEを想起するのは自然なことではないかという気はします。

CDはもうCDという「モノ」にこだわる人向けのメディアになってしまっていますね。

ただ、配信でアーティストが得られる収入というのはあまり大きなものではないようなので、アーティストとしてはCDを買ってほしいという声をよく聞きますが。

女性シンガーで、ゴシックが入ったと言う意味では、within temptationもエヴァネッセンスもnightwishもepicaも同じですが、傾向ちゃうやろがいと思います。ちなみに嫁はV系大好き女です。

配信については、本当はプレスや配送なんかの中間コストがなくなるので、利益が出ないとおかしいんです。レーベルの損益が改善される一方、アーティストへの還元が薄いのなら業界として改めるべきですよ。プロモーションによって売れている面は否定しませんが、アーティストがクオリティの高いものを作らなければ売ろうにも売れませんから。

>結城真之介さん

なるほど、ファンと結婚したということですね(笑)。

さほど興味がない人に同ジャンルの傾向違いを聞き分けろというのは酷ではないかと思います(苦笑)。

CDの時代から「アーティストの取り分ってこれしかないんだ…」と思っていましたが、配信になってさらに取り分が減っているらしいので、音楽で食べていくというのがどんどん無理ゲーになっていますね…。

利益配分

そう、絶対にアーティストが一番得するべきと思います。CD購入=アーティストへの投資、というご時世かと思います。音楽で食べていけるくらいの収入を確保してもらって、バイトなんかしないで制作活動に専念→良い作品がハイペースで出てくる、そんな循環が理想的かな、と。ただまあ、潤いすぎて、いわゆるハングリー精神がなくなり勢いある作品を生み出さなくなられても困りますが。
ちなみにウチの奥様はメタルのメの字も知りませんで、メタル絡みの会話は拙宅では皆無です。。

>バモスラピドスたらさん

ファンとしては少なくとも払った金額の半分はアーティストに渡ってほしいですよね。

それでレコード会社や配信プラットフォーム、レコーディングスタジオなどの制作スタッフなどに充分な報酬が行き渡らないのだとしたら、そもそもビジネスモデルが間違っている、ということなのだと思います。

ただ、実際にアーティストに売上の50%を渡したらサブスクなりCDなりの価格を今の5倍10倍にしないとビジネスが成立しない、という場合に、消費者側が付いてこれるのか、という問題はありますが…。

bandcampをお勧めします

within temptationは取り扱っていないのですが、
bandcampでデータを売っているバンドは結構あります。
レーベルが介在していない場合はアーティストの取り分は80%くらいのはず。
kamelot
Blind Guardian
Judas Priestのガルレーベル期
K.K. Downingソロ
The Halo Effect
In Flames
Carcass
Beast in Black
Morbid Angel
Cathedral
Liquid Tension Experiment
あたりは買ったことがあります。
アルバム1枚10ドルくらいで、ちょっと前までは1枚1000円という感覚でしたが、いまは1500円くらいです。

No title

自分の為に弁護しますと、嫁はリアルビジネスのお客さんとして知り合ったのです。バンド時代は結構硬派を気取っていたので、ファンに手を出したことは両手ほどしかありません。

少しめんどくさいことを言うと、CDという製品は、国内では再販規制の対象外ですので、レーベルの利益は本来保護されているはずなんです。昔CDをプレスした時は10曲200枚で100万弱かかりました。
そこを基準にすると、インディーズとの差を考えてもレコーディング、物流コスト、レコード会社のコスト、プロモーション、取次と小売店の利益を加味すると、10000枚売れたら400~500万はアーティストに残ることになります。これでCD販売価格の15%強。
実際に渡っているのは5%前後のはずで、アーティスト側はかなり持っていかれていることになります。(4-500万しか残らないのもきついですが)

配信だと物流コスト、プレス費用が丸っとなくなるので、プラットフォームの費用を加味しても1000万近くはアーティストに残せるはずですが、実際には取り分はほぼ変わってないというのはちょっと理屈には合わんなと。


no nameさん
ご教示頂きありがとうございます。
ある程度はアーティストにお金が回るプラットフォームを使いたいですね。

>no nameさん

bandcamp、コロナ禍の時期にアーティストへの還元UPキャンペーンなどもやっていましたし、やはりアーティストオリエンテッドなんですね。

そういうことはもっと認知されて然るべきですが、そういう認知を得るための活動(広告)にお金を使うためにはアーティストへの還元を下げてそちらに費用を回さないといけないことになると思うので、難しいですね。

>結城真之介さん

両手ほどですか。それは硬派ですね(棒)。

奥様にもぜひこのブログをご覧いただきたいですね。本文は読まなくても、コメント欄だけでいいので(笑)。

CDやサブスクの利益配分、みたいな情報はビジネス誌などを通じて一応知っていましたが、実際に自主制作でCDをリリースしたことがある方の話は説得力がありますね。

10,000枚売ってようやく4~5百万、せいぜい1人の年収分というのはやはりキツいですね。バンドは1人じゃないですからね…。