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DOKKEN "HEAVEN COMES DOWN"が10月27日(金)国内盤発売

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もはや全盛期のメンバーがドン・ドッケン(Vo)しかいないという意味ではDON DOKKENなんじゃないかという疑惑があるDOKKENの、前作"BROKEN BONES"(2012)以来、約11年ぶりとなる通算12作目のオリジナル・アルバム"HEAVEN COMES DOWN"が10月27日(金)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

私は二度ほどDOKKENのライブをLOUD PARKで観ていますが、ドン・ドッケンのヴォーカルというのはぶっちぎりのワースト・パフォーマンスで、もうこのバンドについては「終わってる」という印象でした。

ただ、黄金時代である80年代の彼らの曲はメロディアスでキャッチーな要素と、ハードでヘヴィな要素のブレンドが絶妙で、かなり好きであるというのもまた事実。

そのため、新曲のMVが公開された時、「あの歌じゃもう何を歌ってもクソだろ…」と思いつつ視聴してみると、これがどうして悪くない。

いや、歌はもう明らかに衰えている。しかし、HR/HMにおいて結構難易度が高い、ヴォーカルが声を張らなくても魅力的に聞こえるソングライティングができている。これがドン・ドッケンのメロディ・センスなのだとしたら、悔しいがその点は認めざるを得ない。

ジョージ・リンチ(G)率いるLYNCH MOBの新作"BABYLON"が同日発売なのは、明らかにどちらかが狙ったとしか思えませんが、そちらの新曲が絶望的につまらなかったことを考えると、少なくとも全盛期DOKKENの魅力はドンによるものだったということなんでしょうね…。

ちなみに同日発売というと、新作"CONQUERESS – FOREVER STRONG AND PROUD"が同日発売されるDOROのデビュー・アルバム"FORCE MAJEURE"(1989)のギタリストは現在DOKKENのギタリストであるジョン・レヴィン(EUROPEのベーシストとは別人です)だったというのは、これはシンプルに偶然なんでしょうね。







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コメント

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MV曲、良かったですね。ドンドッケンの歌声は最早囁きレベルながら、哀愁のあるリフ・歌メロ共にグッと来る素晴らしいものでした。

ライブで新曲を聴けばかなり心を動かされる自信がありますが、いっそのことドンの衰えに失望することが分かりきっているかつての名曲を封印し、現在のドンでも無理なく歌える最近の曲中心のレパートリーなら、逆にライブを観に行きたいですね。

正直ドンについてはちょっと前までメンバーとのゴタゴタや、衰えを少しでもテクニックでカバーしようという努力すら感じないライブパフォーマンスで印象が悪かったのですが、近年神経の病気でギターが弾けなくなるなど不幸もあり、現在もとても体調が良さそうには見えない姿を見るとなんだか同情してしまう感じになってしまいました。(笑)

才能が有限であることを、数えきれないバンドが嫌という証明している中、ドンのソングライティング能力は高い水準をキープしていて、その点は敬意を表したいのですが、だからこそ、優秀な別のシンガーが歌ってくれていれば…と考えてしまいます……。

ジョージ・リンチは多作なのは良いのですが、メロディーメーカーとしては凡庸ですよね…。
一応スウィート/リンチとかKXMとかジ・エンド・マシーンとか色々聴いていますが、マジで思い出せる曲が全くないです。
やはりドン・ドッケンとジョージ・リンチ(+ジェフ・ピルソン)のケミストリーは凄かったんだなあと実感しております。

80年代からの老人バンドが多すぎる昨今
明らかに最低レベルラインを下回ってるバンドは引退すべきですね
老人がいつまでも大きな顔をし続けて衰退した
日本のプロレスと共通してます
特にドンに関しては不摂生が劣化の99%なので擁護もできないし
ファンやメディアに対する対応も悪いので余計に印象が悪いです

老後の趣味で全て無料でパフォーマンスしてるなら文句は無いですが

特に期待を持たずに聴けば悪くない出来ですよね。
DOKKEN関連ではDON DOKKENのUp from the Ashes、レブ・ビーチ参加のErase the Slateが好きだったりするので私もジョージよりはドン派ということになるのかな。
ジョージはスタジオ盤でカッコいいフレーズを弾いていてもライブだとそれを再現する気がないから肩透かしを喰らってしまう。

>周蔵さん

囁きレベル(笑)。

最近の曲中心のライブの方が観たいというのはかなり上級者の楽しみ方ですね。そのセットリスト、普通のファンは怒ると思います(笑)。

ドン・ドッケンの場合、ヴォーカリストであり自身の名前をバンド名に冠してしまっているだけに、誰か別のシンガーにフロントマンを委ねるわけにいかないのが厳しい所ですね。

>名無しのメタラーさん

確かにジョージ主導のプロジェクトで思い出せる曲まったくないですね(苦笑)

そういう意味でやはり80年代にはケミストリーがあったということなのでしょうし、そのケミストリー発動の「必要条件」はドン・ドッケンだったということなんでしょうね。

>鈍 土津圏さん

まあ、ドン・ドッケンの何が許せないって、まったく自身の衰えに対して悪びれてない、むしろ開き直ってるあの態度なんですよね…(苦笑)。

>OBさん

むしろ期待値がゼロを通り越してマイナスだったので、全然悪くないと思ってしまいました(笑)。

あまり大きな声では言えませんが(?)、私もジョージ・リンチはソングライターとしてはもちろん、ギタリストとしてもあまり評価していません。

ジョージリンチに関しては

自分とジェフピルソン、ジェフとドンの間にはケミストリーがあったが、自分とドンにはなかったと、かつてジョージ自身がインタビューで答えていて、そう言うことなのではないでしょうか。

悪くはないと思いますが

狭い音域で選択肢が少ないせいかサビが似通ってしまっているような…
まあ全盛時もInto The FireとIn My Dreamsで全く同じサビとかやってた人ですしそれよりはマシなのかもしれませんが

MVを視聴しました

正直言って「思っていたより良い」と言った感想になるかと^^;。

ドン・ドッケンのボーカルは思っていた通り酷い(笑)。でもホリ●モン風に言えば【想定内】というやつで予想以上に酷い訳ではない。
むしろ作曲能力が維持されている事にビックリしたし、見直しました。これでもっと上手いボーカルを加入させれば、もっと良くなったのでは?マーク・ボールズあたりを専任ボーカルとして入れて、ドンは作曲に専念、ライブはベースでも弾いていれば良いのにと思いましたよ。

LYNCH MOBの新アルバムの曲も聴きましたが、本当につまらないですね(;´д`)。AmazonのレビューでLYNCH MOBの過去作が絶賛されていますが、それ位の選ばれしLYNCH MOB信者でないとキツいですね(⌒-⌒; )。ジョージ リンチって改めて作曲能力がアレなので、曲が書けるドン・ドッケンと袂を分つべきでは無かったように思えてならないのですが、ウマが合わないのだから致し方ないですね。

1番気に入った曲は、1曲目のMVにもなっているFugitive。歌メロもさることながらギターがまさにジョージ リンチ風で素晴らしい👍。ドンの声とこのギターで、まさにドッケンだと説得力を感じます。

ドッケンの最高傑作といえばBack for the Attackだろうし、ベストチューンはKiss of Deathなんですけど、このアルバムのジョージ リンチの暴れまくりのカミソリギターは輝いていましたね。私にとってドッケンというバンドはジョージ リンチのギターを聴く為の作品でした。

No title

今回もジョン・レヴィンのギターが素晴らしいです。バンドのファン~バンドの弁護士~バンドのギタリスト という出世もすごいんですが、ジョージ・リンチのなりきり具合が本当にすごいです。ものまねと揶揄されるかもしれませんが、ここまで真似てくれれば昨今のつまらないジョージより聞き応えがあります。

>周蔵さん

ケミストリーのあるなしは本人が判断することではないと思いますが、ジョージはそう感じていたということなのでしょうね。

とはいえ、ジョージの主張だとDOKKENのケミストリーのハブになっていたのはジェフ・ピルソンだということになりますが、別にジェフ不在の本作でもDOKKENらしさはある程度存在していることを考えると、やはり「DOKKENらしさ」を規定していたのはドンの作るメロディだったのではないかという気がします。

>さぶうさん

"In My Dreams"は"Into The Fire"のギター・ソロ後のメロディのアイディアを拡張する形で作られた曲だと思いますが、いずれにせよDOKKENの歌メロというのは基本的な味付けの方向性は似通っていて、「バラエティに富んだ曲調」が魅力のバンドではなかったと思ってます。



>ゆうていさん

マーク・ボールズは実際DOKKENに数年間ベーシストとして在籍し、バッキング・ヴォーカルとして貢献していましたが、さすがにDOKKENのメイン・ヴォーカルのポジションはドン・ドッケンとして譲れない所でしょう(笑)。

ジョージ・リンチについても、DOKKEN以外では作曲の主導権を譲りたくないのでしょうし、なまじこの界隈ではビッグ・ネームになってしまったので誰か才能のある人のバック・ギタリストに徹することも難しいでしょうから、難しい所ですね。

DOKKENの最高傑作については、"TOOTH AND NAIL"と"UNDER LOCK AND KEY"と"BACK FOR THE ATTACK"で結構意見が割れそうな気がします(ベスト・チューンもその3作収録曲のどれになるか、ファンの間でも分かれる気がします)。

>Jonさん大好きさん

ジョン・レヴィンは期待されていることを完璧にこなしているという意味ですごいですよね。

ジョージ・リンチの代役というのは決して簡単なポジションではないはずなのですが。

私が気になっているのは、弁護士の仕事より今のDOKKENが儲かるのかどうか、という点ですね(笑)。

私もジョージリンチのファンではあるのですが

かつてのファンとしては、コメ欄が盛り上がってて嬉しいです。

私もジョージリンチの艶のある音色と、独特の音階、鋭いタイム感で溜めてから譜割以上の速弾きで帳尻を合わせるスリリングなプレイが大好きでした。

こだわりが強く、ギタリストとしては強烈な個性の持ち主だったと思いますが、ライブでどうしても音が薄くなってしまうギターソロの間も、他人がバッキングを弾くのを許さなかったのは正直やり過ぎで、バンド全体の人気に直結するライブの評価を下げるという本末転倒な状況にもつながっていたと思います。

アルバムの中では、ギタープレイという観点からはバックフォージアタックが一番充実していて格好良いと思いますが、ドンドッケンのボーカルとの一体性が乏しく、ボーカルだけ、ギタープレイだけという形で、別々に聞いて楽しむことが多いです(アンダーロックアンドキー、トゥースアンドネイルの方が一体感というか絡みがあって、歌物として優れていると思います)。そんなわけで、二人の間にケミストリーがなかったというコメントを読んで、とても納得しました。

もっとも、ボーカルとギターがバラバラなのが、バックフォージアタックの高評価の要因である緊張感につながっているとも思うので、つくづくバンドというかアルバム制作は難しくて面白いなと思います。

ジョージリンチも、リンチモブ初期の頃は良い曲、良いリフを書いていたと思いますが、その後は皆さんご指摘のとおりさっぱりですし、ギタープレイもせいぜい音階を除くと平凡になり、かつての変態性、強烈な個性は失われてしまったように思えます。

インタビューで音楽活動は娘の学費を稼ぐためと話していた記憶がありますが、かつての熱意やこだわりがなくなってしまったのだろうなと思うと寂しい反面、逆にそれらが封入された初期の3枚は貴重だと思います。

>おっさん さん

ジョージの自己主張の強さがDOKKENを凡庸なメロディアス・ハードにしなかった、という面は確実にあるので、そういう意味で二人の間にはある意味ケミストリーはあったんだと思います。

化学反応も、融合から爆発まで色々あるはずなので(笑)。

ジョージはボディビルにハマり出したあたりから、音楽に対する情熱が薄れているのは感じてました。

90年代、LYNCH MOBが成功しなかったので、やる気を失ってしまったのかもしれません。

娘の学費のためというのを公言するのはいかがなものかと思いますが、ある意味正直なんでしょうね。

現在ろくに新譜も出さず、昔の名前でツアーしている往年の有名バンドというのは皆、実際には生計のためだけに音楽活動をしているのだろうと思いますので。