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DGM "LIFE"が11月17日(金)国内盤発売

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イタリアのプログレッシブ・メタル・バンド、DGMの通算11作目となるフル・アルバム、"LIFE"が11月17日(金)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

イタリアではあまりメタルの人気がないそうで、自国のバンドはなおさらだそうですが、にもかかわらず不思議なほど良質なバンドが数多く出てきています。

そんなイタリアのメタル・バンドの中でも個人的には実力No.1だと思っているのがこのバンドなわけですが、先行公開されているMVを視聴しても、これぞプログ・メタルという印象の"To The Core"、もはや並のAORバンドが裸足で逃げ出すほどにポップでメロディアスな"Unravel The Sorrow"、共に素晴らしい出来で、流石としか言えない仕上がりです。

『BURRN!』誌のレビューでも「この手のバンドの入口としては、それこそDREAM THEATERよりも適切かもしれない」と評されていましたが、プログ・メタル界隈で一番キャッチーなバンドであることはほぼ間違いないでしょう(プログ・メタルを聴きたいと思っている人がキャッチーさを求めているのかどうかわかりませんが)。

MVをご覧になればおわかりの通り、メンバーはみんなオッサンなわけですが、これぞイタリアのオヤジという感じで、全然くたびれたダサいおじさんではなく、『LEON』のスナップに登場していても違和感ないくらい(?)にちゃんと色気のあるカッコいいオヤジ、という感じなのもいいですね。

ジャケットのアートワークも、メタルを聴かない人が見ても普通に小じゃれているあたりもイタリアンな感じがします(?)。

メンバーが掛け持ちで在籍する兄弟バンド的なNOVERIAの新作も良かったですし、DGMの界隈は本当にレベル高いと思います。せめてクラブチッタやO-EASTクラスが埋められるくらいに人気が出てほしい。出るべきだ。





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コメント

非公開コメント

実績と信頼のDGM。

本当に素晴らしいバンドですよね。
プログ・メタル界、常に"DTは別格・異次元"だと言えど、DGMにはDGMの確かな実力と凄さがあり、彼等(DT)とは違うアプローチといいますか、歌メイン&超強力なインスト・パートのバランスが素晴らしい楽曲の数々…この本記事内でもある"BURRN!誌"のレビュー内容やadoreさん仰っしゃるとおりの「プログ・メタル界隈で一番キャッチーなバンドであることはほぼ間違いない」…と私も思います。まぁ、どちらも大好きですけどね(笑)

先行MV曲"To The Core"と"Unravel The Sorrow"の2曲を聴(視)いただけで、今回のアルバムもまた高品質の素晴らしいものになると確信しております、他の曲も楽しみ。しかし、ふとMVをみてて思ったのですが…メンバーの服装(衣装?)の色合いが全員"黒"で統一されてる分、やはりバンドの見栄えが、よりまとまって引き締まってる感じがして実にカッコ良いですね。やっぱり、ある程度は身なりなども気にしないと…そうゆう部分も印象として大事ですね。今回メンバー全員「LEON」のスナップ登場クリアですね(笑/adoreさんは例えが上手いですw)

No title

非常にメロディアスでフックもあって、なのに変拍子と言うのは素晴らしいことです。To The Coreはsystematic chaosを思い出しました。

しかしkazuriさんもadoreさんも仰る通り衣装が瀟洒ですね。いつだかのサッカーイタリア代表もチームスーツが非常にお洒落でした。今度スーツを作る時はイタリアンタイプにしてみようかと思いますw

非常にどうでもいい話ですが、引きの映像だとヴォーカルがマイケルリーチに見えますね…。

良きかな

なんとも耳に幸せな楽曲よ。。
DTに比べると疾走感や軽やかさと華やかさを感じるのはやはりイタリアのバンドってそのくだりは何度目ですか、わたし。笑
でもその土地や風土がアーティストに与える影響ってあると思うのですよ。
ちなみに北海道出身のアーティストたちの曲は「しみったれてんなあ」と好きではないです。G〇〇Yとか安〇〇帯とかド〇〇ムとか(ファンの方ごめんなさい)
あとNOVERIAを擁護するわけではないですが、私は小汚くてダサTシャツを着ているおじさんバンドも嫌ではないですよ。
いい曲を届けてくれたらそれだけで愛着が沸きます。

No title

3、4年前に来日した時に観に行きました。テクニカルでよかったです。同じプログレメタルのサーカスマキシマスとカップリングで来日してほしいですね。

No title

大阪でDGM2回ライブを見たことがある。

ハッキリ言ってEVPがやってるようなライブハウス(竪穴式住居レベル)の音響では音の佃煮状態で、テクニカルな部分はただのノイズにしか聞こえず。苛立たしく思った。

それでもマークバジルの絶唱は絶品だった。

梅田クアトロとかで見たい。でも呼んでくれるのはEVPだけ・・・。ああ・・・

>Kazuriさん

もちろん私もDREAM THEATERは大好きですが、正直ここ10年ほどはDGMの新作の方が満足度が高いですね(笑)。

彼らの衣装のポイントは、黒は黒でも安易な「黒Tシャツにブラックジーンズ」とかレザーみたいなメタルのクリシェに逃げず、街を歩いていてもおかしくないジャケットやシャツをチョイスしている所ですね。

>結城真之介さん

私もスーツはいつもクラシコイタリアタイプ、生地はゼニアかロロ・ピアーナで作っています。

単に私の体型だとブリティッシュタイプは似合わない、とテーラーさんに言われているだけで、別にイタリアにこだわっているわけではないですが(笑)。

リーチマイケル、たしかに似てますね(笑)。

でもリーチはいい面構えをしていますから、マークもいい顔つきをしているということではないでしょうか。

>なな吉さん

土地柄が音楽に影響を与えるということは、メタルを聴いているとよくわかりますよね。

基本的なフォーマットは一緒なのに、出身国によってかなり味わいが異なります(スラッシュやブルデスなど、メロディを排したエクストリーム系のバンドはそうでもありませんが)。

私自身は北海道のアーティストにも所謂「めんたいロック」にも、特に「お国柄」は感じない程度に日本国内のポップ・ミュージックの地域差に鈍感ですが(県民性の違いみたいなものは感じます)、きっとわかる人にはわかるんでしょうね。

E.Z.O.(FLATBACKER)とかSABER TIGERとかFAST DRAWとかRYUJIN(GYZE)のような北海道のメタル・バンドも「しみったれてる」と感じるのでしょうか?(笑)

>しんさん

私も2016年の来日公演を観ました。テクニカルでいて、マーク・バジーレの人柄というかキャラが濃くて、思いのほかエモーショナルな熱いライブだったという印象がありますね。

CIRCUS MAXIMUSとのカップリング、いいですね。問題はファンの重複率が高そうで、2バンドにしても来る人は一緒、ということになりそうな点ですかね(笑)。

>名無しのメタラーさん

竪穴式住居レベル(笑)。

EVPも東京だと新宿BLAZEとか渋谷ストリームホールとか結構いい会場使ってることもあるのですが、大阪だと普段アマチュア・バンドが出ているようなハコになってしまうんでしょうか。

いや、私が観たDGMの公演もどちらかと言えばそういう会場でしたが…(苦笑)。

マークのヴォーカルが絶品であることは完全に同意です。同じイタリアのファビオ・リオーネやミケーレ・ルッピと並び称されていいシンガーだと思います。

さらっとテキスタイルメーカー名が出てくるのは素敵ですね。adoreさんはメタルだけじゃなくてスーツもイタリアンということでしょうか。フロンティアーズの紹介増えるのも納得ですw

ゼニアのスーツは夢ですねえ。
私はレダが多く、ブリティッシュスタイルが多いですが、いかんせん芯と肩パッドが重いんですよね…。自分がこだわっているわけではなく、嫁の指定なのですけど。瀟洒なイタリアンスタイルを着こなせる体格に戻りたいですね。

>結城真之介さん

スーツはともかく、メタルはどちらかというとイタリアより北欧を好んでおります(笑)。

テキスタイルなんて言葉が出てくるあたり、なかなか意識高いですね。ゼニアはやはり良いですよ。REDAもコスパに優れた良いメーカーですが。

ブリティッシュタイプは奥様の指定とのことですが、男のスーツに対して女性が価格とかわかりやすい色柄以外の面で口出しするというのは珍しいですね。

No title

今回も爽やかさとアクセントが非常に効いて聞き易い楽曲になっていてホクホクです。
私も2016年の東京ライブに足を運んでいて、PVと変わらないGtのシモーネさんの技巧とVoのマークさんの歌唱を思い出しました。
確か帰りの電車で体が熱くて、あっという間に最寄駅だった記憶があります。
Serenityが来日出来るみたいなので、2024年あたりEVPでお招きできないかなあ。難しいかなあ。
ちなみに今回のPVに出ているような黒スーツに黒スニーカーは、普段の外出では私の中では結構勇気のいる服装ですwww

>chigoさん

今回も期待を裏切らない出来栄えですね。

帰りの電車で体が熱くて、あっという間に最寄駅だった、というのは、それだけ興奮していたということでしょうか。

EVPさんが呼んでくれるかどうかは、SERENITYにとってのSECRET SPHEREのように、程よいカップリングが見つかるかどうか次第なのではないかと思います(?)。

黒スーツに黒スニーカーは、まあ日本人がコンビニやイオンモールに行くにはちょっとキザかもしれませんね(笑)。

DGM、おまえもか……

今年は実にたくさんの良い作品が、有名どころや新人、マニアックなバンドなど続々と発表されてきて、年末に差し掛かってまたAngraとかSerenityとかSecret Sphereとか、だいぶお腹いっぱいなとこに、DGM。おまえもか、と。まー、大豊作、でいいですかね、2023年は。
さて本作、先行しか見てませんが、安定のサウンド。歌うまい、演奏うまい、躍動感ありーの、美メロ満載の、これぞプログレですね。かっこいいです。

ところで、有望そうな新人を見つけました。(見た目は新人っぼくない…)
https://m.youtube.com/watch?v=NT8WuFJDOMI&pp=ygUJY2hhbWVsaW9u
今更のストラトフォロワーな感じですが、なかなかかと。来月出るみたいですが、輸入盤しかなさそうなので貼っておきます。

すごい人気だ

その昔ここMETAL GATE BLOGでDGMの新作が紹介でされた時はあまり反響が無かったのですが、このコメントの盛況振りには驚きました。
ここMETAL GATE BLOG内にプログメタルへの追い風が吹いていますね(^^;;。
METAL GATE BLOGの読者達の購買力もたかが知れているでしょうから(失礼)、この追い風が日本国内、そして世界的に吹いて欲しいなぁ。
そうする事によって、この手のミュージシャン達の懐も潤い後続のバンド達が出現するというものです。

No title

つーか、本文にあるDREAM THEATER
マイクが脱退してマイクが復帰したんですね。
マジで知りませんでした。

セルフタイトル(DREAM THEATER)のアルバムは名盤だと思いましたし、
ライブも最高でしたね。
リーダーバンドをリリース、講師としてプレイヤーとして活躍するスーパーテクニシャン。マンジーニ氏の今後の活躍に期待します。

ありがとう、マンジーニ氏。

>マンジーニ氏の今後の活躍に期待します。
上記の方に私も同じく"凄腕・天賦の才能"マンジーニ氏のさらなる素晴らしい活躍を願ってます。

先月末に読んだマンジーニ氏の表明・コメント文に胸が"グッと"きましたね…「参加したその日から、俺の居場所はマイク(ポートノイ)の役割の埋め合わせをすることにはなかったからね。俺はバンドが活動を続けていくための手助けとしてドラムを叩くためにいたんだ。毎晩ライヴ・ショウをタイトに機能させ続けるという俺のメインの役割は、ハードかつやり甲斐のある経験だった。〜みんなが心から大好きだ。残ったみんなの幸運を祈っているよ。」…彼は人格者ですね。

マイク・ポートノイ復帰後、またどんな新作を聴かせてくれるかも楽しみではあります。個人的にDT作品では未だに「トレイン・オブ・ソート」が一番お気に入りだったりするのですが…それには誰も同意してくれる人は居なさそう…(苦笑)

とにかく、どちらの"マイク"にも幸あれ。

さようなら、ドミニシ氏

初代ドラマーのマイク・ポートノイがDTに復帰した矢先に、初代ボーカルのチャーリー・ドミニシが亡くなった事がマイク・ポートノイのSNSで発表されましたね。
チャーリー・ドミニシがボーカルの1stアルバム「When Dream and Day Unite」は結構気に入っています。

…1番好きなアルバムは「Images & Words」ですが。次点で「Six Degrees Of Inner Turbulence」ですかね。マイク・マンジーニがドラムのアルバムでは「A Dramatic Turn Of Events」が1番好きなアルバムなので、この3枚がBest 3です。

ポートノイもマンジーニもマイクでしたね。
マンジーニの態度は素晴らしかった。自分が抜ける時、あんなこと言えないですよ。

そして、ドミニシは本当に亡くなってしまったのですね。本当に悲しい。when dream abd day uniteは大好きでした。

>バモスラピドスたらさん

豊作なのはいいことですが、たしかにリリース時期はもう少し分散したほうがありがたみがありますね(笑)。

CHAMELION、ご紹介ありがとうございます。STRATOVARIUSとRHAPSODY OF FIREを足して3で割った感じの、私個人的にはとても好みストライクなサウンドです(笑)。

髭がドワーフみたいなVoはDREAMTALEの2ndやULTIMATIUMで歌っていた人ですね。

中心人物はKeyの人のようですが、この人も元KALMAHでPOISONBLACKなどでプレイしている、フィンランドのメタル・マニアであればニヤリとしてしまう顔ぶれのバンドですね。

>ゆうていさん

このブログにコメントを書いてくださる方というのは数年ごとに入れ替わってますが、たまたま最近コメントを書いてくださる方々がだいぶ筆まめなのですごい人気に見えるだけかもしれません(笑)。

いずれにせよ、こういう実力があるバンドの懐は潤って、末永く活動できるようになるといいですね。

>名無しのメタラーさん

DTにマイクが復帰してマイクが脱退したのは割と最近の話なので、よほどこまめにメタル情報を収集している方でなければご存知なくても不思議ではないと思います。

マイク・マンジーニももう還暦ですが、DTでのプレイを見る限りまだまだ充分やれそうですね。

>Kazuriさん

マイク・マンジーニ、還暦だけあって大人のコメントでしたね。

私は普通に"IMAGES AND WORDS"派ですが、"TRAIN OF THOUGHT"はカッコいいメタル・アルバムだと思いますよ。

たしかに当サイト/ブログの読者でそのアルバムが一番好き、という人は少なそうなイメージですが(笑)。

>ゆうていさん

マイク・ポートノイの復帰といい、チャーリー・ドミニシの訃報といい、DREAM THEATERのファンにとってはニュースが立て続きましたね。

チャーリー・ドミニシはジェイムズ・ラブリエに歌唱力では及ばないにせよ、充分魅力のあるシンガーですし、"WHEN DREAM AND DAY UNITE"はいいアルバムだったと思います。

>結城真之介さん

まあ、マイク・マンジーニも、もし今20代とか30代だったらあそこまで人格者なことは言えなかったんじゃないですかね? いや、元々すごく出来た人なのかもしれませんが。

チャーリー・ドミニシ、他のDTメンバーよりひと回り年上だったとはいえ、現代の感覚ではまだまだ亡くなるような歳ではないのに、残念ですね。

ありがとう、ゆうていさん。

私の独り言のようなコメントに乗っかって"DTアルバムBest3"コメをして下さり、ありがとうございました(笑)
いや…ゆうていさんは、全くそうゆうつもりは無かったのかも知れませんが…(苦笑)

一番お好きなアルバム…DTを知る人ならば誰もが「DREAM THEATER=IMAGES AND WORDS」でしょうから当然ですよね、全く異論はございません(笑)私も死ぬ程(?)聴きまくりGコピーにも挑戦してみたアルバムでしたから勿論大好きです。次点の「Six Degrees Of Inner Turbulence」やマンジーニ参加作品からの「A Dramatic Turn Of Events」も私も大好きですよ。あとセルフタイトル「DREAM THEATER」もかなりお気に入りです。。あぁ…チャーリー、R.I.P…やっぱり1stアルバムも大好きでしたね〜衝撃的でした(涙)それでは〜👋

Kazuriさんへ

こちらこそありがとうございます。

じつはKazuriさんのコメントを読んだからこそ、ドミニシ氏の訃報に関するコメントを書く気になりました。あえてタイトルを似せているのもワザとです(笑)。そのコメントがなければ、いずれadoreさんが記事を書くだろうと思っていましたので、触れなかったと思います。

好きなアルバムの件は私自身BURRN!の企画このバンド好きな5曲だったり、ミュージシャンへのインタビューで好きなアルバム5枚だったりと、見るのが好きなので心の琴線に触れました。

Dream Theaterの評価が高いアルバムといえば、Images & WordsとMetropolis Pt. 2: Scenes from a Memoryが双璧だと思いますし、それに次いでTrain of ThoughtとDistance over Timeだと思います。

私的には上位3枚がポップサイドなのに対して、4番目にAwake、5番目にTrain of Thoughtとヘビィなのが好きです。

マンジーニは老成して大人のコメントが出来たのかもしれませんが、マイキーがA7Xなどで同じことが言えたのかと言うとちょっとクエッションです。
まあ、マイキーも歳をとってだいぶ穏やかになったと言う話も聞きますが、あの歳なら流石に穏やかになって欲しいものです。某ダウニングさんとか、某貴族様とか、貴族様に似たふた周り大きい方とか、いつまでも子供の心を大切にされている方もいらっしゃいますが…。

>結城真之介さん

子供の心(笑)。まあ、それを保持し続けられるのもある種の才能ですが…。

まあ、マンジーニは音大の講師なんかもやっていたくらいですし、人格的にも一般的なロック・ミュージシャンよりちゃんとした人なんでしょうね。