ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ / 激情ギターラ!

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既に色々な所で話題になっているので今更という感はあるのですが、メタラーさん達の間ではそれほど話題になっているような気がしない(なってるのかな?)ので、書いてみます。

このRODRIGO Y GABRIERAはメキシコ出身のスパニッシュ・ギター・デュオ。

ロドリーゴ氏は元々母国メキシコでスラッシュ・メタル・バンドをやっていたが、母国の音楽シーンがダメダメなのでバンドをやめて友人?だったガブリエーラ嬢と一緒にギターを抱いてアイルランドに渡り、ストリートで演奏するようになった。

ツアーやアルバム制作によって次第に話題となり、本作は英国ロック・シーンの大御所プロデューサー、ジョン・レッキーのプロデュースによって制作された日本デビュー作となるサード・アルバム。

銀座の山野楽器でプッシュされており、LED ZEPPELINの「Stairway To Heaven」やMETALLICAの「Orion」のカヴァーが収録されていたので興味を持ち、聴いてみた所これがなかなかに良い。

ラテンならではの哀愁に、メタル出身ならではのパッションが感じられる楽曲と力強い演奏にグッと来る。

技術面についても「超絶技巧」などとあちこちで絶賛されているが、この手のジャンルはパコ・デ・ルシアとかビセンテ・アミーゴみたいなバケモノ級のギタリストがゴロゴロしている(少なくとも日本でCDが発売されるくらいの連中は皆恐ろしいほどの腕前だ)ので、そのことはわざわざ強調する必要もない。

ライヴでは1曲演奏するごとにメロイック・サインを掲げるそうで、その辺もメタラー的には親近感を抱くね。YouTubeとかでライヴ映像を観るとヘドバンしてるし(笑)。

ちなみに、初回盤特典のDVDにはライヴ映像のほか、彼らの歴史を追ったドキュメンタリー映像が収録されている。

そこではロドリーゴがかつて在籍していたTIERRA ACIDAなるスラッシュ・メタル・バンドの映像(PV?)も観ることができ、メタル・ファンには興味深い。

ちょっとしか映っていないので何とも言えないが、MEGADETHっぽい感じでした。

ガブリエーラ嬢のたどたどしい英語で語られるヒストリーもなかなかに面白く、「アイルランドで初めて冬というものを経験し、たまったもんじゃないと逃げ出した先がデンマークで、もっと寒かった」という逸話はネタなのかメキシコの教育水準の問題なのか判断し難いが、思わず笑ってしまった。

まあ百読は一聴にしかず(造語)、興味のある方は彼らのMySpaceでぜひ試聴してみてください。血沸き肉躍るギター・ミュージックです。

ただ邦題はなんとかしてほしい。


◆Rodrigo y GabrielaのMySpace
http://www.myspace.com/rodrigoygabriela
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