HELLOWEEN & GAMMA RAY来日公演@東京厚生年金会館

HELLOWEENとGAMMA RAYが同じステージに立つ!ということで話題のHELLISH ROCK 08ツアー、東京厚生年金会館に行ってきました。

どうでもいい前座であればともかく、GAMMA RAYを見逃すなんてことがあったら泣くに泣けないので、今日はできるだけ仕事の予定を入れない方向で調整していたのですが、そういうときに限って夕方にトラブルが起きたりして、結局開演時間ギリギリに滑り込み。

会社の人にはきっとバレンタイン的なエロい用事で急いで抜け出したに違いない、と思われてますが、実態は一人でメタルのライヴという有様です。

結果的にはちょっと開演が押したのでわりと余裕でした。
物販が近年稀に見る混雑ぶりだったので、きっとその辺を配慮したのでしょう。

ちなみに会場は満員で、僕は残念ながら2階席。
ただ、この会場の2階席は傾斜がかなりあるので、けっこうステージは良く見える(席自体は相当狭いけど)。

僕はどちらかの単独公演だったらきっとパスしてたけど、この両バンドが同時に観れるなら、ということでチケットを取ったクチですが、今回そういう人は結構多かったのではないでしょうか。

今回のソールド・アウトは、これぞジャーマン・メタルの底力と言いたいところですが、きっと全盛期なら5,000人は呼べたはず、とも思います。

で、ガンマレイのセットリストはたぶん以下の通り(中盤から後半ややあやふや)。

01.Welcome
02.Into the Storm
03.Heaven Can Wait
04.New World Order
05.From the Ashes
06.Fight
07.Valley of the Kings
08.The Silence
09.Rebellion in Dreamland~Heavy Metal Universe
10.Ride the Sky
11.Somewhere Out in Space
*アンコール
12.Send Me a Sign

ガンマレイのライヴは4回目くらいだが、印象は毎回同じ。
やってる音楽の激しさと大仰さに反して、ステージから放たれてくる雰囲気は「スリリング」とか「エキサイティング」といった言葉とは距離のある、「親しみやすく」て「安定感に満ちた」和やかなもの。

個人的にはメタル・バンドのライヴにはもっとカリズマティックなテンションを求めているので、その辺はあまり好みではなかったりするのですが、なんだかんだ言って「Rebellion~」では鳥肌が立った(最後までプレイしてほしかった…)し、「Ride The Sky」では首ももげよとばかりにヘドバンしてしまいました(笑)。「Man On A Mission」もやってほしかったな。

ちなみに音は悪かった。元から厚生年金は古い会場ということもあり、音響は良くない会場なのですが。

後半ハロウィンはちょっと趣向を変えてもう少しレポらしく(?)書いてみます(長くなるので、続きを読みたい方はお手数ですが下の「続きを読む」をクリックしてください)

30分ほどのセットチェンジが終わり、SEのAC/DCが流れたまま会場暗転。
曲が終わるとニューアルバムのイントロ「Crack The Riddle」が流れてメンバーが登場、ライヴ開始。

01.Halloween

まさかカイのいないハロウィンのライヴでこの曲を聴けるとは…の名曲。カイとの共演ということを意識したのでしょうか。1曲目から13分の大作というのも凄い。感涙の選曲でいきなりヒートアップ。

02.Final Fortune

「日本のファンのための特別な曲だ」というMCに導かれて始まった、新作からのナンバー。たしかに日本で評判のいい曲のようで、僕も好きですが、個人的には福岡でやったという「Sole Surviver」の方がよかった。

03.March Of Time

これもカイを意識した(?)感涙の選曲。歌いっぱなしですよ。

04.As Long As I Fall

かめはめ波を撃ちまくるPVが印象的な新作からのファーストシングル。サビは印象的だが日本人には発音しにくく、Aメロもノリにくいので個人的にはちょっと萎え。

05.A Tale That Wasn't Right

「守護神伝 第一章」収録のバラード。やっぱ演歌じみてるなぁ。バラードに関してはアンディの書いた曲の方がイイと思う。

そしてドラムソロ。今どき珍しいくらい古典的なソロだが、退屈はしなかった。
ダニー・ルブレ、いいドラマーだ。ガンマ・レイのダンのプレイより断然小気味いいし、前任のウリ・カッシュよりも好きだ。ただ、ドラム・ソロからそのまま次の曲に移行する…くらいのヒネリは欲しかったな(となると、必然的に「Where The Rain Grows」になってしまいそうだが)。

06.King For A 1000 Years

個人的には思い入れの少ない曲で、そろそろ疲労が溜まってきたこともあり、ほぼ棒立ちでした。すんません。

07.Eagle Fly Free

「単語を言うから、君たちが続けて。…Eagle?」「Fly Free!」ってなやり取りに導かれて始まった人気曲で大盛り上がり…なのですがキーが下がっていたせいで僕を含む観客が歌っていたメロディとアンディの歌っているメロディがかみ合ってなかったような(苦笑)。

08.The Hells Of The Seven Bells

掛け合いあり。こんな新しい曲で掛け合いやられてもみんなまだ歌詞覚えてないんじゃないの、と思ってましたがそんな不勉強な人間は僕だけだったようで、結構盛り上がってました。

こういう新しい曲が、今日のようにライヴを通じてファンにとって「特別な思い出の曲」になっていくようなら、彼らはあと10年戦える(マ・クベ風)。

09.If I Could Fly

物悲しいメロディが印象的なパワー・バラードっぽい曲なのですが、ちょっとギターの音がデカすぎるし、ドラムもパワフル過ぎて楽曲の魅力をスポイルしていたような気がします。

10.Dr.Stein

本編ラスト。歌詞はマーティ・フリードマンに「笑えないサムいギャグ」と言われていましたが、バンド史上最大のヒット・シングルである名曲で、当然大盛り上がり。

アンコールは、まず「Perfect Gentleman」のイントロが流れ、ジェントルマン風(?)の衣装を着たアンディが登場。メドレー形式で楽曲をプレイした。

11.I Can~Where The Rain Grows~Perfect Gentleman~Power~Keeper Of The Seven Keys

どれもフルで聴きたい、と思わせる曲ばかり。本当にハロウィンはいい曲が多い。
Perfect Gentlemanでは掛け合いもあったが、ちょっと上手くリズムをとらえられていない人が多かったようにも感じました。

2回目のアンコールでは、GAMMA RAYのメンバーが登場し、カイ・ハンセン在籍時のクラシック2曲をプレイ。

12.Future World
13.I Want Out

弦楽器隊が6人も並ぶ姿はなかなか壮観で、カイとヴァイキーが隣あわせでプレイしている様は、ファンとして感慨深いものがあった(でもヴァイキーはちょっとサボってた:笑)。

ただ、特に過去を回顧するトークも、今回の共演の喜びを表明するコメントもなく、妙にあっさり終わってしまったような感も。
まあ、変にノスタルジーに浸られるのも「過去のバンド」感が強調されてサムかったかもしれないから、それでいいのかも。


彼らのライヴは「THE TIME OF THE OATH」のツアー以来でほぼ10年ぶりでした。
アンディ独特の怪しいアクションは相変わらず(声はかなりよく出ていたと思う)でしたが、かつて感じたショウの流れの悪さはだいぶ改善されており、全体としては良いライヴだったと思います。

この2つのバンドに関して言えば、やはり普通のメタル・バンドに比べて圧倒的にキャッチーで「合唱しやすい」ので、会場に一体感が生まれやすいのが強みですね。今回はまさに「ジャーマン・メタル夢の競演」だったと言えるでしょう。

次のツアーではマイケル・キスクも参加かな?(妄想)
GAMMA RAYはPRIMAL FEARと一緒に来日する、って手もあるね。ラルフが歌うGAMMA RAYクラシックも一度生で聴いてみたい。
ただ、3バンドで来られると、身体がもたないかも(弱)。


今日会場にいた皆さんの何%かとは、土曜日に幕張でお会いする気がします(笑)。

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