NIGHTWISH来日公演@LIQUIDROOM

まるで彼らがフィンランドから連れてきたのでは、と思いたくなるような寒さの中、無事仕事からのエスケープに成功し、18時半過ぎに会場に到着。

その時点で結構入っていて、会場の一番後ろ、バーカウンターの近くに陣取る。どうやらソールドアウトのようだ。

欧州ではアリーナ満員が当然のバンドだけに、ファンとして日本での会場の小ささをなんとなく申し訳なく思っていたが、せめて満員になってくれれば最低限カッコがつくので、めでたいことです。

人が密集しすぎて男女比、年齢層等はよくわからなかったが、とにかくガイジンが多い!
最近はこの手の欧州・南米で人気のあるメタル・バンドのライヴには必ずと言ってもいいほどガイジンの集団がいるのだが、それでも今回はかなり多い方じゃないかな?

それも、いかにもメタル・ヘッズといった感じの人たちだけでなく、ごくフツーの家族連れ(小学生くらいの子連れとか)がいたりして、欧州での国民的な人気を垣間見た気がした。

一方でライヴ開始前のアナウンス(写真撮るなよ、とか他の公演の案内とかのアレ)で「ナイトウォッシュ」と読まれていたことで日本での認知の低さを感じさせられたりもしたのですが(当然会場内失笑)。洗ってどーすんだ。

で、肝心のライヴですが、印象としては非常に良かったし、チケット代ぶんは確実に楽しめました。

まず音が良かった。どの楽器もよく聴こえたし、大音量過ぎて耳鳴りがする、なんてこともなかった(メタルのライヴにしてはギターの音が小さかったから?)。

僕は幸いにも前回の来日公演も観ているので、ターヤ在籍時との比較もできるのですが、あえて比べたくないですね。

そりゃターヤの方がカリズマティックな神秘性を放っていたし、歌のスキルも上だと思うけど、そんなことはCD聴いた時点でわかっていたし、そのことをして「ノイシュヴァンシュタイン城がシンデレラ城になった」とか「Voがマリア・カラスから浜崎あゆみになってしまった」なんて嘆いているようなクチだったらそもそもライヴに来ませんよ。

注目のアネット姐さんはノースリーブのゴスロリ風フリル付き黒ワンピースにおさげ髪という、子持ちの30代後半女性としては本来かなり厳しい格好であったが、少なくとも遠目には充分にチャーミングだった。二の腕はむちむちでしたが(笑)。

歌唱もね、想像以上に良かったよ。
YouTubeでは「Terrible」だの「Awful」だの「What's hell going on?」だの散々なコメントが多かったですが、よく声も出ていたし、ターヤ時代の曲でもそんなに粗は目立たなかった。まあ僕は元々こういう透明感のある可憐な声が好きだというのもありますが。

パフォーマンスも、噂通りのロック姉ちゃんぶりで、ノリノリ。
個性はあんまりないけど、ターヤの歌唱のせいで日本では過剰に高尚に受け止められがちだったNIGHTWISHの音楽が実は非常に普遍的でポップ(たぶんヨーロッパの人はそう思ってるはず)であることがわかりやすく伝わってくる。

セットリストはたぶん以下の通り。

01. Bye Bye Beautiful
02. Cadence of Her Last Breath
03. Dark Chest of Wonders
04. Ever Dream
05. Whoever Brings the Night
06. Amaranth
07. The Islander
08. The Poet and the Pendulum
09. Sacrament of Wilderness
10. Sahara
11. Nemo
※アンコール
12. 7 Days to the Wolves
13. Wishmaster
14. Wish I Had an Angel

正直ボリューム不足で聴き足りないですが、選曲自体はまずまず。
個人的にアネットの声が一番美しく響いていると思っている「Sahara」をやってくれたのは嬉しかったな。

マルコも、前回はプレイや歌唱に影響が出るほどの泥酔状態でしたが(苦笑)、今回はキッチリと、ある意味アネット以上にフロントマンらしくオーディエンスを盛り上げてくれました。メンバーの仲が良さそうだったのも好印象。

ライヴの後軽く呑んでしまったので(元々恵比寿なんてリキッドルームがなかったら合コンか接待でしか行かないような街ですしね!)ちょっと文章が冗長でまとまり悪いですが、失望させられることのない良いライヴでした。次回はもっと大きな会場で観たいですね。

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