COHEED AND CAMBRIA/NO WORLD FOR TOMORROW

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新世紀のRUSH」との呼び声も高く、伊藤政則先生からも高く評価されているNY出身の4人組COHEED AND CAMBRIAのメジャー・デビュー作となるアルバム(通算4作目)。

インディーズながら全米チャート7位を記録した前作に続き、本作も全米チャート初登場6位を記録している。

「コヒード」と「カンブリア」というのは彼らの楽曲世界に登場する登場人物の名前で、何でも彼らのアルバムはずっと同じ登場人物によるSF/ファンタジー的なストーリーを描き続けており、本作はその最終章に当たるのだとか。

次作で「第一章」が語られ、全てのストーリーが完結するらしいが、アルバム5枚で一つのストーリーだなんてまるでRHAPSODYのような壮大さ。

ただ、音楽的にはRHAPSODYとは全く異なり、基本的なサウンドの感触はいわゆる「エモ」と呼ばれるバンド群のそれだ。この手のバンドとしては異質なドラマティックかつプログレッシヴな音楽だが、RHAPSODYのようなバカバカしいまでの劇的さはない。

たしかになかなか凝ってて、楽しめる音楽ではあるのだが、メタルに慣れた耳にはヘヴィさもドラマティックさも物足りないっちゃ物足りなく、中途半端に聴こえなくもない。

とか言って、個人的には最近コテコテのメタルに若干食傷気味だったので、かえって楽しめたのですが(笑)。

まあ、確かに言われてみるとRUSHっぽいな、と思えるサウンドなのだが、RUSHっぽいということはつまりきっと日本では受けない、ってことですよね(苦笑)。ぶっちゃけ、MY CHEMICAL ROMANCEくらいベタな方がきっと日本人にはわかりやすいと思う。

あとRUSHっぽいのが、ルックスの悪さ(笑)。フロントマンのクラウディオ・サンチェス(Vo/G)は、最初見たときNAPALM DEATHのシェーン・エンバリー(B)かと思いました(笑)。

まあRUSHほど凄くはないけど、ドラマティックな音楽が好きで、ちょっと変わったロックが聴いてみたいと思ってる人は聴いてみてはいかがでしょうか。
少なくとも僕は払った金額(ちゃんと定価で買ってますよ!)以上に楽しめました。
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