LOUD PARK 07 二日目

二日目行ってきました。

■ALL THAT REMAINS

すみません起きれませんでした。


■AMORPHIS

すみません朝ごはん食べてなくて、会場内のメシが果てしなく微妙なので、アリーナ近くのレストランでメシ食ってました。


■ANTHEM

こっから間に合いました。結論から言うとすげーいいライヴでした。

ライヴ慣れしてるのが良く伝わってくる熱いパフォーマンス。坂本英三がフロントマンとして優れているのはアニメタル等で知っていたが、今日は声も未だかつて見たことないほど良く出ていた。

特にラスト2曲「Bound To Break」と「Wild Anthem」の流れには胸が熱くなりました。

僕の隣で座っていた赤い髪のゴスっぽい女の子が、当初興味なさそうに寝ていたのが、途中で目を覚まし、最後には拍手喝采していたという事実がいかに充実したライヴだったかを物語っているといえるのではないでしょうか。
本日のベストだったかも。少なくとも敢闘賞間違いなし。


■ANDRE MATOS

前のANTHEMが素晴らしかったのでキツいだろうな、と思っていたが、オマケにマイクトラブルまで重なって最悪の出だし。正直気の毒でした。

ただ、弱冠16歳(!)のドラムが凄く頑張っていて、楽曲に新鮮なエナジーを与えていたこと、ギタリストがキコ・ルーレイロのフレーズを難なく弾きこなすバカテクだったこと、そして何よりANGRAの曲の力もあって尻上がりに盛り上がった。

ANGRAの曲は「Wings Of Reality」、「Nothing To Say」、「Angels Cry」、そして「Carry On」をプレイ。当然「Carry On」は大盛り上がり。アルバムでもカヴァーしていたJOURNEYの「Separate Ways」もなかなかよかった。

でも、近くにいた若者たちは「Carry On」の後、「なんか盛り上がってるけど、有名な曲なの?」とゴニョゴニョ話してました。90年代は遠くになりにけり。


■WIG WAM

正直アルバムはノーテンキ過ぎてあんまりハマれなかったけど、この音楽でこのルックスならライヴはきっと楽しかろうと思っていたが、案の定。

キャッチーな曲がサービス精神旺盛なパフォーマンスで展開され、昨日のNILEやMACHINE HEADと同じイベントとは思えない、エンターテインメント・パーティ・ロック・ショウ。

Voの存在感、そしてハイトーンも凄かったし、Gも無駄にテクニシャンだった(リズム隊のテクはやや怪しかったが…)。
他にこういうバンドがなかっただけに、かなり印象に残るライヴだった。


■LACUNA COIL

Voが小柄で服装がゴスロリだったので思わずフロアの前の方まで行ってしまいました(笑:でも顔は結構オトナの女…っていうかラテンの女性ですね)。

このバンドはアメリカで結構売れてしまったので、音楽もそれにあわせてだいぶモダンな、メタルというよりヘヴィ・ロック色が強まっているのだが、ミステリアスでエキゾチックなムードが印象的で、かなりカッコよかった。フロント5人(Vo×2、G×2、B)一列に揃ってのヘッドバンギングも壮観。

決してとっつきのいい音楽ではないけど、実はかなりノリやすい音楽で、人気が出るのもさもありなん、という感じ。CD買おうかな。


■TESLA

実力のあるブルージーなアメリカン・ハード・ロック・バンドで、キングレコードが押し込んだんだろうけど、ちょっと場違いな気がしたな。

実際、フロアの人も少なめ。今回アメリカでのセールスだけならMARILYN MANSONに次ぐ実績があるバンドで、出るところに出ればもっとウケたはずなのに、ちょっと気の毒。固定ファンはちゃんと付いていたのが救いでした。

さすがアメリカで成功したバンドだけあってライヴ自体は安定していて、ギターとかカッコよかったし、イベントの主旨を彼らなりに理解してかノリの良い曲を多めにプレイしていたと思うけど、僕は途中で寝てしまいました。


■SATYRICON

本日の凶悪大賞…のはずが、マイクトラブル(またか)で冒頭1曲ほぼ丸々インストになってしまうというマヌケな事態。

白塗りの恐ろしげなメンバーだけに、スタッフがSATSUGAIされてしまうのではないかと観ていてハラハラしたが、意外と物わかりのいい人たちだったようです(笑)。

ブラックメタルなんて興味ないや、と思っていたのですが、超絶ブラストビートや、嵐のようなヘッドバンギングによるインパクトだけでなく、曲によっては意外とキャッチーというか、ちゃんとフックがあって、観終わった後、結構良かったな、と素直に思いました。機会があったらCDも聴いてみたい。


■SAXON

SAXONのステージ直前に、MCがバイクで来場した人に向けて、近隣の住民からの苦情でレッカー移動されるのでバイクで来場した方は入場口に集まってください、という呼びかけがあった。

そして始まったSAXONの1曲目は「Motorcycle Man」。
これがブリティッシュユーモアというヤツか、と笑ってしまったのは僕だけですかね。
会場中のモーターサイクルマンたちは今まさに入場口に集まってるよ…。

ショウ自体はもう絵に描いたようなクラシック・ヘヴィ・メタルのコンサートで、選曲やプレイも良かったし、非常に盛り上がってた。特にベーシストがエネルギッシュにステージを駆け回って、ライヴに躍動感を与えていた。

最近のパワー・メタリックな曲もいいけど、やっぱ往年の名曲はシンプルながら現代でも通用するカッコよさがあって素晴らしい。ビフ・バイフォード(Vo)もこれぞ英国のオッサン、って感じでカッコよかった。声もパワフルだったし。

バンドの力もさることながら、とにかく観客の「SAXON!(チャチャチャ)」の連呼が凄くて、「SAXONてこんなに人気あったっけ」と首を傾げてしまったほどの熱狂ぶりでした。やっぱライヴはバンドとファンの両方で作るものだよね。

まあ、実際は単に「サクソン」という響きがリズム的に呼びやすくて、その場に居合わせただけの人もムードで参加してしまっただけだろうと思うけど(笑)。


■HANOI ROCKS

音楽的には今回のイベントで三本の指に入る退屈さでした。いや、あくまで僕個人がですが。
昔の曲は割と知ってるんだけど、それでも盛り上がれないのは単純に肌に合わないってことなんだろうなあ。

ただ、マイケル・モンローの存在感は凄かった。やっぱ華がある。
フロントマンの目立ち度では今年のLOUD PARKで一番だったんじゃないですかね。


■ARCH ENEMY

今日のハイライトでしょうね。
いや別にアンジェラ姐さんがホットパンツに網タイツという童貞メタラーたちには刺激的なコスチュームだったから、というんじゃないですよ。

むしろ年食うにしたがって露出度が増していくなんて、マライア・キャリーみたいで痛いと思いますんで。

クリスも戻って最強布陣に戻ったので当然ライヴの内容は良く、スタンドも含め会場中盛り上がっていた。アンジェラ加入以前の曲が無かったのは残念だし、彼らのライヴとして突出した出来ではなかったが、ほぼ間違いなく今日一でしょう。

ただ、反対側のステージ前でMARILYN MANSON待ちをしている一角だけはほぼ無反応だったことを私はわざわざ移動して確かめてきてしまったのですが。

あと、水を差すようなことを言うと、先日出た新作、結構よかったけど、過去の曲と比べると「ライヴ映え」という点ではだいぶ見劣り(聴き劣り)すると感じてしまった…。


■MARILYN MANSON

ARCH ENEMYが終わると、かなりの人が会場外に流出。
某有名メタルサイトの管理人さんも、噂の(?)彼女の手を引いて足早に階段を上っていくのを目撃しました(笑)

少なく見積もっても20%、下手すると30%以上のオーディエンスがこのタイミングで帰ったと思う。それはアーティストの求心力の問題だけではなく、終電とか、明日が平日とか、そういった事情もあってのことだと思うけど。

ぶっちゃけ私も1曲観て帰りました。このブログでレポする気がなければ、1曲も観ずに帰ったことでしょう。
とりあえずマイクが包丁になってたということだけはお伝えできます。
メタルフェスの大トリに一番HR/HM色が薄いってのはいかがなものか。

MARILYN MANSONの功績は、かわいい(例外多)ゴスロリ少女をたくさんLOUD PARKに連れてきた、ってことかな(笑)。昨日より明らかに女の子の質と量は上だった。

ただ、彼女らにとっては興味ないバンドばかりで、チケット代の高さも含め、かなりコスト効率の悪いイベントだったであろうことは想像に難くないが…。


長くなったので、イベント全体の感想は別エントリーで書きます。



※追記:
SAXONのツアーブログで配信されている映像がこの日の熱気を端的に伝えているので必見です。

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