GOTTHARD/DOMINO EFFECT

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BURRN!誌で大絶賛されていたこのアルバムですが、NOCTURNAL RITESの新譜と同時に買ってしまい、そちらがあまりにも素晴らしかったため、2回くらい流し聴きして放置していました。

で、今日2週間ぶりくらいに聴き直してみたところ、大して聴いてなかったのに、ほとんどの曲に聴き覚えがある。これは凄い。

骨太なギター・リフ主体のオーソドックスなハード・ロック・サウンドに、キャッチーな歌メロというスタイルはデビュー以来変わらず(多少ハードになったりソフトになったり、アメリカンになったり哀愁が強まったり、というアルバムごとの作風の変化はあれど)、王道のGOTTHARDサウンドを貫きつつ、今回はかなりクオリティの高い曲を備えてきた。

15曲もあるので多少中だるみすることを除けば、特にケチをつける所のないアルバムで、絶賛されるのも頷ける。

GOTTHARDというと、本国スイスでは国民的バンドながら、日本ではイマイチ盛り上がらない、というバンドである。

BURRN!誌でも概ね高い評価を得てきたのに盛り上がらないことを不思議がる向きもいたが、僕は彼らが日本で受けない理由って何となくわかる。

それは、「ハード・ロック」というにはキャッチーで、「メロディアス・ハード」というには骨太過ぎる、というどっちつかずなサウンドが、「誰が買うべき音楽か」ということを曖昧にしてしまっているんだと思う。

特に、日本では王道のハード・ロック・ファンほど英米偏重だし、メロディアス・ハードのファンは彼らの音楽にあるブルージーな要素は苦手だと思う。

そういう意味で、日本のマーケットではなかなか難しいアーティストで、これだけの傑作をもってしても、きっと状況は変わらないだろうなあ、と思うのです。

あと、「この1曲!」というキラー・チューンにも欠けるかな…。
このサイトでレビューしたら84点、て感じです。
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