BURRN!10年3月号の感想

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来月9年ぶりの来日公演を行なうAC/DCが表紙(これいつの写真だよ)で、巻頭特集もAC/DC。

フツーの読者感覚としては来日直前である来月やればいいのに、と思うけど、チケットを売るためのプロモーションと考えれば今月のうちに出しておかないと意味がない、ということなのでしょう。

3月12日の公演は既にソールド・アウトしているようですが、まだ告知のテレビ・スポットもよく目にするし、3日間完売させるために必死なのかもしれませんね。

実は私も今回観に行くので、とりあえず読んでみましたが、結構充実した内容です。

スラッシュ・メタルBIG4の特集なども、「四天王」と呼ばれ始めた頃からのファンにとってはかなり楽しめる内容でしょう。
この件でインタビューを取れているのがANTHRAXだけ、というのがちょっと寂しい話ですが。

LOUD PARKも今年実施されれば5周年だし、そのメモリアルとしてこの4組を呼べれば凄いですがMETALLICAのギャラがネックになるでしょうね。
しかもMETALLICAの登場する日だけアッという間にソールド・アウトになってしまいそう(苦笑)。

インタビューはイスラエルのORPHANED LANDのものが断トツに“濃い”ですね。

クロスレビューのトップ扱いにもなっているGAMMA RAYのインタビューも久しぶりにフィーチュアされてるな、って感じがします。

WIG WAMとROYAL HUNTも新譜の出来に対して随分手厚いインタビューな感じがして、なんとなく大広告主であるキング・レコードとマーキーへの配慮を感じてしまうのは穿ち過ぎでしょうか。

アメリカのモダンなヘヴィ・ロック・バンドBREAKING BENJAMINのインタビュアーが藤木記者というのは意外な線だったが、エイベックスの担当ディレクターが「BURRN!は日本で最も重要な音楽雑誌で、あなた達のアルバム・セールスはBURRN!の記事にかかっているんです!」とバンド側を説得して、インタビュー嫌いのバンドから時間をもらった、という話にはちょっと和みました(笑)。

いや、実際バンドのインタビュー内容というよりは藤木記者がこの手のバンドに対してポジティヴな評価をしている、という事実に「ちょっと聴いてみたいかも」という気になりましたよ。

広瀬編集長の「ここだけの話」を読んで、この人は少なくとも91年時点ではメタルが好きだったんだな、と思いました(笑)。
その広瀬編集長の「今月の釣り針」SERPENTINE(92点)を買うかどうかは目下思案中。


◆発行元であるシンコー・ミュージックのWebサイト
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2175011003


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コメント

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いつのだよ!って写真は2ヶ月連続ですね^_^;
GAMMA RAYの記事だけとりあえず読みました!久しぶりにカイ先生の“アーライ!”が
聴けるかどうか、今から楽しみです。ミッヒの歌声も変わってないと良いなぁ♪

>珍獣メガネコアラさん

近年ちょっと「いつのだよ」写真や、撮り下ろしではない表紙が増えてきている気がしますね。

いっぽう近年「アーライ!」はあまり聴けていない気がするので、久々に聴けるかどうか、ある意味注目ですね(笑)。

ブログ引っ越しお疲れさまです。

AC/DCはやはりインタビューは無し…これといって新たな取材や考証もなく、編集者の記憶・思い出を語るだけでどうにかしようという企画は辛い。

BIG4の記事を読みながら、いつも好き勝手言っている自分の事を思い切り棚に上げて「UNITEDのドラマー、上目線だなぁ」とつぶやく。

読み終えてふと部屋を見渡すとB!誌がだいぶ溜まってきた事に気づく。
ブックオフなどでは値段もつかないだろうし、大人しく古紙回収に出そうかな。

>OBさん

AC/DCの特集に関してはまあ「総集編」以上のものではありませんが、90年代以降にHR/HMを聴き始めたような人にとってはそれなりに初めて知ることも多いのではないでしょうか。

UNITEDのドラマーの「論評」については、多くの人がライヴ後の飲み屋などで似たようなことを喋っていると思います。

ただ、それをそのまま活字にしてしまうとやっぱりしんどいですね。
他人の目に触れる文章を書くときは、思ったことをそのまま書いてはいけない、ということを教えてくれる記事でした(笑)。

レビューで、AZRAELの新譜の評価が著しく低いのに驚きでした!確かに前作よりいいかと問われると○○っぽいとか感じる箇所があるので高評価はし難いですが…菅原氏のBurning Emotionより点が低いってのは、どうしたものかって気がしました(-_-;)
どうも、BURRN!は日本人評価が厳し過ぎるというか、日本のメタルを盛り上げるつもりはないの?と思っちゃいますね。個人的には、こういう日本の正統派を潰しちゃいかんと思うんですよね。この評価を頼りにしてる方がどれくらいいるかは分かんないけど、この点数を見て、買う買わないを判断するとしたら、なんか掘り出し物をスルーしてる気がして勿体無いな~
先月号にレビューが掲載されなくて良かったんじゃないかなって思いました。

>ここみんさん

AZRAELに関しては単に羽田氏のお眼鏡にかなわなかったということだと思いますが(元々日本のバンドには厳しい目で見てしまうということを公言している方ですし)、闇雲に持ち上げれば日本のメタルを盛り上げることになるのか、というと微妙な所ですよね。

CONCERT MOONとDOUBLE DEALERはある意味BURRN!に持ち上げられたことで結果的に潰されたような観もありますし…。