REINXEED / MAJESTIC

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う~んクサい! コイツはクサいね!

BURRN!誌での評価が前々作69点→前作79点→本作88点とウナギ上りなREINXEEDの3作目のアルバム。

たしかに作を重ねるごとに微妙に成長しているのだけど、この点数の上昇幅ほど劇的な飛躍を遂げているかというと、ファン以外にはどのアルバムも同じに聴こえる程度なので要注意(笑)。

88点という点数も、恐らく評価を「クサさ」という一点に絞ったときの点数じゃないかと思います(笑)。

細いVoの説得力の薄さ(個人的には嫌いじゃないが)、そして何よりサウンドの軽さ(特にDr)はデビュー作からほとんど改善されておらず、普通のメタル・ファンが聴けばB級以外の何物でもない。

ただ、一方で前作・前々作が気に入ったようなクサメロに目がないタイプのファンにとっては、本作も流麗かつ大仰で気恥ずかしくなるようなメロディ・展開・アレンジがこれでもかとテンコ盛りなので、かなり満足がいくことだろう。

強いて言えば前作までに比べてメロディアス・ハードっぽい雰囲気を醸し出す明るめのアレンジや、影響を受けたというロビー・ヴァレンタインの音楽を思わせるコーラス・アレンジ(ちょっと素人臭い…)や展開が新境地で、これらはいずれも音楽の異臭度をアップさせる役割を果たしている。

いや、当初中心人物であるトミー・ヨハンソン(REINXEEDは実質彼のソロ・プロジェクトだ)があまりにもイングヴェイ~ティモ・トルキの流れを汲む「井の中の蛙」キャラだったのでちょっと小馬鹿にしていたのだが、意外とこれはなかなか昨今珍しい逸材なのではないか。

ここまで恥ずかしげもなくクサメロ一本槍のバンドは最近ご無沙汰で、かつてSKYLARKの音楽を本気で良いと思ったような感性の持ち主であればきっとハマるに違いない(もっとも、そういう方も今では耳が肥えてしまっているだろうが…)。

何気に楽曲自体のクオリティはかなり高まっているので、上手いシンガーと良好なプロダクションに恵まれれば凄い傑作を作ってくれそうな気がする。

ただ、プロダクションはともかく、この人はきっと自分で歌いたいタイプなんだろうな(苦笑)。【81点】

◆REINXEEDのMySpace
http://www.myspace.com/reinxeednorth


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