LOUD PARK 09 2日目感想 〈前編〉

予想通り二度寝してしまったが、今日はなんとか開演に間に合った(ギリギリだったけど)。
自宅からだったら確実に遅刻だったな…。

今日は指定席ってのがどんなもんか試してみるか、と思って指定席券を買っていたので、昨日も来ているにもかかわらず、本日から参加の人と同じ入口から入場。またドリンクチケット代を取られる。

ま、どうせ飲むからいいんだけどさ。

というわけで朝食がまだだったので、早速ドリンクチケットをビールに引き替え、ミートタコスを買って指定席へ。

朝食(といっても11時だが)からビールを飲んでも後ろめたくない、というのがフェスのいい所ですね(?)。

指定席は、案の定パイプ椅子で狭い。人がギッシリだったらとても食事などできないが、まだ早い時間帯なので両脇とも空いており、悠々とスペースを使える(しかも、私の左側2つの席には結局最後まで人が座ることはなかった)。

ひな壇の傾斜は低めだが、タテヨコともかなり中心に近いポジションだったこともあり、よく見えて快適。

とはいえ、基本盛り上がりの外なので、あんまり「参加」してる感じはなく、どうしても「鑑賞」してる感じになってしまうのは否めず。
好きなバンドのときにはやはりフロア前方に行くべき、と感じました。

ただ、休憩所兼クロークと考えれば、料金ぶんのメリットは意外とあるかも。


DEAD BY APRIL

本日1バンド目。人入りは昨日の1バンド目であるBBABHよりちょっと多い? この時間にしてはよく入っている気がする。
ちなみにBURRN!のレビュー以上の予備知識なしで観ました。

印象としてはSONIC SYNDICATEに似てるな、と。メタルコアの、メロウでキャッチーな部分をポップといえるほどに強調した音楽で、コアな音楽がそれほど好きではない人間でも楽しめそう。

哀愁がかったクリーン・ヴォーカルのパートにはかなり耳を惹かれるものがあり、新人ながら注目されているというのもわかる気がしました。

また、メンバーがみんなオシャレなイケメンで、巨大モニターに映し出される前列のオーディエンスが若い女の子ばかり、というのもさもありなん。

まだ大きなステージでの見せ方については慣れていない感じもあったが、全体的にソツなくまとまっていて普通に楽しめました。

1バンド目というペーペーのくせにウォール・オブ・デスを要求し、それが小規模ながら実現したのも、オーディエンスの心をつかめていたからでしょう。

ただ、メロウなパートでもサークル・ピットがグルグル回っているのを見て、「バンドがコア系ならどんな曲でもいいのかよ」とちょっと可笑しくなってしまいました。


H.E.A.T.

デビュー作がBURRN!誌で高得点を獲得した期待の若手メロディアス・ハード・ロック・バンド。
とっても80年代なスタイルの音楽性だが、オープニングのSEがグレン・フライの「The Heat Is On」(映画「ビバリーヒルズ・コップ」の挿入歌)で、さらに80S'世代にアピール?

Voが童顔なのにヒゲで小太りというとっちゃんボーヤのようなルックスなのがちょっとフロントマン的にどうなの、って気もするが、終始まぶしいほどの笑顔で、本当に楽しそうなのが好印象。

歌自体はすっごい上手いわけではないけど、声は張りがあってよく出ていた。
私自身はそんなに曲が飛び抜けて良いとは思わないのだが、快活な曲が多いのでライヴでは映える。

ちなみ帽子をかぶったオサレなギターがすごく美形でカッコよかったが、肝となるパートはもう一方のギターが弾いていた気がする。もしかしてルックス要員?(笑)


CROSSFAITH

指定席でボーっと次のLAZARUS A.D.を待っているのも芸がないので、サブステージで演奏中のバンドを覗きに行きました。

日本のバンドだということは知っていましたが、それ以外の予備知識はゼロ。

ここで聴いた限り、基本的にはメタルコアで、ちょっとデジタルな味付けがされているのが個性なのかな?という感じ。
まだかなり若そうで、演奏力とかは正直まだまだ。

ただ、Voがなかなかサマになっていたし、まだ若そうなのにMCのしゃべり方とか割としっかりしていて、印象は悪くない。
意外と(失礼)お客さんも多かったし、小規模ながらサークルピットも出来ていた。

Keyの人(今マイスペを確認したらVision/Progという謎の肩書が付いていますが)のアクション(Keyの前で激しくヘドバン→片手を上げてフロントに飛び出して客を煽る、の繰り返し)が個人的にツボりました(笑)。

チラッと見てすぐLAZARUS A.Dに戻るつもりでしたが、結構良かったので最後まで観てしまいました。


LAZARUS A.D

このLOUD PARKに出演が決まるまで無名に近かったが、出演が決定して音源をチェックしてみると、これが存外カッコいい、ということで前評判高かった若手スラッシュ・メタル・バンド。

サブステのCROSSFAITHを最後まで観てしまったため途中から観たが、たしかになかなかカッコいい。音は悪いけど。

個人的には初期TESTAMENTやゼトロ在籍時のEXODUSにちょっぴりメタルコア的なテイストを混ぜたような印象を受けましたが、私はスラッシュにはあまり造詣が深くないので、スラッシャーの人には異なる意見があるかも。

ギターの人とドラムの人はイケメンだったし、今後新世代スラッシュ・バンドの代表格として頭角を顕していくのではないでしょうか。


HIBRIA

今年5月に行なわれた来日公演の評判が良かったので、行けばよかったなー、と思っていた所にLOUD PARK出演決定でラッキー、と思っていた。

しかし蓋を開けてみるとサブステ出演のGALNERYUSの真裏。ぐあー、私含めてファン層どっ被りなんじゃないの?

どっちを切るか知恵熱が出そうなほど考えたが、小野正利正式加入後第一弾のガルネリを優先することにしました…。

ということで1曲目「Tiger Punch」と、2曲目「Millenium Quest」の1コーラスだけ観て撤退。

とりあえずVoのユーリ・サンソンがCDのあの熱い歌声をライヴでも再現できていることは確認できました。


GALNERYUS

小野正利加入後第一弾ということで話題性もあり、案の定かなり盛況。しかし、仮にも紅白出場歌手が加入したにもかかわらずサブステ扱いで、しかもこの程度の集客とは、と、ファンとしては憤りもなくはない。

私が彼らを最後に生で観たのは05年5月の「REVELATION FROM THE RED SKY TOUR」@CLUB PHASE以来なので約4年半ぶりと、ちょっとブランクがある。

しかし、「Meditation For The Saga」から「Struggle For The Freedom Flag」というデビュー作からのオープニングで、すぐにボルテージが上がった。

小野正利のVoはほぼ完璧にフィットしていたどころか、むしろクオリティを高めていたが、「Silent Revelation」だけはYAMA-Bの方が良かったかな。

ただ、ステージアクションはおとなしめで、腰に問題を抱えているという噂は本当なのかも。

また、MCは正直まるでメタルっぽくない、いかにもJ-POP歌手上がりって感じの世間話みたいなトークでちょっと脱力。

そういう意味で小野正利はちょっと浮いており、バンドっぽさは希薄になった感も。

何気にベースもTAKAなる新メンバーになっているが、髪型を中心にルックスはまんまV系。

とりあえずかなりテクニカルなGALNERYUSの楽曲を弾けるから加入したのだろうが、正直今日はあまりベースの音が聴こえなかった。ステージングが硬いのは加入後初ライヴなのでやむを得ない所か。

Syuは5年前よりフィンガリングが滑らかになって上手くなってた。髪型も服装もだいぶカジュアルになっているが、今が一番カッコいいような気がする。

MCでも言っていた通り、彼らの楽曲は長い曲ばかりなので本日は5曲しかプレイされなかったが、来春にはこのメンバーで制作する新作を出すとのこと。


HATEBREED

昼食に毎年食べてるケバブデラックスを今年も食べようと飲食ブースに向かったら、なぜかケバブ屋だけ長蛇の列。40人くらいは並んでいた感じ。

どうも2chの実況で「美味い」と評判になっていたのが原因らしい。美味いったってたかが知れてるじゃねーか…と思いつつ、ちょっと意地みたいな気分になり、どうせ回転は速いので並んで購入(With ビール)。

HATEBREEDの音楽は消化にはいたって悪そうだが、せっかく席があるので指定席でケバブを食べながらHATEBREEDを観る。

正直、いかにケバブの具をこぼさずキレイに食べるかに神経を傾けていたのであんまりちゃんと観ていないのだが、バンドのパフォーマンスには気合が入っていたし、フロアもこのランクのバンドとしてはビックリするほど盛り上がっていた。

デカいサークルピットが左右で終始渦巻いているのが指定席から見てとれたし、フロアの後ろのほうまでみっちり盛り上がっていた。

個人的にはキャッチーな要素が薄すぎてアルバムは聴いてられないバンドなのだが、こうして大運動会をやるには向いているバンドで、このフェスの中心的な客層に一番求められているのはこういうタイプのバンドなんだろうなぁ、という気がした。


ROYAL HUNT

ダラダラと昼食のケバブを頬張っていたら開演に間に合いませんでした。
知名度はあるし、裏が全く毛色の異なるNAPALM DEATHだからか、人は結構集まっている。

通常のバンドであればドラムキットが置いてある正面奥に女性コーラス(1名)が立っていて、上手(かみて)奥にKeyが、下手(しもて)奥にDrがあるという変則的なステージ。やっぱアンドレ(Key)デカっ。

Voはマーク・ボールズで、時折繰り出すハイトーンは相変わらず凄いものの、オリジナルの歌メロをアドリブで変えすぎな感じが。

マークがあまり客を煽らない分、女性コーラスのミシェルがオーディエンスに手拍子などを呼びかけて盛り上げていた。

しかし選曲が微妙(「Message To God」や「River Of Pain」も、アルバムの流れで聴けばともかく、単独では結構地味な曲だと思う)だったので、私は正直ちょっと退屈を覚えてしまった。

新曲としてプレイされたのは、DEEP PURPLEを思わせるハモンドっぽいKeyのサウンドが印象的な、70年代HR的な曲で…これまたやっぱ地味でした…。

音が良くなかったこともあって、アンドレや、遠目にはまるで双子の兄弟のように見えるギターとベースのプレイも今ひとつ際立たず、ちょっと不完全燃焼ぎみなライヴだったというのが正直なところです。


NAPALM DEATH

次に観たいバンドであるGOTTHARDまで間があったので、席に戻って鑑賞。
06にも怖いもの見たさというか興味本位で観ているが(そのときはサブステだった)、やはり私の人生にはまったく必要のないタイプの音楽だ(苦笑)。

これならまだ、ステージチェンジの際にモニターに流れるコンサートCMのBACKSTREET BOYSやNe-Yoの音楽のほうがいい(というかBACKSTREET BOYSとか普通に好きなんですが)。

ただでさえ非音楽的な彼らの音楽ですが、サウンドがさらに極悪(デカ過ぎ)で、耳栓なしでは何をやっているのかわからんですよ状態。

しかし、耳栓さえしておけばちゃんとリフ中心の音楽として成立しているのがわかるのだから自分もだいぶ遠い所まで来たんだな、と妙な感銘を覚えました(笑)。

06のときは妙に落ち着きなくステージを走り回っていたVoが少しおとなしくなっていたような。


ブログの文字数制限の関係で、後編へと続きます。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント