SOLUTION.45 / FOR AEONS PAST

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「やりたいプロジェクトがたくさんあるので、長期間のツアーに出たくない」という理由でSCAR SYMMETRYを脱退したクリスチャン・アルヴェスタム(Vo)と、解散してしまったDIVINEFIREのヤニ・ステファノヴィック(G)による新プロジェクト。

SCAR SYMMETRYのサイバー感と、DIVINEFIREのヒロイズムが融合したらすごくカッコいいものができるんじゃないか、と期待して買ってみたら、まんまSCAR SYMMETRYでした(苦笑)。

ま、プロジェクト名からしてなんとなくサイバーな雰囲気だったから、こういう音であろうことは予想してたけど。

強いて言えばSCAR SYMMETRYよりもリフ・ワークがヘヴィな印象があるけど、メロディ派である私としてはそのことは特に加点対象とはならない。

SCAR SYMMETRYで私を魅了したクリスチャン・アルヴェスタムの極悪グロウルとムーディーなメロディック歌唱の「ジキルとハイド」コンビネーション歌唱は本作でも冴え渡っており、全体的なクオリティとしてはSCAR SYMMETRYの新作と言われても違和感のないレベルに達していることは確か。

特にこの情感に満ちたノーマル・ヴォイス歌唱はやっぱ絶品だね。やや凡庸なメロディすら魅力的に聴かせるほどの力がある。

作詞に関してはDARK TRANQULLITYのミカエル・スタンネの協力を仰いでおり、ミカエルは本作にゲスト参加もしている。

ただ、Keyを担当していたミッコ・ハルキン(Key:元KENZINER~SONATA ARCTICA)は「本命プロジェクト」であるMEHIDAの活動が忙しいことを理由に脱退してしまったし、DIVINEFIREも活動を再開するそうなので、このプロジェクトの先行きは若干怪しい気も。

とりあえずSCAR SYMMETRYが好きなら要チェックのアルバムです。【81点】

◆本作収録「Gravitational Lensing」のPV [YouTube]


◆本作収録「Lethean Tears」のPV [YouTube]

とてもデス・メタル・バンドのものとも思えない哀愁バラード。良い。


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