LOUD PARK 09 1日目感想 〈前編〉
ついに待ちに待った、と言いたいが、実際は仕事に追われるうちにいつの間にか来てしまったLOUD PARK 09当日。
そして見事に寝坊。10時くらいに着いているつもりが、11時ギリギリに。
入場がかなり並んでいたため、ステージにたどり着いたのは11時8分で、既に最初のバンドのステージが始まっていました…。
◆BLESSED BY A BROKEN HEART
たぶん2曲目あたりで会場に到着。朝イチなので人付きはボチボチ。
コアな要素もキャッチーな要素もあって会場をあっためるには最適なバンドかも。
ただ、さすがに一発目だからか音は悪く、個々の演奏はよく聴き取れなかった。
曲の印象を決定づけているKeyがちゃんと聴こえていたのがせめてもの救いか。
私は単独公演にも足を運んだくらいなので、当然楽しめるのだが、会場的には「To Be Young」のような、コアな要素の薄い、モロに80年代的な曲に対しては、どう盛り上がればいいのか戸惑いがあったような感じがする。
その辺、コアな要素とポップな要素のサジ加減が今後のこのバンドの課題かも。
Voは相変わらずイケメンで、途中の曲ではバク宙も披露して盛り上がる。
ラストのムビョバディこと「Move Your Body」は、ラジオ効果で知名度が上がっていたこともあってか、この曲が始まると一気に人が前の方に集まってきた。
単独ライヴのときと同様、フロアにビーチボールが何個も投げ込まれ、パーティ状態に。
果たして今後これ以上のパーティ・アンセムを生み出せるのか?と思ってしまう名曲だ。
◆STEEL PANTHER
8月の単独はチケットが取れなかったので、本日2番目に観たかったバンド。
私の一番好きな楽曲である「Eyes Of The Panther」でスタートしてくれたのが個人的には嬉しい。
フォーメーションプレイ(ドラム以外のメンバーが揃って同じアクションをする)がよく統制とれていて、やっぱ場数踏んでるなあ、と感心。そしてステージ中央、下手、上手と、しつこく繰り返すコントのようなエンディングにはつい笑ってしまった。
演奏も上手い。色物めいたイメージとは裏腹に、とてもプロフェッショナルでテクニカル。
下ネタMCについてはどう反応していいのか微妙でしたが(苦笑)。
2曲目「Asian Hooker」、そして3曲目「Fat Girl」の途中で、サブステージのLIV MOONを観るために撤退。
彼らを知らない80年代リアルタイム組メタラーたちの反応が気になったが、本日1番観たかったのがLIV MOONなので仕方ない。
1番目に観たいバンドと2番目に観たいバンドが被ってしまったのは不幸だが、ちょっとでもズレていたことを幸運に思うことにしよう。
◆LIV MOON
個人的には本日一番興味があったバンド。
日本のアーティストなので今後いくらでも観る機会があるかもしれないが、本日が文字通り正真正銘の「デビュー・ライヴ」で、そういう記念すべきステージを目撃する機会はそうそうないですからね。
PRETTY MAIDSがアルバムのオープニングに使い、OZZY OSBOURNEもライヴのオープニングに使っていたクラシック曲、オルフの「カルミナ・ブラーナ」から「運命の女神(フォーチュナ)」が荘厳に流れる中、「オペラ座の怪人」風の仮面を着けたメンバーが登場してくる。
そして主役、AKANE LIVこと岡本茜が登場。髪型も衣装も完全に「ステージ仕様」で、華麗という言葉がふさわしい。
顔小さくて美人。そして細い。それでいて胸はボリューム満点。
下世話な言い方をすれば、男なら一度はこんな女性と寝てみたいと思うような、ちょっと非現実的な女性だ。
もちろん宝塚出身で声楽も学んでいるだけあって、歌はとてもお上手。
特に高音の発声は素晴らしく、天を突かんばかりのハイトーンも披露してくれました。
1曲目は先日発売されたシングルの2曲目だった曲の英語バージョンで、後のMCによると「Wild Creatuers」と曲名が違うらしい。
宝塚出身だけあって、ポーズの取り方など、自らを美しく見せるアクションはバッチリだったが、オーディエンスの煽り方など、ロック的な意味でのステージングはまだまだ。
その点、元THE YELLOW MONKEYの広瀬"HEESEY"洋一(B)はさすがに見せ方、盛り上げ方を心得ていた感じ。
ラストの「LIV MOONコール」も広瀬氏が煽動していたしね。
楽曲は、それなりにへヴィでドラマティックだけど、やっぱメタル魂に欠ける感じ。
正統派や様式美と言われるタイプのHR/HMが本当に好きな人が曲を書けばこうはならないはずだが、恐らく音楽面での中心人物である西脇氏にそっち方面の素養はあまりないんだろう。
あとギターもモダンなスタイルで味気なく、もっとクラシカルなセンスの持ち主が弾いてくれないと個人的な琴線には触れてこないなぁ。
ギターを橘高文彦あたりに替えてみるとかどうです?
ま、悪くはなかったのできっとアルバムはチェックしてみますけどね。
せっかくの美人さんなのでサイン会に参加してみようかと思ったが、LOUDNESSの時間に思いっきり被っていたので断念。
◆OUTRAGE
LIV MOON終了後、物販で明日着るためのTシャツを購入(今夜泊まりだが、荷物を増やしたくなかったので着替えのTシャツを持って来なかったから)。
その後メインステージに戻ってくるとOUTRAGEがプレイしていた。お客さんもだいぶ増えて、かなり盛り上がっている感じ。
それはいいのだが、さっきまでに比べると音量自体が上がっており、とにかく爆音。
これまで耳栓は必要ないかも、くらいに思っていたが、これは確実に耳がやられる、と思って耳栓装着。
「You Suck」の途中から来たのですが、次の「Under Control Of Law」は個人的にも燃えましたね。
新曲と言ってプレイした曲も、スラッシュ然とした曲でした。
MCが前回07のステージで観たときに比べると気恥ずかしくない感じになっていてひと安心(笑)。
ラスト「My Final Day」から「Madness」というアルバム通りの流れもカッコ良かった。
しかし今回も一番聴いてみたかった「Blind To Reality」は聴けず残念。
◆FADE
個人的にはこの時間帯は「昼食タイム」で、観る気はさっぱりなかったのですが、サブステージ脇の物販ブースの前で売っていた「横須賀海軍カレー」を食べながら入口近くで座り込んで観ていました。
んー、HR/HMというより、LOST PROPHETSとかSAOSINとか、あの辺のもっとモダンなバンドみたいな感じ?
個人的にはそういうバンドも嫌いじゃないし、このバンドも別に悪くはないと思いましたが…まあ、正直な所さっき買ったカレーのルーとライスのバランスが著しく悪かったため、いかにライスを余らせずに少量のルーを配分するかに気を取られていたので、あまり真剣に音楽の感想を述べる資格はないかもしれません。
日本のバンドと認識していたのにMCが「トキオー!メイクサムファッキンノイズ!」と英語だったので、おいおい、MCまで外人のマネすることないんじゃないの? とちょっと半笑いになってしまいましたが、Voの方はアメリカ人だったんですね。失礼しました。
◆FIREBIRD
カレーを食べ終えてFADEを観終わってメインステージに戻ると、FIREBIRDがプレイしていました。
とても昨年CARCASSでプレイしていた人とは思えない渋い70年代スタイルのロック。
ベースが急遽脱退してしまったため、ヘルプで交友のある日本が誇るドゥーム・メタル・バンドCHURCH OF MISERYのギタリスト、トム・サタンがベースをプレイしているとか。
この手のトリオ・バンドって個々のプレイヤーが非常に重要だから、ベースが本職でない人をゲスト的に入れてしまうとバンドのグルーヴとか大丈夫なんですかね?
これまでライヴも観たことないし、アルバムも聴いていないのでその辺の影響はよくわかりませんでしたが…。
とりあえず、ブルース・ハープのソロみたいな曲でショウを締めくくったのが印象的でした。
いいのかそれで。
◆LOUDNESS
キャンセルになったACE FREHLEYに代わって、急遽4日前に出演が決まったというLOUDNESS。
私くらいの年齢(30歳前後)は、かろうじて「世界のLOUDNESS」の威光が残っていた世代なので、メタルを聴くようになって早々にLOUDNESSを聴くようになっていて、ライヴ・ビデオなどもいくつか観ていたが、生で観るのは初めてなので結構楽しみにしていた。
とはいえ一方で、「RACING」以降のアルバムは聴いていないので、新作中心のセットリストだったりしたら厳しいな、とちょっと恐れてもいた。
ステージのバックドロップが旭日旗風で、オープニングのSEが「君が代」と、過剰な日本アピールの後始まったのは案の定私の知らない新しめの曲で、その後の「Hellrider」も知ってはいたが盛り上がれず。
これは厳しいステージになるかも…と思いきや、その後は「Crazy Night」、「Heavy Chains」、「Crazy Doctor」、「In The Mirror」とクラシック連発で大盛り上がり。
高崎晃は巧者だけができる貫禄の手抜きプレイ。亡くなった樋口宗孝に代わって加入した、まるで格闘家のようなルックスの鈴木政行(元SABER TIGER)は、まあ健闘していたかな…という感じ。
一番恐れていた二井原のVoは思いのほか声が出ていて、適当にフェイクも交えていたが、かなり納得のいく歌唱。
ルックスも一時期金髪にしていたときに比べると、だいぶマトモになった気がする、ってのは大きなお世話か。
ただ、「アレスの嘆き」はちょっとこっ恥ずかしかった…。歌詞が…ね…。せめて「So Lonely」としてやってくれればまだよかったのに。
「アタマ振れますかー」のMCに続いてプレイされた「S.D.I.」で終われば美しかったのですが、最後を締めくくったのは最新作からの高速チューン「Hit The Rails」。樋口氏への追悼の意があるらしいが、それラストでなきゃダメだったんですかね?
蛇足ながら個人的な話をすると、隣に立っていた外人がデジカメで写真撮りまくりで鬱陶しかった。
※ブログの文字数制限の関係で、後編に続きます。
そして見事に寝坊。10時くらいに着いているつもりが、11時ギリギリに。
入場がかなり並んでいたため、ステージにたどり着いたのは11時8分で、既に最初のバンドのステージが始まっていました…。
◆BLESSED BY A BROKEN HEART
たぶん2曲目あたりで会場に到着。朝イチなので人付きはボチボチ。
コアな要素もキャッチーな要素もあって会場をあっためるには最適なバンドかも。
ただ、さすがに一発目だからか音は悪く、個々の演奏はよく聴き取れなかった。
曲の印象を決定づけているKeyがちゃんと聴こえていたのがせめてもの救いか。
私は単独公演にも足を運んだくらいなので、当然楽しめるのだが、会場的には「To Be Young」のような、コアな要素の薄い、モロに80年代的な曲に対しては、どう盛り上がればいいのか戸惑いがあったような感じがする。
その辺、コアな要素とポップな要素のサジ加減が今後のこのバンドの課題かも。
Voは相変わらずイケメンで、途中の曲ではバク宙も披露して盛り上がる。
ラストのムビョバディこと「Move Your Body」は、ラジオ効果で知名度が上がっていたこともあってか、この曲が始まると一気に人が前の方に集まってきた。
単独ライヴのときと同様、フロアにビーチボールが何個も投げ込まれ、パーティ状態に。
果たして今後これ以上のパーティ・アンセムを生み出せるのか?と思ってしまう名曲だ。
◆STEEL PANTHER
8月の単独はチケットが取れなかったので、本日2番目に観たかったバンド。
私の一番好きな楽曲である「Eyes Of The Panther」でスタートしてくれたのが個人的には嬉しい。
フォーメーションプレイ(ドラム以外のメンバーが揃って同じアクションをする)がよく統制とれていて、やっぱ場数踏んでるなあ、と感心。そしてステージ中央、下手、上手と、しつこく繰り返すコントのようなエンディングにはつい笑ってしまった。
演奏も上手い。色物めいたイメージとは裏腹に、とてもプロフェッショナルでテクニカル。
下ネタMCについてはどう反応していいのか微妙でしたが(苦笑)。
2曲目「Asian Hooker」、そして3曲目「Fat Girl」の途中で、サブステージのLIV MOONを観るために撤退。
彼らを知らない80年代リアルタイム組メタラーたちの反応が気になったが、本日1番観たかったのがLIV MOONなので仕方ない。
1番目に観たいバンドと2番目に観たいバンドが被ってしまったのは不幸だが、ちょっとでもズレていたことを幸運に思うことにしよう。
◆LIV MOON
個人的には本日一番興味があったバンド。
日本のアーティストなので今後いくらでも観る機会があるかもしれないが、本日が文字通り正真正銘の「デビュー・ライヴ」で、そういう記念すべきステージを目撃する機会はそうそうないですからね。
PRETTY MAIDSがアルバムのオープニングに使い、OZZY OSBOURNEもライヴのオープニングに使っていたクラシック曲、オルフの「カルミナ・ブラーナ」から「運命の女神(フォーチュナ)」が荘厳に流れる中、「オペラ座の怪人」風の仮面を着けたメンバーが登場してくる。
そして主役、AKANE LIVこと岡本茜が登場。髪型も衣装も完全に「ステージ仕様」で、華麗という言葉がふさわしい。
顔小さくて美人。そして細い。それでいて胸はボリューム満点。
下世話な言い方をすれば、男なら一度はこんな女性と寝てみたいと思うような、ちょっと非現実的な女性だ。
もちろん宝塚出身で声楽も学んでいるだけあって、歌はとてもお上手。
特に高音の発声は素晴らしく、天を突かんばかりのハイトーンも披露してくれました。
1曲目は先日発売されたシングルの2曲目だった曲の英語バージョンで、後のMCによると「Wild Creatuers」と曲名が違うらしい。
宝塚出身だけあって、ポーズの取り方など、自らを美しく見せるアクションはバッチリだったが、オーディエンスの煽り方など、ロック的な意味でのステージングはまだまだ。
その点、元THE YELLOW MONKEYの広瀬"HEESEY"洋一(B)はさすがに見せ方、盛り上げ方を心得ていた感じ。
ラストの「LIV MOONコール」も広瀬氏が煽動していたしね。
楽曲は、それなりにへヴィでドラマティックだけど、やっぱメタル魂に欠ける感じ。
正統派や様式美と言われるタイプのHR/HMが本当に好きな人が曲を書けばこうはならないはずだが、恐らく音楽面での中心人物である西脇氏にそっち方面の素養はあまりないんだろう。
あとギターもモダンなスタイルで味気なく、もっとクラシカルなセンスの持ち主が弾いてくれないと個人的な琴線には触れてこないなぁ。
ギターを橘高文彦あたりに替えてみるとかどうです?
ま、悪くはなかったのできっとアルバムはチェックしてみますけどね。
せっかくの美人さんなのでサイン会に参加してみようかと思ったが、LOUDNESSの時間に思いっきり被っていたので断念。
◆OUTRAGE
LIV MOON終了後、物販で明日着るためのTシャツを購入(今夜泊まりだが、荷物を増やしたくなかったので着替えのTシャツを持って来なかったから)。
その後メインステージに戻ってくるとOUTRAGEがプレイしていた。お客さんもだいぶ増えて、かなり盛り上がっている感じ。
それはいいのだが、さっきまでに比べると音量自体が上がっており、とにかく爆音。
これまで耳栓は必要ないかも、くらいに思っていたが、これは確実に耳がやられる、と思って耳栓装着。
「You Suck」の途中から来たのですが、次の「Under Control Of Law」は個人的にも燃えましたね。
新曲と言ってプレイした曲も、スラッシュ然とした曲でした。
MCが前回07のステージで観たときに比べると気恥ずかしくない感じになっていてひと安心(笑)。
ラスト「My Final Day」から「Madness」というアルバム通りの流れもカッコ良かった。
しかし今回も一番聴いてみたかった「Blind To Reality」は聴けず残念。
◆FADE
個人的にはこの時間帯は「昼食タイム」で、観る気はさっぱりなかったのですが、サブステージ脇の物販ブースの前で売っていた「横須賀海軍カレー」を食べながら入口近くで座り込んで観ていました。
んー、HR/HMというより、LOST PROPHETSとかSAOSINとか、あの辺のもっとモダンなバンドみたいな感じ?
個人的にはそういうバンドも嫌いじゃないし、このバンドも別に悪くはないと思いましたが…まあ、正直な所さっき買ったカレーのルーとライスのバランスが著しく悪かったため、いかにライスを余らせずに少量のルーを配分するかに気を取られていたので、あまり真剣に音楽の感想を述べる資格はないかもしれません。
日本のバンドと認識していたのにMCが「トキオー!メイクサムファッキンノイズ!」と英語だったので、おいおい、MCまで外人のマネすることないんじゃないの? とちょっと半笑いになってしまいましたが、Voの方はアメリカ人だったんですね。失礼しました。
◆FIREBIRD
カレーを食べ終えてFADEを観終わってメインステージに戻ると、FIREBIRDがプレイしていました。
とても昨年CARCASSでプレイしていた人とは思えない渋い70年代スタイルのロック。
ベースが急遽脱退してしまったため、ヘルプで交友のある日本が誇るドゥーム・メタル・バンドCHURCH OF MISERYのギタリスト、トム・サタンがベースをプレイしているとか。
この手のトリオ・バンドって個々のプレイヤーが非常に重要だから、ベースが本職でない人をゲスト的に入れてしまうとバンドのグルーヴとか大丈夫なんですかね?
これまでライヴも観たことないし、アルバムも聴いていないのでその辺の影響はよくわかりませんでしたが…。
とりあえず、ブルース・ハープのソロみたいな曲でショウを締めくくったのが印象的でした。
いいのかそれで。
◆LOUDNESS
キャンセルになったACE FREHLEYに代わって、急遽4日前に出演が決まったというLOUDNESS。
私くらいの年齢(30歳前後)は、かろうじて「世界のLOUDNESS」の威光が残っていた世代なので、メタルを聴くようになって早々にLOUDNESSを聴くようになっていて、ライヴ・ビデオなどもいくつか観ていたが、生で観るのは初めてなので結構楽しみにしていた。
とはいえ一方で、「RACING」以降のアルバムは聴いていないので、新作中心のセットリストだったりしたら厳しいな、とちょっと恐れてもいた。
ステージのバックドロップが旭日旗風で、オープニングのSEが「君が代」と、過剰な日本アピールの後始まったのは案の定私の知らない新しめの曲で、その後の「Hellrider」も知ってはいたが盛り上がれず。
これは厳しいステージになるかも…と思いきや、その後は「Crazy Night」、「Heavy Chains」、「Crazy Doctor」、「In The Mirror」とクラシック連発で大盛り上がり。
高崎晃は巧者だけができる貫禄の手抜きプレイ。亡くなった樋口宗孝に代わって加入した、まるで格闘家のようなルックスの鈴木政行(元SABER TIGER)は、まあ健闘していたかな…という感じ。
一番恐れていた二井原のVoは思いのほか声が出ていて、適当にフェイクも交えていたが、かなり納得のいく歌唱。
ルックスも一時期金髪にしていたときに比べると、だいぶマトモになった気がする、ってのは大きなお世話か。
ただ、「アレスの嘆き」はちょっとこっ恥ずかしかった…。歌詞が…ね…。せめて「So Lonely」としてやってくれればまだよかったのに。
「アタマ振れますかー」のMCに続いてプレイされた「S.D.I.」で終われば美しかったのですが、最後を締めくくったのは最新作からの高速チューン「Hit The Rails」。樋口氏への追悼の意があるらしいが、それラストでなきゃダメだったんですかね?
蛇足ながら個人的な話をすると、隣に立っていた外人がデジカメで写真撮りまくりで鬱陶しかった。
※ブログの文字数制限の関係で、後編に続きます。
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