SUMMER SONIC 2010 TOKYO 8/8

サマソニ2日目、行ってきちゃいました。
33歳にしてサマソニデビューです。

先週もかなり激務で、さらに折からの猛暑もあってかなり夏バテしており、「こりゃパスかな…」と思っていたのですが、昨日1日ゴロゴロして過ごしたら思いのほか回復したので、当日券でGo。

何しろ今年はMOUNTAIN STAGEのトリであるDREAM THEATER、トリ前であるスラッシュを筆頭に、かなりHR/HMファンにもアピールするメンツが揃っている。

これまでも06年におけるMETALLICAのマスパペ再現を筆頭に、毎年1~2組くらいはHR/HM系のアーティストが登場していたのですが、それだけのために足を運ぶのはいささか費用対効果が悪かった。

しかし今年のMOUNTAIN STAGEはほぼBURRN!に登場するようなアーティストで占められていて、明らかに「HR/HMファンの取り込み」を狙っていると感じられる。

世界的にHR/HM人気が復活してきたことを受けての変化なのか、あるいは単にフェス・バブルの崩壊が叫ばれる中、HR/HMファンも呼び込まないと集客が厳しいということなのでしょうか。

早起きはしたくないのでオトナの余裕(?)で午後到着。
マイク・ポートノイ一押しのBIGELFを観るか、オリアンティを観るか、電車の中でさんざん迷ったのだが、とりあえず会場が駅から近く、先に始まるBIGELFにチャレンジ。

…なんとなく想像してはいたのですが、やはりちょっと私には渋すぎる音でした。
通受けするのはなんとなく理解できますが、盛り上がっていたとは言い難く、デーモン・フォックス(Vo, Key)に「君ら静かだね。静かなのは僕も好きだよ」などとイヤミを言われてしまいました(苦笑)。

そしてBIGELFのステージが終わって外に出ると、オリアンティが出ているマリンスタジアムの方からUFOの「Doctor, Doctor」が聴こえてきた。
…むー、明らかにオリアンティを観た方が楽しめてたなこりゃ、と思ってしまいましたね。

その後真っ昼間からビールを飲みつつ、最新作からのPVが最高にイカしていたCOHEED AND CAMBRIAを観る。
ただ、ライヴだとアルバムで聴けるドラマティックさよりもエモっぽい雰囲気の方が立っており、残念ながらパフォーマンス的に私のツボではなかった。

どうせその後マイケル・モンローを観るんだろこのメタヲタめ、というクリマンの予想を裏切り(?)、SUM41を観にMARINE STAGEに移動…しようとしたらSIDE STAGEでエアギター選手権をやっていて、つい観てしまった(笑)。

いや、BULLET FOR MY VALENTINEとかHELLOWEENとかJUDAS PRIESTとか、結構メタル系の曲が使われていたのでつい耳を引かれて。
審査員にはSHOW-YAの寺田恵子姐さんがいたりして。

さすがに最後までは観ずにマリンスタジアムへ移動。
メッセからマリンスタジアムまでは距離は近いものの歩くと結構あるが、シャトルバスがあるので便利。

スタンド席でSUM41を観る。前日何やら「アヴリル元夫、大阪で暴行受け負傷」という微妙な書かれ方でニュースになっていたが、とりあえず見たとこフツーにライヴをやっている。

アリーナ、スタンドともかなり人が入っていて、それもアリーナの一番後ろの辺りまでみっちり盛り上がっている。
これぞサマソニ、って感じだなあ、と思いつつ、ライヴ・パフォーマンス自体はなんかイマイチ。

映像作品で観たときも同様の印象を抱いたので、別に今日の調子がどうこうというより、単にこのバンドのパフォーマンスが私の肌に合わないだけなんでしょうけどね。曲は結構いいと思うのに、その曲の良さがあまり引き出されていないような印象を受けました。

その後、ヒップホップのライヴって観たことないな、というだけの理由でA TRIBE CALLED QUESTをちょっと観て、さらにISLAND STAGE、BEACH STAGE、SONIC STAGE、DANCE STAGEなど、主だったステージをひと通り、1、2曲ずつひやかして回る。

いやー、わかってたことだけど同じ幕張のフェスでもLOUD PARKより全然規模が大きくて、「お祭り感」が段違いだね。色々なステージを移動して回るだけでも結構楽しい。くたびれるけど。

一方で、ステージ間の移動にかなり時間がかかるので、真剣に観たいバンドがたくさんある場合は高度な「戦略的行動」が必要になりそうですが。

スラッシュの時間にMOUNTAIN STAGEに戻る。
しかし明らかにこのステージはメタラー隔離ステージだな(苦笑)。

スラッシュは大盛況。LOUD PARKならトリ、ってくらいの人集まりだった。
このあまり音響の良くない幕張メッセでもスラッシュのギターのトーンは素晴らしい。

ヴォーカルを務めているのはALTER BRIDGEのVoだったマイルズ・ケネディ。
歌も上手いし、ルックスも悪くないんだけど、なんか影が薄いっていうか、幸薄そう(笑)。

いや、でも特に高音の安定感が抜群で、ショウの終わりには「いいヴォーカルだなー」って心底思いましたよ。
フロントマンとしての華に欠けるのは、スラッシュが主役なんだからちょうどいいんじゃないですかね(まさか、だから彼を選んだのか?)。

GUNS N' ROSESの曲を5曲もやって、特に「Sweet Child O' Mine」と「Paradise City」は大盛り上がりだった。

なんとなく予想はしてましたが、「Sahara」ではB'zの稲葉浩志がサプライズゲストとして登場。
彼の実力からすれば当然ですが、見事な歌唱、見事な存在感でした。

そしてトリのDREAM THEATER。
正直客はスラッシュの時より密度薄かったような気がするけど、裏がスティーヴィー・ワンダーだということを考えれば上々。

いや、さすがに本末転倒なので行かなかったけど、私でさえいち音楽ファンとしてスティーヴィーはちょっと観たいですからね。

トリで時間長めとはいえ、彼らの場合曲が長いため曲数自体は少ないのでセットリストを挙げても苦ではない。

1.A Nightmare To Remember
2,A Rite Of Passage
3.Prophets Of War
4.Wither
5.The Count Of Tuscany
※アンコール
6.Pull Me Under/Metropolis Pt.1

結論から言うと素晴らしかった。
どちらかというとライヴよりCDで楽しむべきアーティストだと思っていたが、なんのなんの。

ジェイムズ・ラブリエもかなり声が出ていたし、演奏がバカテクなのは勿論、ジョン・ペトルーシのギターが思いのほかエモーショナルでかなりグッと来た。
ジョーダン・ルーデスのiPadを駆使したKeyプレイも目新しくて興味深かった。

アンコールの「Pull Me Under」と「Metropolis Pt.1」のメドレーは、途中にジョン・ペトルーシ(G)とジョーダン・ルーデス(Key)のジャムっぽい掛け合いが挿入されていたのだが、これがまた強烈で、圧巻のひと言。マジでしばし我を忘れました。

ロックは上手いだけじゃ…みたいなことはよく言われますが、やっぱり上手いからこそ提供できる感動というのは確実にありますね。

私の右隣にいたフツーっぽい(むしろちょっとかわいい)女の子が、メンバーが超絶技巧を炸裂させるたびに満面の笑みになっていて、ちょっと萌えました(笑)。こーゆー職人芸みたいな音楽って「男の世界」だと思っていたけど、通じるコもいるんだな~なんて。

うん、主にスラッシュとDREAM THEATERのおかげですが、いい夏の思い出になりました。楽しかったです。

唯一の懸念は、なんとなく動員がイマイチっぽかったことで、これでLOUD PARK 10の動員もイマイチだったりしたら来年から統合もありえるのでは…まさか今年のHR/HM系のメンツの充実はその布石か、なんて妄想してしまったり。

◆SUMMER SONIC 2010公式サイト
http://www.summersonic.com/2010/
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コメント

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TV中継を横目で見てました

仕事していたのでテレビでチラチラと見ていました。様々な絵と音がちょっとずつだけ確認できましたが、やー、生で見たい内容です。羨ましい。

インタビュアーのマリエもAC/DCのシャツを着て出演してました。『「HR/HMファンの取り込み」を狙っている』のは、この辺からも窺えそう?

お久しぶりです。僕も管理人さんと同じでslashとドリームシアター目当てで初参戦しましたがとても楽しかったですね。ここ最近は毎年メタラー向けのバンドもサマソニに出ていたので私達のような人も多いのかなと思いました。それにしてもドリームシアターを観てるときに周りに若い女の子が結構いたので僕も結構驚きました。メタルに寛容な女性って良いですね。

>Aiさん

ええ、正直予想以上に楽しかったです。
半ば思いつきでフラッと行くのではなく、ちゃんと計画・準備して2日間通えばさらに楽しかったかな、という気がしますが、まあなんせ初めてなので(笑)。

AC/DCのTシャツ着ている人は会場でも結構見ましたね。
まあ、彼らの場合はもはやHR/HMの枠を超えたロック・アイコンみたいなものですから。

>ラリ・ルーレイロさん

サマソニは女の子が多いのは承知していましたが、たしかにDREAM THEATERのときにも結構女の子がいた感じで、ちょっと驚きました。

それも「彼氏に連れて来られました」みたいな感じではなく、割と女の子2人連れ、みたいなのがチラホラ。

女の子にとってはLOUD PARKよりSUMMER SONICの方が来やすいのかもしれませんね、イメージ的に。

ライヴレポありがとうございます。
羨ましいです。僕もサマソニ行きたかったです。
本当はKISSも出るハズだったらしいですね。
最終合意直前で話がまとまらなかったそうです。

お祭り気分ですよね

こんにちは、初参戦、楽しめたようですね。
4年連続で毎年行ってましたが、今年は
NICKELBACKくらいしか自分の趣味がなかったので行きませんでした。
毎年の夏休みのお祭りと考えると、行かないとさびしいですね。夏を逃したような気に...
自分はサマソニが先で、ラウパーが後の参加でした。

オリアンティのdoctor doctorは聴きたいですね!
寺田恵子姐さん、きれいでしたか?
いつまでもかっこいいですよね。

Slashをサマソニで観れたのはお得でしたね。

来年は行きたいとおもいます。




>マジンガーZZさん

レポというほど大げさなものではないですが、少しでも楽しさが伝わっていれば何よりです。

KISSがまとまらなかったのは、HR/HM界一金にうるさいと言われるジーン・シモンズのせいでしょうね(笑)。

>KYさん

NICKELBACKは私も観たかったのですが、土曜日に足を運ぶ体力はありませんでした(苦笑)。

寺田恵子姐さんは、キレイというかカッコいい、というべきなんでしょうね。すごく細くて、あの年の女性があのスタイルを保っているだけでもロックンローラーだなと(笑)。

しかしサマソニに4年連続行っていらっしゃるような方がこのブログを(しかも定期的に)読んでくださっているとは意外でした。