SONIC SYNDICATE / ONLY INHUMAN

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2002年、ロジャー(G)、リチャード(Vo)、ロビン(G)のスンネソン3兄弟が中心となり、スウェーデン西部の都市ファルケンベルクで結成されたバンド。

当初はFALLEN ANGELSと名乗り、IRON MAIDENやHELLOWEENに影響された正統的なメタルをプレイしていたようだが、本作で聴ける音楽はメタルコアと呼ばれるスタイルのそれに近い。

クリーン・ヴォーカル・パートの豊かさはKILLSWITCH ENGAGEあたりに通じるが、そのKILLSWITCH ENGAGE に影響を与えたIN FLAMESやSOILWORKからの影響も顕著である。

2004年にアメリカの「Pivotal Records」と契約、翌2005年9月にデビュー・アルバム「EDEN FIRE」をリリースした際に現在のバンド名に改名した。

その後ツアーや、スウェーデン最大のロック・フェスティバルである「SWEDEN ROCK FESTIVAL」への出演などで地歩を固め、2006年に行なわれた世界最大級のメタル・インディーズ「Nuclear Blast」が開催した1500バンドが出演するコンテストで見事優勝し、「Nuclear Blast」との契約を獲得するという栄光をものにした。

そして「Nuclear Blast」の2007年トップ・プライオリティ新人アーティストとして、SCAR SYMMETRYのヨナス・キェルグレン(G)のプロデュースの元、ワールドワイド・デビュー作としてリリースされたのが本作である。

メタルコアとしてはやり過ぎなんじゃないかと思えるほど大胆にフィーチュアされたKeyサウンドと、2人のヴォーカリストによるハーモニーを生かしたノーマル・ヴォイスのパートに北欧ならではのメロディ・センスが色濃く息づいており、私のようなコアな音楽をあまり好まないリスナーでもすんなり入っていける聴きやすい音楽だ。

これ、というキメ曲はないが楽曲はどれもおしなべてキャッチーによくできているし、中心メンバーが兄弟、それも割とイケメンとくれば話題性やスター性もバッチリで、成功が嘱望されているのも頷ける。

ただ、私がこのバンドに興味を持ったのは楽曲の良さを耳にしたからでも、ましてやメンバーがイケメン(風)であることなどではなく、BURRN!誌の2007年6月号のインタビューページに掲載されていた宣材メンバー・ショットだ。

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中心にいるベースのカリン・アクセルソン嬢、彼女の魅力こそが私の興味を引く最大の原動力でした(笑)。やはりきっかけとしてのルックスは大切ですね(笑)。

しかもインタビューで語られていた「彼女はアコースティックの弾き語りをやっていたんだ。僕とロジャーがパブで酔っ払っていた時、『新しいベーシストが必要だからやってみない?』と彼女を誘ったら『いいわよ』という答えが返ってきた。初対面だったけど、その場で決まった。妙だよね」という嘘とも真とも、それって単なるナンパなんじゃないの、って奇妙なエピソードも印象的だった。

というわけで音楽とはあまり関係ない興味の持ち方だったのですが、結果的には音楽的にも結構楽しめて良かったです(笑)。【82点】


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コメント

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SONIC SYNDICATEはこのアルバムしか聴いていないのですが、悪くないですよね。
ただちょっと似通った曲が多いのが気になりますけど。

>ノームさん

たしかに「悪くない」という表現がピッタリですね(苦笑)。
この時点では飛びぬけた個性もないし、たしかに楽曲の幅も狭いですが、まだ若いのでこれからだろう、と思っていたらまさかの路線変更でした(苦笑)。