クリストファー・リーはメタル

世界で最も多くの映画に出演した俳優としてギネスブックにも載っている名優、クリストファー・リーがシンフォニック・メタルに取り組んでいるそうです。

クリストファー・リーといえば、往年の映画ファンには「ドラキュラ」として、そして比較的若い映画ファンには恐らく「ロード・オブ・ザ・リング」のサルマン役として知られていることと思います。

彼はそのホラー/ファンタジー/SF系映画における輝かしいキャリアと、その重々しく渋い美声の魅力を買われてMANOWARやRHASODY(OF FIRE)のアルバムにナレーションや歌で参加した経験があり、確かにメタルとの接点がある人です。

しかし彼は御年87歳(!)、おそらくHR/HM系ヴォーカリスト最高齢であるロニー・ジェイムズ・ディオ翁より20歳も年上。

いったい何がご老公をメタルに駆り立てたのでしょうか…。

MANOWARやRHAPSODY OF FIREの音楽に参加して「自分でもやってみたい!」と思ってしまったんですかね。

なお、音楽を手がけるのはジョーイ・ディマイオ閣下(MANOWAR)でもなく、ルカ・トゥリッリ(RHAPSODY OF FIRE)でもなく、Marco Sabiuなる人物。

なんでもこれまでカイリー・ミノーグやTAKE THATとの仕事で知られる人物だそうで、それだけ聞くと「なぜシンフォニック・メタルに?」という感じ。

ただ、それ以外に三大テノールの一人として知られるオペラ歌手のルチアーノ・パヴァロッティや、映画音楽で知られるエンニオ・モリコーネ(メタル・ファンにはMETALLICAのライヴのオープニングSE「Ecstasy of Gold」で有名、かな?)などとも仕事をしているようで、少なくともクラシック的な音楽の素養はある人のようです。

なんだかLIV MOONといい、シンフォニック・メタルというジャンルにメタル畑以外からの参入が相次いでいるような感じですね。
欧米で認知が広がって、商業的な成功が見込めるようになったからでしょうか?

下記のリンクが、そのクリストファー・リーによるシンフォニック・メタル・プロジェクト「CHARLEMAGNE」(英語読みならシャーレメインですが、むしろフランス語読みのシャルルマーニュのほうが日本人には通りがいいかもしれませんね)のMySpace。

http://www.myspace.com/charlemagnemusical

たしかに「Metal」と明記してある…。

しかも案の定というか「影響を受けた音楽」にMANOWAR、RHAPSODY OF FIREと書いてありますね。

その他GUNS N' ROSESにMETALLICA、というのは一瞬「?」ですが、METALLICAには「S&M」というシンフォニックな企画アルバムがありますし、GUNS N' ROSESも「November Rain」なんかはシンフォニック・メタルと言えるかもしれません(?)。

サンプルを聴いてみるとやっぱり「おじいさんの歌」だし、メタル的なエッジはだいぶ控えめなので、いわゆるRHAPSODY的なシンフォニック・メタルを聴くときに感じるような高揚感はありませんが…。

ただ、ひょっとするとゲストでMANOWARやRHAPSODY OF FIREのメンバーが参加するかもしれないし、いろんな意味で興味深い作品になりそうです。

アルバムの発売は3月15日…とのことですが、日本盤は出るのかな?


◆ニュースソース
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=132765


◆クリストファー・リーが参加したRHAPSODY OF FIREの「The Magic Of Wizard's Dream」


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