BURRN!11年1月号の感想

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表紙はここ2年で4回目、と言っても今年に入ってからは実は初めてなのだが、昨年の年間3回という表紙ラッシュがあったせいでちょっと食傷気味なMR.BIG。

ニュー・アルバムの発売があるので、この雑誌としては当然の処遇ですが、もはやレビューにおける広瀬編集長の98点という点数を見ただけでお腹いっぱい(苦笑)。とても22ページに及ぶ巻頭インタビューを読む気にすらなりませんでした…。

いや、もちろん彼らはいいバンドですし、私はいわば「MR.BIG世代」ですからそれなりに思い入れもあるんですけどね…。
とりあえずエリック・マーティン(Vo)はいつまでも若作りに余念がないですね(笑)。

映画『極悪レミー』公開記念の特別企画は、わずか2ページ、しかも単なる過去のインタビューの抜粋で「お茶を濁している」感じがアリアリ。

一方でAVANTASIA来日記念の特集は、AVANTASIAの特集と言いつつ半分マイケル・キスクの特集だが(苦笑)、大野記者の思い入れたっぷりな内容で、なかなか読みごたえがある。

こうして「マイケル・キスクの全仕事」を見ると、「メタルは嫌い」とか言って(楽曲単位とはいえ)結構な数のメタル作品に参加してるじゃん、なんて思ったり(笑)。

で、今月号のメインは「LOUD PARK 10」特集なわけですが、正直だいぶ遠い記憶になってしまってますね~。

開催のタイミングがBURRN!の進行スケジュール的には悪いんですよね。10月上旬だったら11月売り号になんとか掲載できるはずなのに。
てか、HALFORDがアンコールなんかやったっけ?

LOUD PARK 10出演アーティストのインタビューは、CHTHONICのものが面白かった。
「冗談ですよぉ」「冗談です!冗談です!!」「冗談です」「冗談です」「冗談は言っていない」…。
やはり欧米のアーティストよりユーモアのセンスが日本人に近い気がするな。

HALFORDのインタビューの冒頭にある伊藤政則氏の「しかるべき時に、しかるべき形で、バンドから何らかの発表があるはずである」という思わせぶりなコメントが先日の「JUDAS PRIESTのラスト・ツアー」のことを言っているんでしょうね。今思うと。

大野記者お気に入りと思われるMY CHEMICAL ROMANCEに関しては「BURRN!にマイケミが載るなんてすごい」と思うべきか、「天下のマイケミにたった3ページしか割かないなんてある意味すごい」と思うべきか。

◆発売元であるシンコー・ミュージックのWebサイト
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2175011101
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コメント

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ええ、MR.BIG は流石に飽きますねえ、Burrn! 編集部の皆さんがお好きなのはよく分かるんですけども。
音楽以上のことがわかると言う Dani Filth の著作は邦訳出て欲しいなあ(500ページものの洋書を読むのはちょっと)って思いました。
それにしてもCRADLE OF FILTH, DEATHSPELL OMEGA,DIMMU BORGIR と買いたいCDが短期間に集中して参るというか、どれも濃いバンドだし。私は正月ブラックメタルを聴く日々になりそうです(笑)。まだ気が早いかもしれませんが、今年は豊作でした。

自分も今更ラウパかーと思ってしまいました。
このご時世にこんなにも後追いの記事で発行できているのですから、不思議ですよね。
それにしてもMR.BIGみたいな音楽やるバンドって、いそうでいないですよね。やっぱりいつの時代でも変わらないものが求められているんですね。

Mr.Bigの新譜が98点!……といってもイングヴェイのあの新譜と10点しか違わないことを考えると凄いのか凄くないのかよくわからなくなります。
レビューというのは「個人の感性に文句をつけられても困る」と開き直れる性質のものではありますが、客観性もいくらかはほしいとも思います。
商業誌のレビューは形を変えた広告だ、と割り切ってみてもこれではなかなか購買の参考にしづらいものがあります(点数以外の本文を含めて)。

まとめてお返事

>ノームさん
私が思うにB!の人たちは別にMR.BIGが好きなわけではなく、彼らを出せば部数が伸びるというだけなのではないかと。

ダニ・フィルスの著作、原語で読むのも500ページという「量」がネックですが、邦訳するにも同様に「量」がネックになりそうですね。翻訳料に見合うほどの売上が望めるとも思えませんし…。

しかし、ブラック・メタル漬けの年末年始って…(笑)。
季節感的にはあながち間違ってもいないと思いますけどね。


>【S】さん
インターネットが普及していない時代、お金やスケジュールなどの問題でLOUD PARKに行けない身だったとしたら、こういう記事で「いいなあ、ラウパ、楽しそうだなあ」と思えたんでしょうけどね…。

なんとなくイメージとしてB!を熱心に買い続けている人たちというのはあまりネットに対する親和性が高くなさそうなので(偏見)、これはこれでニーズがあるのかもしれません。

MR.BIG、たしかに大枠では「アメリカン・ハード・ロック」なのでしょうけど、「MR.BIGみたいなバンド」が他にいるかと言われると思いつきませんね。

個人的にはテクニカルでアレンジも凝っている所、そしてブルーズやR&Rの要素があまり土臭くなくあっさりとしている辺りが日本人好みのバランス感(そして恐らくアメリカ人には薄味に感じられる味付け)なんだろうなあ、と思ってます。


>OBさん
レビュー(批評)と銘打つ以上、商業誌であったとしても「広告」であってはいけないと思うんですけどね。
学問のような純粋な「批評」というよりは「バイヤーズ・ガイド」になってしまうのはやむを得ないことだと思いますが…。

こういうレビューのあり方は「MR.BIGやBON JOVIが出ている号だけチェックする」みたいなライト層には多少効果があるのかもしれませんが、毎号買っているような熱心な読者にとってはバカにされているようで興醒めですよね。

とりあえず広瀬編集長の点数からはマイナス15点、というのが私のフィルターです(笑)。

私はMR.BIGが凄い好きなので特集を組んでくれる事自体はありがたいのですが、過剰なレビューの点数やらあまりに露骨な持ち上げ方をしているのを見るのは興ざめします。…というより、むしろそこまでファンではない方に「またBURRN!がうたってるよ。どうせたいしたことないんだろ」という視点で見られるんじゃないかと思って逆に嫌になります。

おっしゃってるように、レビューが広告状態になってるのはどうかと思います。そうなってるだろうと思い、私はクロスレビューとして取り上げられたものは、基本点数を信じないようにしています(笑)

今年も終わりですね

たしかに表紙またMR.BIGかよって感じですね(笑)
今月はFORGOTTEN TALES、LAST AUTUMN'S DREAM、TNTくらいですかね~。
GALNERYUSのDVDも欲しいなあ。
今年は豊作でしたので、ベスト10の選出にはかなり頭を悩ませるのでは?(笑)
来年はSTRATOVARIUS、HIBRIA、SYMPHONY X、BLACK TIDE、C.O.B.、RIOT、BLOOD STAIN CHILD、CIRCUS MAXIMUS、そしてMETALLICA等が新作出すみたいなので期待できそうですね。
個人的にNOCTURNAL RITESの新作を首を長くして待ってるのですが・・・

NOCTURNAL RITESの新作を首を長くして待ってるのですが・・・
↑同感です!本当に今は彼ら頼みです。

みなさんのコメントを見ていて、B!のレビューに何度も泣かされた貧乏学生時代を思い出しちゃいました(涙)

メタルを聴き始めたときは、ネットなど無くB!のレビューを頼っていましたからね・・。CD買う前に中身チェックできる今がものすごく幸せです(笑)

モンハンのせいで、仕事中に寝てしまった(査定に響くな、、、)

B誌の評価が低く、そのためか、あまり触れられていないが(気のせい?)
RRの「TRINITY」について、
あくまで主観に過ぎないのですが、これがかなり「イイ」
STRATOVARIUS脱退等のドタバタ劇でテイモ・トルキという
キャラクターがもつイメージばかりが先行しているが、そういう事を抜きにして純粋に聴くと素直に素晴らしい作品だと思います。
いや~びっくりした、ここまで良いとは思っていなかった、期待しないのが吉と出たか。

「KERION」、パス・ファインダーの時もそうだったが、
このレーベルが出すデジパック仕様戦略は
何か大物のCDのような錯覚に陥りついつい買ってしまうな(内容は悪く無かった)
カオティックなアンダーオースも暗黒前衛のATHEISTもgoodjob
B誌でレーベル名見て、FORGOTTEN TALESがまさか行きつけのCD-SHOPにあるとは思っていなかった(これから聴く予定)
CD自粛するつもりが、なんだかんだで結構買ってしまったort

MR.PIG(アートワークが)も視聴したところ、「Aroud the World」等良い曲ありますね。
この先ラッセルさんヨルンさん、Rhapsodyは外せないか、、、
まさかCOUGHのインタビューが載るとは思っていませんでした。
和田氏は最近、ストライクゾーン、ど真ん中のCDでも解説していないな。
それでは狩に戻ります。

まとめてお返事2

>蒼さん
たしかにB!の提灯レビューはまともな羞恥心のあるファンであれば逆に恥ずかしくなりますよね(苦笑)。


>学生メタラーさん
今年はたしかに豊作でしたね。来年も見えているだけでそれですから期待できますね。
正直BLACK TIDEはダメっぽいですが(苦笑)。

NOCTURNAL RITESはメンバー・チェンジの影響がどう出るか、興味深いですね。


>black&greenさん
B!のレビューにだまされるのはメタラーが必ず通る道です(笑)。
内容については確かにB!頼みではなくなりましたが、何を試聴してみるか、興味のきっかけ作りに関しては今でも結構B!の影響は大きいですね、個人的には。


>フィンさん
MHP3rd、凄い人気ですね。てか、午前3時過ぎなのに狩に戻るって…(笑)。

しかし相変わらずかなりのCDをお買い上げですね。
FORGOTTEN TALESはきっとお店の人がフィンさんのために入荷してくれたんじゃないですか?
私もCD屋でバイトしていたとき、マイナーなCDでも常連さんに買いそうな人がいればその人のために1枚入荷したりしていましたよ(そしてだいたい本当に買ってくれる:笑)。

ALDIOUSを絶賛する読者レビューがあって失笑。

こんばんは。
私も、今月号のエリック・マーティンの若作りは
なかなか凄かったと思いました(笑)

ところで…、前から気になっていたのですが、
今月号のP36のDOROのライヴリポートのように無記名の記事って
誰が書いているんでしょう?やっぱり外部の方なんでしょうかね?
いっそ、レビューとかも全部無記名にすればいいのに、と思います。
もはや、記名にするほど独自なレビューは載っていないと思うので…。

>まっつんさん

VELSAILLESと共に、なんて書いてありますから、きっとこういうV系っぽいメタルが心底好きな方なんでしょう。

BURRN!としても別にキャバ嬢にハマってしまった人を晒そうというわけではなく(笑)そういう感性を「アリ」としたから掲載したんでしょうし、いいんじゃないですかね。

>marochikuwaさん

エリック・マーティンはHR/HM界のアンチエイジング王ですね(笑)。年齢を考えると近くで見ればけっこう皺がキてると思いますが。

無記名記事、たしかに誰が書いているんでしょうね。
個人的には副業を禁止されている本業一般サラリーマンの方がバイトでこっそり書いているのか、あるいはレコード会社の人とかプロモーターみたいな関係者が自ら書いてB!に寄稿いるのか、などと想像してます。

B!のレビューは編集部の皆が歴長いだけあってそれなりに個性は出ているんじゃないですか?
なんとなく経験則的にこのジャンルでこの人のレビューならある程度信じられる、みたいな読み方をしてますよ、個人的には。

こんにちは、またお邪魔致します。内容に直接関係ない話ですみません。Burrn!等に載っているインタビューを読んで思うことなのですが、「これって英語では何て言ってたんだろう。実際に彼らが言った言葉と日本語訳と併記してくれればいいのになぁ」 すごい良い英語の勉強になると思うのですが…。全部とは言いませんがひとつふたつだけでも、そういうことは不可能なんでしょうかね。英語の勉強本ではあっても雑誌は見たことないですから。直接編集部に聞いてみます!