BURRN!11年6月号の感想

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表紙はARCH ENEMYのアンジェラ。もうマイケル・アモットとの2ショットはナシなんですかね。
30代後半にしてこのスタイルを保っていることは素晴らしいですが、そろそろこういう衣装は厳しいのでは…。

表2の広告もそのARCH ENEMYなわけですが、個人的には下に小さく掲載されているSINERGYの旧譜再発に「お、懐かしいねえ」などと思ったり。
でもSINERGYなんて中古盤がかなり出回っているのにどれくらい需要あるんでしょうか…。

で、巻頭はARCH ENEMY大特集。先日のCHILDREN OF BODOMといい、この辺のアーティストをプッシュすることで日本のHR/HMマーケットを延命させようとしているんでしょうかね。

メンバーのインタビューについては「こんな腐った世界にわざわざ新しい人間を連れてきたくないから子供を持たないと決めた」だの、「(クリスチャンになった)MEGADETHはもう以前のように聴けない」だの、アンジェラの中二病的発言の痛さが際立っていたのが印象的。

しかし、来日記録を観ると、アンジェラ加入後の来日公演はLOUD PARKを含めると7回も観ていて、ひょっとしたら回数的には一番多く観たバンドかもしれんとあらためて気付かされてしまいました。

モノクロインタビューについては特に興味を引いたものはなかったのですが、EDEN'S CURSEの人たちはだいぶ今回の震災について熱く語ってくれていたのが印象的。バンドとしての華がないので正直あまり単独の来日公演については食指が動きませんが、LOUD PARKとかで来日してほしいな。

MR.BIGのツアー記事については、この震災でスリリングな時期に来日公演ををしてくれるとはさすがビッグ・イン・ジャパンの代表格だね、と思いつつ、日本公演100回は素直に凄いと思いました。
あと特注のケーキも凄い。食べにくそうだけど(笑)。

ALDIOUSのライヴ・レポは写真だらけ。レポはナナメ読みすると「演奏はヘタだった」ということだと思われますが、華やかでいいですね。当人たちとファンが楽しければ良いのではないでしょうか。

THE POODLESのインタビューがカラーっていうのは意外でしたね。
本国スウェーデンだと最新作もチャート1位ですが、日本ではサッパリ、という印象だけに。
個人的には、音楽自体は同系のWIG WAMと同等かそれ以上に良いと思っているのですが。

カイ・ハンセンが正式メンバーとして加入したことで話題のUNISONICは、アルバムをリリースしたわけでもないのにカラー12ページの大特集。先日のAVANTASIAの来日レポに続き、大野記者の編集部一の古株ならではの(?)強権が再び発動された感じですね。

インタビューを読む限り、このバンドで「守護神伝」の再現が行なわれることはなさそうですが、それはまあ想定の範囲内ということで。

一方でUNITEDのモノクロ9ページインタビューは前田記者の「マブダチアピールタイム」といった感じでしょうか。
ファンの方には読み応えのある記事だろうと思います。

あの3月11日に原宿アストロホールで来日公演をした、個人的に注目しているBLACK VEIL BRIDESがカラーで載っているのは現状の知名度を考えるとやや驚きながら、いいですね。こういうバンドはやっぱカラーで見せないと。

しかしフィンランドのHIMなんかもそうですが、欧米のこういうヴィジュアル系っぽいバンドって、美形なのはVoだけなのはなぜでしょう(笑)。日本のV系バンドだとVoの他にもう一人二人はイケてるメンバーがいることが多いんですけどね。

CHILDREN OF BODOMの前座ながら既に来日公演が決まっていて、レビューにおいても今月最高の95点(評者は羽田氏)を獲得しているAMORPHISがカラー2ページにもかかわらず、ほぼ無名の新人に近い(キャリアのあるメンバーもいるが、特筆するほどのものはない)AMARANTHEにカラー6ページを割いているというのはどういう風の吹きまわしか。

てか、このAMARANTHEって今月号でレビューされているけど、発売されるのは来月号が出た後(6月8日)じゃん。一ヶ月以上も間が空くとみんな忘れてしまうのでは…。発売日変更でもあったんでしょうか。

レビューを見ると今月のマストバイはARCH ENEMYとAMORPHIS、あと個人的にはREIN XEEDの2枚は買いたいね。他にもいくつか興味のあるタイトルもあるけど、今月は仕事が忙しくなりそうなので状況次第、かな。

あと今月は、コアな人にとってはMORBID ANGEL、ソフトな人にとってはJOURNEYという両90点獲得アルバムが要チェックアイテムになっていることでしょう。

◆発行元であるシンコー・ミュージックのWebサイト
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2175011106
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コメント

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アンジェラの生活保護

アンジェラのコメントの、私たちは生活保護以下レベルの貧しい生活を送っていた、というのは本当なのでしょうか。ちょっと信じられないです。

BURRN!は普段読んでないのでアレですがこの記事を見てAMARANTHEのアルバムリリースを知り買ってみようかと思いました。カラー6ページ割いたおかげでadore様の目に留まったならB!誌としてもとりあえず1枚分は意味あったかもですねw
確かにB!程のネームバリューがあれば意図不明な記事を書いて影響力のあるサイト/ブログに取り上げてもらうってのも短期的にはアリかもですね(そんな意図じゃないでしょうけど)。

たった今からアーチ・エネミーだ!

・・・と言われても(笑)
私も同じく、今月はARCH ENEMY、AMORPHIS、REINXEED2枚ですね。
特に1点アップのREINXEEDはレビュー読む限り、前作でネックだった音質が改善されてそうですね。リレグレンに一喝されたか?(笑)
あと個人的にDRAGONLANDのGがいる「AMARANTHE」とKALMAHのKeyがいる「STARGAZERY」の新人2組ですかね。前者は何曲か試聴しましたが、女性クリーンに男性デス、ピコピコKeyのポップなデスメタルと日本のBLOOD STAIN CHILDが目指そうとするのはこんな音楽性なのかな、という印象を持ちました。
SINERGYの全作品デジリマ再発が個人的にビッグニュースだったり。

まとめてお返事

>一ファンさん
あの発言は私もビックリでした。もっとも欧州の生活保護のレベルがどれくらいか知らないので何とも言えませんが、彼らくらい売れていて生活保護以下というのでは、メタルバンドじゃ食えない、ってことになってしまいますよね。

どうやら無能なマネージメントのせいでバンドの取り分がなかった、ということのようですが、なんか大げさに言っているのでは? と疑いたくなるような話ですね。


>けー坊さん
私のものを含め、個人のサイト/ブログの影響力などB!本誌に比べれば無きに等しいですが、それでもけー坊さんのような方がいらっしゃるとすればB!にも間接的影響力のようなものが出ているということですね(笑)。

もちろん実際には編集意図はちゃんとあるんでしょうけどね(笑)。スポンサーを意識したものを含めて。


>学生メタラーさん
まあ、ファンの間では本当の発音は「アーチ」に近いということは周知されているようですから、別にいいんじゃないですか(笑)。

新曲のサンプルを聴く限り、それほど劇的に音質が改善している風でもありませんでしたが…>REIN XEED
とりあえずメロディ・センスはあると思うので、その点に期待です。

SINERGY、キンバリーはすっかりシーンから消えてしまいましたが、アレキシがギターを弾いているというだけで聴いてみたいと思う若者たちもいるのかもしれませんね。

日本じゃ前座がTRIVIUMでアメリカじゃARCH ENEMYってのは面白いですね

Arch EnemyとRein Xeedは買いたいですが新譜三枚は学生には少々キツイ。
地味にEmerald SunとFlotsam And Jetsamも気になってます。
エメラルドは結構前向きなレビューが書いてあったし、ボートラがHelloweenの神曲なんで意外と期待。

Flotsは2nd以降はグダグダらしいんで聴いてないんですが、あの頃のメインコンポッサー(ジェイソン)が居ないとは言え、あれほどの名作を残した連中なんで凄い迷います。これのボートラも過去の代表曲のLiveテイクなんで誘惑される笑。

はじめまして。以前からいつも楽しく拝見させていただいておりますが、初コメです(笑)

たしかアンジェラは数年前はいつかは子供が欲しいなんてBURRN!で言ってた気もするんですが、今月号のインタビューではなんだか全体的に変なオーラが文面から伝わってきましたね。僕はArch Enemyもメロパワも大好きなのであんな風に言われると(前のインタビューでもメロパワ嫌いと言ってましたが(笑))なんか嫌な気持ちがします。わざわざ言わなくていいのにと。なんだかJ-POPを批判するメタラーと似てる感じがします。


今月のレビューは全体的に平均点が高いように思いました。単に良作が多いのか、はたまた日本の経済復興に向けて少しでも助力しようと編集部がファンの購買力を意識したのかはわかりませんが。。。

まとめてお返事2

>まっつんさん
人気の地域差は、特に日本と欧米では結構ありますからね。
私が観た公演でも、RHAPSODYの前座がEDGUYとか、ANGRAの前座がNIGHTWISHとか、欧州であれば立場が逆だっただろうと思います。


>へたれ学生さん
普通の学生さんに月に3枚の新譜はヘヴィですね。
ARCH ENEMYなんて売れるからすぐに中古がたくさん出回るんじゃないですか?(笑)

EMERALD SUNのボーナス・トラックは私もちょっと惹かれています。
ただ、カヴァーがオリジナルを超えることはないので自重しようと自分を抑えています(笑)。


>Metal_Warriorさん
いや、最近のB!は概して平均点高いと思いますよ。
このサイトも当初はB!で不当に低い点数をつけられているアルバムに正当な採点をしよう!的な思いもあったのですが、最近ではだいたいB!の方が点数が高いことが多くて拍子抜けです(笑)。

アンジェラは高齢出産にビビっていることに対してああいう言い訳をしているんじゃないか、とちょっと意地悪な見方をしてしまったり(笑)。

ただ、もし体質的に不妊とか、マイケルの生殖能力に欠陥があるとか、そういうことであればお気の毒ですが…。

SINERGY懐かしいな。シーンから消えたキンちゃん何やってんだろ。「ドンとやってみよう」のコラムの後音沙汰なし。
確かにディスク・ユニオン行くとSINERGY必ず置いてあるな(笑)。この前も廃盤セールの一角に置かれていた。

カイ・ハンセンがUNISONICに電撃加入することは全く予想してなかった。「今さらマイケル・キスクとやる意味あるのか?」と。
①俺がGAMMA RAYに入る②カイがUNISONICに入る③別バンドを組む
とあって「③はあり得ない」と言ってたけど、以前MASTERPLANのインタビューでローランド・グラポウが「マイケル・キスク×カイ・ハンセン×ローランド・グラポウのプロジェクトを考えたことがある」と答えてたのを思い出して、その時は「ワァオ!」なんて思ったりしたけど。もう自分の中でマイケル・キスクは過去の人物だし、
キスクもメロパワ・シーンに戻ってくる気は永遠になさそうだ。
俺もUNISONIC応援する気はないし(笑)。

THE POODLES

THE POODLESに関して、私も管理人様と同感です。コミカルなバンド名とデビュー時のビジュアルイメージがいけないのでしょうか・・・。いずれにせよメロディアスでオーセンティックな欧州HM/HR好きな人には是非聴いて欲しいバンドですね。

Megadethの件は

クリスチャンになったから昔の危ない(?)歌詞の曲をやらない事について言ってるのかな?って感じました。

Vicious Rumors買って聴いてるんですけどもっとキャッチーだと
昨年のAcceptみたく絶賛されたかも知れませんよ。

まとめてお返事3

>ストラディキャスターさん
ローランドのプロジェクト、そんな話ありましたね。
ヴァイキーに対するあてつけとしか思えませんでしたが、結局実現に至らなかったようですね。

マイケル・キスクは確かに曲単位ではともかく、恒常的にメロディック・パワー・メタルに戻ってくることはないと思いますが、それでもマイケルとカイのコラボレーションに期待し、応援する人はいっぱいいるんじゃないですかね。


>rassieさん
THE POODLES、イイですよね。バンド名とイメージは確かに日本においてはマイナスに働いている節がありますが、本国ではそれで受けているようですから、本人たちとしてはノープロブレムでしょう。

最新作も素晴らしいメロディックHR/HM作品でした。


>B!13さん
MEGADETHの件はそういうことなんですか?
まあいずれにせよ他アーティストのことを実名挙げてとやかく言うのはアンジェラの悪い所だと思います。

VICIOUS RUMORSはもっとキャッチーになれれば、現在のポジションにはとどまっていないと思います。
正統的なパワー・メタルとしてのピュアさは文句なしにカッコいいと思うのですが…。

以前、本誌インタビュアーの方が(前田さんだったかな?)MORBID ANGELのピート・サンドヴァルにとある質問をして、唖然とさせた事があったそうですが、その質問の内容をご存じないでしょうか?ずっと気になっているもので・・・。

Victor vs Rubicon

溜まっていた分も含め今回随分ルビコンの作品レビューが多いですね。
なかでもEMERALD SUN、AXENSTAR、STARGAZERY三作品に注目していますが、流通の関係上かSHOPではなかなかお目にかかれず。しかしamazon等だと知らず知らず他のバンドのもの(輸入もの)まで際限なく購入してしまう可能性が個人的にあるため注意が必要かと(極力避けています)。
ヴィクターの三作品、カレワラ(amorphis)、天使、吸血鬼辺りは買いたいですね。高得点のアモルフィス、元々レベルは高い彼らならではの問題点、前作よりも確実に良いと感じることが出来るか。
キスク、ハンセン、DEFILEDのインタビューが良かった。特にDEFILED、ミックスの裏話聞いてなるほどと。
その後再度アルバム聴いて納得。かなりいいです。
今更シーパーズのアルバムが気になっています。
他にmidnatsol、今回は良さそう。

>ずっと気になっている事 さん

ピート・サンドヴァルを唖然とさせる?

TERRORIZER時代にピートが激烈な2バスに聞こえるドラムを1バスで叩いていたという話を聞いた記者が唖然とした、という話は読んだことがありますが、ピート側が唖然としたという話は聞いたことがないですね…。お役に立てずすみません。

>フィンさん

ルビコン=DISK HEAVENですからね…。メジャーのビクターと並列で語るのは本来無理がありますが、マニアにとってはメジャー・クオリティであることが必ずしも満足度の高さに比例しないですからね。

ラルフ・シーパースのアルバムは最近のPRIMAL FEARが好きなら一聴の価値ありかもしれません。

>お役に立てずすみません。
いえいえ、こちらこそ変な質問をしてしまって申し訳ございません。

うろ覚えなのですが、そのインタビューの内容を聞いた奥野さんか、当時BURRN!に在籍していた山口さんがその話を聞いて爆笑したそうです。

今度、本誌の「Q&A」コーナーにでも葉書を出してみるつもりです。

何ヶ月かぶりに

アンジェラ嬢の表紙と特集に惹かれて買っちゃいました(^^♪
ARCH ENEMYの新譜は非常に楽しみにしてます!

アーライ様とキスクのコラボも、一体どんな風になるのか、今後が楽しみですね。

SINERGY、たまに1stと3rdは引っ張り出して聴いてます(笑)
特に1stはメロディが抜群に良くて大好きですね。
ETERNAL TEARS OF SORROWの3rdを久しぶりに聴いてて、キンちゃんの声が流れてゾクっとしました。
イイ声持ってるんですけどね。今は何してるんでしょ?

ジョン・ウェイト健在

ジョン・ウェイトの元気そうな写真が見れて嬉しかった。

やっぱり[BAD ENGLISH]が好きなんだよ俺。

現役の奴らだと、[TEN]が一番近いかな?

[FAIR WARNING]も良いけれど、少し明る過ぎるんだよ(笑)。

まとめてお返事4

>ずっと気になっている事 さん
今後BURRN!のQ&Aコーナーに注目しておきます(笑)


>珍獣メガネコアラさん
キンバリー、ホントにドコ行っちゃったんでしょうね。
Facebookとかで探せばどこかにいるんでしょうか?(笑)


>ゆうていさん
BAD ENGLISHはやはりアメリカのバンドらしく洗練されていて、
TENやFAIR WARNINGのようなイギリスや欧州のバンドより垢抜けている気がしますね。

ピートを唖然とさせた質問ですが確かスレイヤーのジェフハンネマンの息子はカスタムされているという噂がありましてその真相を前に一緒にツアーをした事があったピートに前田氏が尋ねた所そんな反応が帰ってきたと記憶しています。昔のバーンかメタリオンのどっかに小さく乗っていたと思います。

名も無きメタラーさんありがとうございました。

>名も無きメタラーさん
たしかにそんな質問をされてしまうと、誰でも唖然としてしまいますね(笑)。

ちょっとだけ、どんなカスタムが施されているのか興味がわきました。皮を切る・大きくする・真珠を入れるぐらいしか自分には想像できませんが(苦笑)。

>名も無きメタラーさん

私の代わりにご回答どうもありがとうございました。

>ずっと気になっている事 さん

私はお役に立てませんでしたが、結果としてこの場で解決できたようで何よりでした(笑)。

1下世話ですみませんがパールカスタムという噂です。
2付録のステッカーのことが話題になってたみたいですが付け始めの頃RATTのステッカーがよくパクられていた様で本を購入した後に一箇所だけ無いのに後から気が付きこの場所には何のバンドのステッカーが付いていたのかという問い合わせがワリとあったらしいです。

>名も無きメタラーさん

すごくお詳しいですね!
名無しではなく「BURRN!の生き字引」さんと名乗っていただきたいです(笑)。