ANAL CUNTの中心人物が死亡

史上最低のバンド名と、史上最狂のグラインド・コア・サウンドによって、私のようなメロディ重視派のリスナーにさえその存在を印象付けていたANAL CUNT(日本での表記はA×C×)のフロントマン、セス・プットナムが、去る6月11日、心臓発作で亡くなったそうです。享年43歳。

あれだけグチャグチャの音楽をやっていた人だから、きっと生活もグチャグチャだったのではないかと(勝手に)推測していたので、なんとなく納得してしまいますが、私と10歳しか違わないと思うと早すぎる死であることは間違いありませんね…。

80年代にはスラッシュ・メタル・バンドをやっていたそうですし、ANAL CUNTのアルバムでもいくつか人を食ったようなメタルのカヴァーや、メタルをネタにした楽曲をプレイしていました。さらにはPANTERAの「THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL」アルバムにもバック・コーラスで参加していたそうで、多分、私などとは嗜好は異なるにせよ、この人もまたメタルが好きな人だったのだろうと思っています。

メタルを聴く動機のひとつに、「より過激な音楽を聴いてみたい」というものがあると思います。

若い頃の私にもそれは少なからずあり、このサイトでは意図的にその辺には触れていませんが、スラッシュやデス、当時モダン・ヘヴィネスなどと呼ばれていたバンドなども積極的に聴いていた時期がありました。

そんな時期に聴いたバンドの中でもこのANAL CUNTは一番突き抜けており、人力で作りうる中では最大限にカオスな音楽(には聴こえませんでしたが/苦笑)を創造した人じゃないかな、などと思っています。

今、彼らの初期音源をコンパイルしたアルバムで5,643曲入りEP(12分程度です)などを聴いていますが、やはり私にはただの轟音にしか聴こえません(苦笑)。

しかし、どういう形にせよ私に何らかのインパクトを与えてくれたことは間違いなく、そういう意味で私個人としては謹んで追悼の意を表したいと思います。

◆ニュースソース
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=159315
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コメント

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ACは特にあまり好きなバンドってわけでもないんですけど、やはり寂しいですね。

グラインドコアは恐らくスタイルが出尽くしているジャンルなんで、こういう代名詞的ミュージシャンが消えるのはちょっと怖くもあります。

ANAL CUNTを語る

俺がHR/HMの世界にはまりたての頃にANAL CUNTのAlbumに遭遇した。

思わず手に取ってみたけれど、怖じ気付いてすぐに棚に戻しちまった。

Albumジャケのあまりの邪悪さに、こういったものを発禁ジャケにするべきだと強く思ったものさ。

こんな音楽を好んで聴く奴はどんな人間なのだろうと、変な好奇心が生まれてしまったよ(;^_^A。

>まっつんさん

グラインドコアは元々スタイルにバリエーションを持たせる音楽ではありませんでしたからねえ…。
こういう「やり切った」バンドがなくなると、急速に「過去のもの」になってしまいそうですね。

>ゆうていさん

> 怖じ気付いてすぐに棚に戻しちまった。

若き日のかわいらしいエピソードですね(笑)。
私も結局こういう音楽を心から愛する心理というものはついに理解することができませんでした…(苦笑)。