QUEENSRYCHE 「DEDICATED TO CHAOS」のチャート成績

QUEENSRYCHEのニューアルバム、「DEDICATED TO CHAOS」のアメリカにおける初週セールスは8,000枚、ビルボードのチャートは70位だったそうです。

ビルボード初登場70位というのは2007年に発売したカヴァー・アルバム「TAKE COVER」(173位)を除くと過去最低位で、QUEENSRYCHEというブランドの失墜、新作に対する期待の低下を感じさせられざるをえないチャート成績です。

ここ数作の彼らのアルバムの初週セールスとランキングは以下の通り。

1999 「Q2K」 46位 28,000枚
2003 「TRIBE」 56位 20,000枚
2006 「OPERATION:MINDCRIME II」 14位 44,000枚
2009 「AMERICAN SOLDIER」 25位 21,000枚
2011 「DEDICATED TO CHAOS」 70位 8,000枚

んー、2000年代半ば以降CDが売れないというのが業界問題化していたけど、QUEENSRYCHEに関してはすでに90年代末の段階でかなり深刻なセールスな落ち込みがあったんですねえ…。

1990年の「EMPIRE」なんてそれだけで300万枚以上売れていたわけだし、あの地味で大衆的とは言いがたい「PROMISED LAND」さえプラチナム(100万枚)を記録していたというのに…。

上記のリストを見る限り、「OPERATION:MINDCRIME II」という企画にはやはりそれなりの「効果」があったことが見て取れますが、全盛期の数字に比べると微々たるもので、ここまでセールスが落ちても解散しないのはQUEENSRYCHEという「看板」があればある程度ライヴのブッキング/集客が望めるだろうからで、それがなければ恐らくバンド活動自体が成立しないだろうなあ…と、あらためて音楽産業に関する厳しい現実を感じさせられた次第です。

◆ニュースソース
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=160354


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コメント

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70位、8000枚は凄い数字だね(悪い意味で)。
「EMPIRE」はライブ盤付2CD持ってるよ。
「OPERATION:MINDCRIME(1988)(2006リマスター)」はやっぱ奇跡の名盤だったとしか言いようがないな。このランキング見てると。

方向性が???

残念な結果ですね。
私はOperation:Mindcrimeで衝撃を受けると同時に、QUEENSRYCHEというバンドを知ることとなりました。
Promised Land以降の彼らの音楽性が全く分からなくって、アルバム買うたびに残念な感じになってました。
QUEENSRYCHE=Operation:Mindcrimeという自分の中で勝手に出来上がってしまったことによるせいでしょう・・・あくまで、自分で勝手にそう決めつけてしっまたからかなぁ・・・
Geoff Tateはこのまま埋もれてしまうにはあまりにも惜しいです。
なんとかならんもんですかね?

FLY FROM MERGINGFLARE

買い手に財布からお金を出させるんだから、やはりそれ相応の作品でないとね。前作(米兵)はイメージがしっかりしていた分良かったけど、今回は、、、
って行ってるそばからデスデーモンをジャケ買いしてしまう自分って、、、反省。少しは聴けるかな的な感覚でCDを買うのはもう止めました。
レビュー拝見しましたが、インフレイムスは良かったですね、今回の作品は結構好きです。
8月のSABER TIGERは非常に期待が持てます。ANTHEMとANVILどうしようかな。

こんばんは。
チャートの順位よりも売り上げ枚数を見てしまうと「うわぁ…」と思ってしまいますよね。
比較対象として適切かどうか分かりませんが、
数年前に解散したMETAL CHURCHが最後にリリースしたアルバムの
米国での売り上げが920枚というニュースを見て泣きそうになったことが
あるので(笑)、彼らの8000枚はまだいいほうなのかなぁ、なんて思ったり。

「PROMISED LAND」が100万枚も売れていたのは知りませんでした。
あれ、超つまらないアルバムだと思うのですが…。

初期3枚の近未来的な作風は今でも愛聴しているぐらい大好きなバンドなのでちょっと残念です。しかし、DREAM THEATERとは違った観点でプログレスしていた彼らはやっぱり偉大です!

まとめてお返事

>ストラディキャスターさん
考えようによっては90年の「EMPIRE」以降、メタルファンに好評なアルバムは一枚も出していないのに20年以上それなりにやって来れたのだから、過去の名盤という遺産の大きさを感じさせられますね。


>maccoさん
QUEENSRYCHEはデビュー以来変わり続けてきたバンドなので、一枚のアルバムのイメージに縛られるのはきっと迷惑なのでしょう。
とはいえメタルが壊滅状態だった90年代はともかく、今はもうライヴでもメタル時代の曲を中心にプレイしているようですし、その路線でアルバムも作ってもらいたいですね。


>フィンさん
少しは聴けるかな的な感覚でCDを買うのは私もやめようと思っています。というかやめつつあります、というか(笑)。


>marochikuwaさん
920枚は厳しいですね。そこらのアマチュアバンドならともかく、かつてメジャーにも所属したことがあるバンドとしては…。
まだマックでバイトしていた方が儲かるのではないでしょうか(苦笑)。

「PROMISED LAND」が売れたのは、単純に「EMPIRE」の成功の余波でしょうね。
バンド史上の全米チャート最高位が「PROMISED LAND」の初登場3位、というのがその証明だと思います。


>naokiさん
DREAM THEATERとともによくプログレッシヴ・メタルの代表格として挙げられますが、90年代以降の彼らの「プログレス」は他の所謂プログレ・メタル・バンドとは全く異なるベクトルを示していますね。

「Promised Land」は良いアルバムだと思いますけどね。アレンジが凝ってて楽しいです。「My Global Mind」みたいなキャッチーな曲もありますし。
それで売れるかは別として、あの方向で進化することも充分可能だったとは思うんですがね。ちょっと悲しいですね。

PROMISED LANDを語る

同時期に出たDREAM THEATERの「AWAKE」と同様に、大ヒットした前作と比べて、HEAVYになりつまらなくなったと世間一般には叩かれましたが、「EMPIRE」を深化させたAlbumとして評価しています。

あの暗くて悲壮感溢れる曲調に惹かれるんですよね。

私のお勧めの曲はズバリ「Lady Jane」と「One More Time」です。

「AWAKE」と「Promised Land」、それにRUSHの「カウンターパーツ」は良いAlbumだと思うんだけどな(;^_^A。

PROMISED LAND擁護派(笑)

自分もPROMISED LAND好きですね~。少なくとも8曲目以降は文句なしにいいと思います。My Global Mindかっこよすぎ。

後追いだからかもしれないけど、次作のHEAR IN~も普通にいいと思います。

「Promised Land」は自分も当時気に入ってましたね。
ジェフ・ テイトのあの特徴的な声がニヒルな曲調にマッチしてて
聴くほどに不思議とクセになってました。

「EMPIRE」から4年間ブランク空いて、
80年代バンドが軒並み玉砕していた状況でも100万枚以上売れたのは、
あの作品単体でも相応の魅力が有ったからだと、個人的には思っておきたいです。

「DEDICATED TO CHAOS」のセールスとメンバーの年齢考えると、
次のアルバム辺りでファイナルも覚悟しておいた方が良さそうですが(笑)、
メタルは無理でも「Promised~」のような方向性をせめて期待しておきます。

まとめてお返事2

おお、「PROMISED LAND」支持派の方が次々と(笑)。

>伊豆さん
アレンジは凝ってますね。あの方向で進化してくれればまだしもだったんですが…。
いずれにせよセールスは低下と思いますけど。


>ゆうていさん
典型的なメタルを期待しなければ、「PROMISED LAND」もDTの「AWAKE」も悪くないアルバムだと思いますよ。


>アドル・クリスティンさん
本サイトのレビューにも書いてますが、「PROMISED LAND」の後半はなかなか味わい深い曲が揃っていると思います。
大衆受けする音とは思えませんが…。

「HEAR NOW IN THE FRONTIER」までは私も「聴ける音」だと思っていました。しかし「Q2K」はダメでした…。


>ロンサムさん
その気になればQUEENSRYCHEはあと2,3枚はいけると思いますけどね。
個人的に楽しめる音楽をプレイしてくれるかどうかはともかくとして…。