DREAM THEATER / A DRAMATIC TURNS OF EVENTS

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バンドの中心人物と目されていたマイク・ポートノイ(Dr)の脱退劇はここ数年のHR/HM界で最大級の衝撃的なメンバー・チェンジだった。

それ自体が映像作品となるほどのハイ・レベルなオーディションの末に獲得したマイク・マンジーニ加入後の第一作となる11作目のフル・アルバム。

作曲面におけるマイク・マンジーニのインプットはないとはいえ、音楽的なダメージを感じる人はほとんどいないであろう高品質な作品である。

むしろ、スタイルとしてのプログレッシヴ・メタルを求めているファンには、昨今で最も純度の高いプログレ・メタル・アルバムとして歓迎されるのではないだろうか。

テクニカルで音数の多いアンサンブル、複雑ながら整合感のある展開の構築感、いずれも近作では最高レベル。

冒頭をはじめ、所々オールド・ファンに人気の高い「IMAGES AND WORDS」アルバムを彷彿させる辺りも巧妙で、長尺の曲を中心に70分以上の時間を飽きさせずに聴かせる楽曲の完成度は見事。

とはいえさすがに「I&W」ほどの圧倒的な煌めきはなく、個人的にはマイク・ポートノイが持ち込んでいたエモーショナルな要素や、トレンドを意識したアレンジ・楽曲も嫌いではなかったので、物足りなさがないわけでもなかったりするのだが。【85点】

◆本作収録の「On The Back Of The Angels」のPV [YouTube]



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コメント

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ここ数年Perfumeとアニソンは新品、ROCKはBOOK OFFかHARD OFFで中古品を格安で入手していましたが、10年振りくらいに新品(初回限定版)で入手しました。

「IMAGES AND WORDS」の再来を期待していたのですが、フォーリング イントゥ インフィニティ並につまらないですね今のところ。

聴き込みが足りないのかな(;^_^A?

>ゆうていさん

「FALLING INTO INFINITY」並というのはほぼ同意ですが、同作は別につまらなくはなかったと思いますよ。

確かに「IMAGES AND WORDS」には遠く及びませんが…。

ドラマー・チェンジで…

ここ数年あまりグッとくるモノがなかった身としては十分。結構前に初めて買ったギター雑誌に載っていたDTのI&Wが紹介されてて買いに走った身としてもIMAGES&WORDSを彷彿させる所も素晴しい。