BURRN!11年11月号の感想

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表紙はかなりPhotoshop補正が効いているデイヴィッド・カヴァデール。
この雑誌的にはLOUD PARK 11のヘッドライナーはWHITESNAKEということでこの表紙らしいです(苦笑)。

表2の広告はALDIOUS。本誌の発売から1週間後のリリースということでサンプルが届いていないはずもないのにレビューはなし。この広告の写真だけで購入を決めてくれ、ということでしょうか(笑)。

で、巻頭特集は早くも今週末に迫ったLOUD PARK 11の事前特集。
この雑誌によると今年のLOUD PARK最大の目玉がWHITESNAKEで、彼らは「二番手」ではなく「ダブル・ヘッドライナー」なのだそうです。

いやまあ例年LOUD PARKはダブル・ヘッドライナーなのですが、今年は1日しかないですしね…。実際LIMP BIZKITの前に出るんでしょうし。

編集長のコラムでは08年のDEF LEPPARDとのツアーが「ダブル・ヘッドライナー」の好例として引き合いに出されていましたが、持ち時間も少なくアンコールもないあれはどう見てもWHITESNAKEが「前座」でしたよ…。

特集を見てみると、その「ダブル・ヘッドライナー」の片割れであるLIMP BIZKITがなかなか出てこない。ようやく見つけてみればモノクロ半ページという扱いの小ささで、ここまで小さい扱いは他にANIMETAL USAのみ。

いくら編集方針とはいえ、あまりにもあからさま過ぎるというか、器ちっちゃすぎるでしょ(苦笑)。
ここまで来るとなんか戦時中の大本営発表みたいですね。

LOUD PARK特集の後は、定期的にやってくる黒江昌之氏によるオーディオの音質論的な「アナログ・レコードの魅力」特集。個人的にはまるで興味がない分野なのでスキップ。

続くは先月のワーナーに続き、ユニバーサルの再発盤レビュー企画。

AEROSMITH、BON JOVI、MOTLEY CRUE、DEF LEPPARDと、80年代のHR/HMブームの原動力となったバンドの名盤が目白押しで、90点以上のタイトルの方が多いんじゃないかって感じの凄いことになっている。

いやまあ、どれも実際いいアルバムばかりだから特に文句はないんですけどね。

てか、ここに紹介されているアルバムのセールスの合計って、グランジ/オルタナティヴが完全に主流となった93年以降に発売された全HR/HMアルバムのセールスより多いんじゃないの? って気がするな(苦笑)。

その後に出てくるBRUTAL TRUTHのインタビューおよびグラインドコア特集は、好き者にとってはそれなりに楽しめることでしょう。

白黒ページにはブルース・ディッキンソン(IRON MAIDEN)の実の息子、オースティン・ディッキンソンがフロントマンを務めるRISE TO REMAINのインタビューが。

このバンド、あの震災がなければIRON MAIDEN来日公演の前座で観ていたはずなんですよね…。

そのオースティンはたしかにどことなくブルースの面影があるが、彼をメタルに走らせたのはIRON MAIDENではなくKILLSWITCH ENGAGEだそうで、ブルースはどう思っているのかしら。まあ、普通自分の親なんて反発するものかもしれませんが。

カラー・インタビューは前半ページでEVANESSENCEにMACHINE HEADにRECKLESS LOVE。後半のページでは実質THUNDERで大野記者肝煎りのTHE UNIONの他、DEAD BY APRILやTHE BLANKO。

北欧の若手にカラーページが割り当てられているのは誌面の若返りとしてはいいですね。なんとなくレコード会社が金出して書いてもらっている記事のような雰囲気もありますが。

BETA WOLFやRIVAL SONSみたいなロキノン臭のするバンドを持ち上げるのは、私に言わせればこの雑誌の悪い癖で、個人的にはTHE DATSUNSとかROOSTER、SILVER TIDEなんかの二の舞になりそうな雰囲気をプンプン感じます(苦笑)。

でも、BURRN!としてはこの辺のバンドを取り上げて売ることがHR/HMをロックの王道に復活させるカギだと思っているのかもしれませんね。

GALNERYUSはまた随分イケてないメンバー・ショットを掲載したものですね。私がマネージャーならこの写真にはOK出しませんよ(苦笑)。そういう立場じゃないのかもしれませんが。

レビューを見ると、今月のマスト・バイは既に購入済みのGALNERYUSに小野正利、そしてRIOTですね。レビューはされていませんがMEGADETHの新譜も今月か。

先日「もう無理なハイトーンでは歌わないよ」宣言で話題を呼んだ(?)エドゥ・ファラスキ(ANGRA)のALMAHはどうしようかなあ。デビュー作、セカンドと買ってしまっているから、もう一枚くらいお付き合いしてみましょうか…という温度ですね。

GOLDEN RESURRECTION、RECKLESS LOVE、STEEL PANTHERといった前作が良かったアーティストはやはり気になるし、FIREHOUSEのリ・レコーディング・ベスト盤も聴けば絶対楽しめるだろうなあ。

ネタ不足の月なら飛びついたであろうANIMETAL USAもこれだけ欲しいアルバムが多いとどうしたものか(苦笑)。贅沢な悩みですね。

◆発行元であるシンコーミュージックのWebサイト
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2175011111
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コメント

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SKULL FISTの一番右の人がバナナマン日村に似ててワロタ

僕もあれは器ちっせえと思いましたw別にファンじゃないけど、あれはないでしね(苦笑)

GALNERYUSはひどいですねw特にYUHKIがスナックのオバサンみたいだ・・・SYUとSHOはイケてるけど・・・

個人的にHOLYMARTYRが凱旋MARCHを上げてたのが気になりました。

ライオットの新作を1曲聞きましたが
ヴォーカルはとりあえず
全盛期と同じ声を出していましたよ
買うつもりです(^^;;
アニメタルもヤマトを聴きましたが
かっこイイ曲に仕上がってました
買うかどうかは微妙です


インタビューでブルースの名前はださない方針なんですかね
彼らのPV見ましたが、マイクの持ち方がイヤだった(苦笑)

奥野記者の編集後記の1番目がツボでした

確かにロキノンっぽいバンドをたまに取り上げてますね。
「こういうバンドもいけるんだぜ?」という編集者の考えなのか、それともレコード会社がBurrn!にプッシュしてるのか…
Silvertideは何曲か良い曲があったのですが、アルバム一枚で終わってしまいましたね

RIOT凄い楽しみ(^^)

今月は結構良い新譜が揃ってますね。毎年10月って話題作のリリースが多い気がします。
お節介ですが、SKULL FISTのギターの人はメイデンの「FEAR OF THE DARK」(の“Afraid To Shoot Strangers”)を聴いてメタルに目覚めたそうなので、adoreさんも共感する所があったのでは?

ラウドネスのレビューのトコの写真は「やっちまった」ってことでしょうか(笑)
色が反転しちゃってます。

RIVAL SONSあたりは「ハードロック」の範疇だとは思うので、僕の場合むしろROCKING ONなんかに載ってると「あんたら、ちょっとおしゃれな感じだとOKになるんだな」と、嫌味の一つも言いたくなってしまいます(笑)。

今月号でちょっと目を引いたのは中途採用の広告。作文のテーマ「デジタル社会における雑誌・書籍の在り方」って編集長以下現在のスタッフにこそ聞いてみたい事柄。

あと、P53のようなの(シャナイア・トゥエイン云々の箇所)も、LOUDNESSの色反転と並んで今までBURRN!では見たことなかったタイプのミスですね。カット&ペーストを繰り返してたのかな。

今月の新譜はHOUSE OF LORDSが結構良さげなので期待しときます。

Galneryusの新譜は只今ヘヴィローテーション中です。Galneryusは、Syuがイケメン過ぎるのもありますが、
他のメンバーももっと派手なルックスになって欲しいかな

Reckless Loveは購入予定です。Riotも欲しいし・・・贅沢な悩みですねぇ。欲しいアルバムが全然無いよりずっといいですが

ブルース・ディッキンソに息子なんていたんですね…音はさすがにモダンでしたが

まとめてお返事

>まっつんさん
たしかにボテッとした顔の作りが日村に似てますね(笑)。
Syuと小野正利も、写真の撮り方次第でもっとカッコよく映る人たちだと思うんですけどね。

HOLY MARTYRは、どんだけ日本好きなんだよって感じですね(笑)。


>ミュウさん
RIOTのトニー・ムーアが衰えていないのは先日の(といってももう2年前か)来日公演で確認しているので、その点は安心しています。

聴いたのは先行して発表されていた「Wings Are For Angels」でしょうか、それともPower Rock Todayでかかった「Thundersteel」の焼き直しみたいな「Riot」でしょうか。
どちらもカッコいい曲ですね。


>NOV-LYNNさん
ブルースのことについては質問禁止、だったんじゃないですか。
なまじ身内に有名人がいるとその話題だけでインタビュー時間が終わってしまいかねないですからね。


>高見沢さん
こういうイマドキのバンドもHR/HMなんだぜ、というアピールの気持ちはあるのではないかと思います。
SILVER TIDEは短命でしたね…。


>学生メタラーさん
BURRN!を読んでいて私が「Afraid To Shoot Strangers」を好きだなんてことを思い起こすなんて、かなりこのサイトを読み込んでいただいてますね(笑)。恐縮です。

LOUDNESSに関しては、BURRN!がやると悪意の産物に思えるのはなぜでしょう(笑)。


>OBさん
私も「ROCKIN'ON」は雰囲気とかイメージだけでバンドを判断してるんじゃないかと思うことがしばしばありますね(苦笑)。

作文のテーマは、編集部にはノーアイディアなので、中途採用にかこつけて意見を聞いてみたいと思っているんじゃないですか(笑)。

最近は昔に比べて誌面で凡ミスが目立つようになってきたので、人手を増やして誌面のクオリティを上げてほしいですね。


>B!13さん
そうですね。GALNERYUSには現在のジャパメタを代表するバンドとして、ルックスも頑張ってほしいと私も思っています。

本文でも書きましたが、今月は聴いてみたいアルバムが多くて困りものですね…。


>人さん
スティーヴ・ハリスに娘がいるわけですし、ブルース・ディッキンソンに息子がいてもおかしくはないでしょう。

両人とも、父親たちのバンドを超えるのは難しい(てか無理…)と思いますが、頑張ってもらいたいですね。

今月は(adoreさんにとってお付き合い程度である)ALMAHだけ買います。正式なバンドに移行した(?)前作から買っているので。有名なブラジル人プレイヤーが参加しているのが購入の決め手でした。
ANIMETAL USAはこのブログのメンバーの写真を見てさすがに退いてしまいました。有名人なんだけど、どうもあの格好だけの(失礼)プロジェクトは好きになれない。レコード店に置いてあったので試聴しましたが、知ってる曲がドラゴンボール、筋肉マン、セイントセイヤぐらいでした。

買ったら早速インポートします(笑)。買ったiPodがnanoであるため2000曲しか入りませんが十分です。聴きたいアルバムだけチェックして入れます。
adoreさんは恐らくCD1000枚以上持ってるために2万曲なのかもしれませんが、でもそれだけのコレクション振りは恐れ入ります(笑)。
俺のコレクションは実際CD200枚もないぐらいです。殆どメロスピなので。事実IRON MAIDENやMr.BIGは1枚も持ってません。
過去に友人に薦められてIRON MAIDEN聴いてみたけど、音楽性が合わなかったので。


>ストラディキャスターさん

ALMAHは何気に凄腕集団ですよね。ブラジル恐るべしです。
ANIMETAL USAはつい出来心で買ってしまいました(苦笑)。

CDの枚数なんて何の意味もありませんし、聴く音楽性の幅を無理に広げる必要もないと思います。
好きな音楽を好きなだけ聴けることにこそ意味があるので、極端な話惚れ抜いた1枚のCDを一生聴き続けることだってある意味幸せな音楽人生だと思います。

再発盤レビューのMARILYN MANSONのアルバムはもう少し点数が高くてもいいんじゃないかと個人的に思いましたが、HR/HM視点からのレビューだとすれば仕方のない事なのかもしれません。

エイミー・リー(EVANESCENCE)が痩せて綺麗になっている写真を見て、デビュー当時の姿しか知らない身としては、少し驚かされました(笑)。

今月は、前田氏ベタ褒めのSERENITY IN MURDERというバンドに一番興味がわきました。聴いてみようかな。

>小梅さん

HR/HM視点というか、BURRN!視点だとMARILYN MANSONはなかなか点数が上がらないのかもしれませんね(苦笑)。

SERENITY IN MURDERは国産バンドに厳しいCastle Of PaganのKohさんも評価していたし、良さそうですね。

ALDIOUS。広告の写真だけで購入を決めてくれということなんでしょうね(笑)ええ、だから広告の写真だけで判断し購入しました。レビュー見て、視聴してたら買わなかったかも(冗談ですが)。10曲とコンパクトな印象、しかも過去の作品から2曲、1曲はシングル曲、しかしだらだらと駄曲を並べるよりも好印象な作品。正則のグラムロックと比較した解説はまったく意味不明、DVD付きを購入。
GALNERYUSのイケてないメンバー・ショットについては同意。
アルバムジャケの不死鳥、イントロはRPGで流れる曲のよう、続けてよく分からないデスヴォイス、そしてお決まりの疾走チューンへという展開で90点超えの予感、しかしアルバム全体を通して聴いてみるとVo(歌詞を覚えられない、B誌での俺より先に覚えておけという発言から)の問題なのか、日本語の曲もそこそこあるなという印象。それが原因ではないのですが、最終的には80点台でしょうか。
最後BRUTAL TRUTH、26曲、1曲目と終盤の15分台の曲を除けば疾風怒涛、これぞグラインド・コアです。素晴らしい。
今月は少し抑え目にしたいですね、ただしRIOTとNIGHTRAGEは確定、ゴールデン~、アルマーは要検討といったところでしょうか?結局メガデスも広告のみだな。それは、そのうち買います。

>フィンさん

ALDIOUS、今が売り時ですから曲数を増やすよりは早く出すことを優先したんでしょうね。

今月は抑え目にしたくても複数枚買わざるを得ませんね…(苦笑)。

329

11月号のアルバムレビューはCHICKENFOOTの2ndとデレクのソロに興味を持ちました。

CHICKENFOOTには、タイトルとジャケットにツッコミを入れたいところなのですが(笑)。

再採点に関しては名盤を再評価してもあまり点数は変わらないので、当時不当に低評価だったものを、現在だからこその視点で採点して欲しい。

EUROPEの「OUT OF THIS WORLD」は当時酷い評価だったけど、自分にとっては80年代の最高傑作なんだぜ(^^;。

...おのれ酒井(笑)。

>ゆうていさん

CHIKENFOOTはむしろツッコミ待ちでしょう(笑)。

再採点については、これはレコード会社の再発盤販促企画だと思うので、再発されるくらいに現在の評価が上がっているものでないと難しいでしょうね。

しかし「OUT OF THIS WORLD」が80年代の最高傑作とは…かなりの偏愛ですね(笑)。
酒井氏のあの点数(?)は逆にインパクトがあってよかったのでは。聖飢魔IIと共に一種の「伝説」だと思います。