BLOOD STAIN CHILD @ 第64回自主法政祭 11/5

法政大学の出身でもないくせに、法政大学の自主学園祭に行ってきました。
目当てはBLOOD STAIN CHILDのライヴがタダで観れることです(笑)。

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やっぱりいいですね、こういう大学特有の空気。
私は複数の大学に通ったことがあるので特にそう思いますが、この空気はどこの大学も大きくは変わらないな、と思います。

出店で塩焼そばを買って食べてみたり、校舎内をウロウロして、声掛けられたサークルの展示をみてみたりして思ったのは、意外と今でも手作り感満載なんだなあと。

今ならちょっとパソコン使って、キンコーズとかリスマチックでオンデマンド印刷すれば大してお金をかけなくてもかなり本格的な「作りモノ」を仕立てることができると思うのですが。

まあ、そのハンドメイド感こそが学園祭の醍醐味と言ってしまえばその通りなんですけどね。

何やらコスプレをしている人(初音ミクを2、3人、その他元ネタがよくわからないもの色々)を結構見かけたし、声優のトークイベントなども行なわれていたようで、妙なヲタ色の強さを感じました。

噂に聞いたことがあった「学生プロレス」も観ることができました。意外と本格的な一方で、技を喰らってから約1秒ほどの間をおいて倒れる、みたいなシーンがあったりしたのはご愛嬌(笑)。

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そんな感じであちこちブラブラして時間を潰しつつ、BLOOD STAIN CHILDのライヴは18時ごろと聞いていたので、その30分くらい前に会場であるボアソナードタワーのヘリオス特設ステージ(なんて大仰な名前!)に向かう。

ステージに入ろうとすると、ちょうど中からRYO(B, Vo)が出てきて鉢合わせ。以前もこんなことあったな。
まだアーティスト本人が外でウロウロしているだけあって、white white sistersなる前のアーティストがまだまだ絶賛演奏中。

しかたがないのでもう少し時間を潰して18時過ぎくらいに来てみると、ちょうどセットチェンジをやっていた。

BGMとしてメタルコア、あるいはスクリーモっぽい曲がかなりの爆音で流れていて、その中にサビで「アニメが見たい、アニメが見たい」と連呼している曲があって、連れ(法政大卒)と思わず顔を見合わせて笑ってしまいました(あとで調べたらキバオブアキバというバンドの「Animation With You」という曲のよう)。

そしていよいよBLOOD STAIN CHILDのライヴが開始。

ちょっとしたライヴハウスくらいの広さのあるスペースで、7割くらい人が入っている感じ。200人くらいですかね。
結構外人が多いのは留学生? それとも単に彼らの熱心なファンが来ているのでしょうか。

1曲目の「Sirius VI」の途中まで、RYOのマイクが全然入っておらず、SOPHIAの歌しか聴こえない。

曲の終盤にはどうにか聴こえるようになったが、全体的にサウンドはかなり悪い。ヴォーカルが聴こえるようになったと思ったら今度はギターが引っ込む…みたいなモグラ叩き状態が最後まで続いたのが残念。

まさか学生さんがPAをやっているのかしら? 連れが言うにはこの会場は普段は単なるカフェテリア的スペースだそうなので、元々音響を考慮して設計されていない、というのもあるのでしょうけど。

「La+」や「Unlimited Alchemist」など、新作の曲を中心にショウは展開。
白いドレス風のロリータ服にその豊満な()身体を包んだSOPHIAは、客の煽り方など、フロントマンとしての存在感は初めて観たときに比べて飛躍的に向上していたが、歌唱は正直初めて観たとき以下の、素人のカラオケレベル…。

今のBSCの音楽の魅力の半分はノーマル・ヴォイスの歌メロが担っていると思うので、もう少し精進を望みたいところです。

そんなSOPHIAの「ミンナ勉強ハ好キ?」というMCでの問い掛けに対してはブーイングが起こり、決して簡単に入れる大学ではないはずのこの大学でさえこの有様では日本の将来は暗いと思いました(笑)。まぁ私も必要だとは思いつつ好きではありませんでしたが。

その反応に対し「私ハ勉強大好キダケドネ。今デモモット勉強シタイ。私ハ日本ガ好キダカラ、コノ大学ニモ入レナイカ調ベタコトガアル。犯罪学ノ勉強ガシタカッタカラ。デモ、私ノ日本語ガ足リナクテ駄目ダッタ」という、共感を呼ぶんだか呼ばないんだか微妙なMCを展開。

一方でRYOは「学園祭に呼んでくれてありがとう。みんな一つになって盛り上がって良い思い出作りましょう」と、すっかり「いい兄貴分」的なノリのMCでオーディエンスの健全な盛り上がりを誘っていた。

SOPHIAの「X-FILEのモルダーとスカリーのことを歌った曲」というMCに導かれて始まった「Stargazer」で一気にフロアが沸き立つ。
やはり人気曲のようだ。私もこの曲が大好きなので、初めてライヴで聴けて「来た甲斐があった」と思いました。

その後、終盤の「Forever Free」から「Freedom」の流れが盛り上がりのハイライトだったんじゃないでしょうか。
それまでもモッシュなどは起こっていましたが、ここではサークル・ピットも発生し、クラウド・サーフを行なう者も。

RYOがその様子を見て「いーね、今の盛り上がり。いいんじゃないの?」と称えつつ、「モッシュもね、していいけどね。ケガだけはしないように、気をつけてね」と、相変わらず「いいお兄さん」をしていました。

お兄さんといえば、そのRYOのお兄さんであるRYUは本日ひと言も発せず。
もしかして初見のお客さんが多いであろうこの会場で女装男子であることがバレないよう、喋らないことにしていたのでしょうか(笑)。

ただ、本日初めて彼らのことを観る(というか、今まで名前すら知らなかった)連れは、ちゃんとRYUが男であることに気付いていましたが(笑)。「最初は女の子かと思ったけど、腕の筋肉のスジとか、手の大きさでわかった」とのこと。

最後はラストの定番「Final Sky」だが、サウンドが悪くて、この曲の生命線であるギター・リフがよく聴こえないため、ちょっとグタグダな感じに。でも、トータルではなかなかイイ感じで盛り上がったのではないかと思います。

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ちなみに私はBLOOD STAIN CHILDが終わると連れと飲みに行くために大学を離れたので観ていませんが、彼らの後はHEAD PHONES PRESIDENTが出演したそうです。

なお、余談ですがこの学園祭のメインステージには先日LOUD PARK 11でANIMETAL USAと共演して話題になった「ももいろクローバーZ」も出演していたとか。
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ジャパメタ祭り

好きなバンドがタダで見れるのいいですね。
俺も3月にSYMFONIAのプロモーション来日のためタワレコ渋谷店で早急にCDを予約したんだけど、例の地震でなくなってしまいました。9月14日のALMAHは行けませんでした。

ジャパメタは全く聴かない身だけど、最近ガールズバンドのALDIOUSの最新作を少し試聴してみたら見事にハマりました(笑)。きっかけはギターマガジンのALDIOUS特集が刊行されてBURRN!で"BRITEST HOPE"に輝いていたのを思い出して、ふと手に取ってパラパラめくって見たのです。
メンバーの好きなアルバムがANGRAやRHAPSODYだった事、何しろギターの形状から察するに、アイバニーズを愛用している事が音楽性を物語っていました。
モロにメロスピじゃないですか?思いっきりツーバスだし。俺もアイバニーズRGの音は好きですけど(笑)。
最初は「アイドルだから最優秀新人になんたんだろ」と思っていたけど、彼女達を見くびっていましたよ(笑)。
X-JAPAN以来のジャパメタでした。

僕の大学の大学祭でも、最近はボーカロイドや東方プロジェクトのコスプレイヤーが普通に徘徊していたり、そういった方々によるダンスイベントみたいのが行われています。最近のトレンドなんでしょうかね(笑)。

Blood Stain Childがタダで見られるなんて素敵ですね。ただ、その3枚目の写真中央の女性、Sophia…ですか?想像を遥かに上回る勢いで逞しいんですが…(汗)。

クソ!!なんてレベルが高いんだ法政は...
なんか学生のコピバンもメタルが多いと聞いていますし。

それに引き換え俺の大学ときたらメタルサークルすらない...なので自分でメタルサークルを立ち上げました(笑)。いずれ法政みたいにしたいです。

いまはロキノン系のサークルで初期Kreatorとかやってます(笑)。

> 私は複数の大学に通ったことがあるので特にそう思いますが、この空気はどこの大学も大きくは変わらないな、と思います。

adoreさんのいた早大の早稲田祭と法政祭とで比べたら、確かにそうは違わないと思います。でもわたしが現在いる大学の学園祭と、早稲田祭とを比べたら、前者のほうが明らかにちゃちいです。でもだからといって後者を評価したいわけではありませんが。

> 決して簡単に入れる大学ではないはずのこの大学でさえこの有様では日本の将来は暗いと思いました(笑)。

つまり、学園祭だから単にそこに法大生が少なかっただけなのでは?(笑)←あえて付けておきます。

わたしはかつて同じ大学のメタル仲間に「メタルは明らかにアッパーカルチャーに属しておらず、その意味では偏差値の低い音楽だ」と言われたことがあります。もちろんサブカルチャーそれ自体は大学での研究対象になることかあり、サム・ダンみたいな「知識人」もいるわけですが、率直に言って、日本の大学生でメタルに親和性の高い人は意外に少ないと思います。

やはり東京の大学は規模がデカいですね!
自分は名古屋のあまり大きくない大学に通ってますが、タレントが2人くらい来てトークショーをしたり、若手のヒップホップユニットがミニライヴするくらいです…
個人的には地元バンドであるアウトレイジ、アーギュメント・ソウル、ヴィジランテあたりが来てくれたら嬉しかったです

まとめてお返事

>ストラディキャスターさん
ALDIOUSの音楽はX JAPANにハマったことがある人間には入りやすいですね。

アイドルだから最優秀新人に、みたいな考え方は(少なくともひと昔前は)BURRN!的な思考法の対極だったんですけどね。
日本のアーティストにも良いものは結構あると思うので、よかったらトライしてみてください。


>ruchiniumさん
時代は変わりましたね。私の世代だとダンスイベントというとスーフリみたいな連中がパラパラとかトランスとか踊ってるイメージで、オタクはそういうフィジカルな活動はしていなかったような印象なのですが(私が知らなかったけかもしれませんが)。

SOPHIAは存在感ありましたよ…主に表面積的な意味で(苦笑)。


>へたれ学生さん
そういえばIN FLAMESとかメタルTシャツを着ている学生の姿もチラホラ見かけましたね。
個人的にはそういうコピーバンドも観てみたかったのですが、連れがメタルに興味がないので自粛しました。

ロキノン系のサークルで初期KREATOR…よくメンバー揃いましたね(笑)。
メタル・サークルを立ち上げるとは素敵ですね。ぜひ頑張って盛り上げてください。


>Endeさん
確かにブラステのライヴのときにいたオーディエンスの中にはかなりの割合で明らかに大学生ではない人たちが混じっていましたね(私もですが/笑)。

まあ、メタルはクラシック音楽のようなハイカルチャーとの対比においても、売れ線という意味のメジャーカルチャーとの対比においてもマイナーなサブカルチャーであることは確かでしょうね。
「偏差値」という言葉を用いることについては「?」ですが。

ただ、日本において大学というのはサブカルチャーに耽溺するモラトリアム期間という側面があることは事実で、そういう意味では大学生とメタルの親和性というのは(少なくとも社会人や小中学生と比べて)決して低くないと思いますよ。


>高見沢さん
まあ、こういうイベントに有名人を呼ぶ、という意味では東京の大学は恵まれていると思います。
BSCは関西のバンドですが、基本的に有名人と呼ばれる人の多くは東京を活動拠点にしていますからね。

OUTRAGEやVIGILANTE、ARGUMENT SOULクラスのバンドであれば、ちゃんと舞台さえ整っていれば大学の学園祭に出ることは決してやぶさかではないと思いますよ。

高見沢さんが企画して、実施に必要な諸々の手続き・手配ができれば、スケジュールさえ空いていればきっと来てくれるのではないかと思います。せっかく一度しかない大学生活、自分で面白くするためのチャレンジをしてみてはいかがですか? 今日びインターネットを使ってバンドにコンタクトを取ることは簡単なのですから。

もし実現するのであれば、微力ながら当サイトでも告知に協力しますよ。

法政の学生です。まさかadoreさんのブログでレポされているとは思わなかったので驚きました。
サウンドの悪さこそ残念ですが、なかなか盛り上がったライブだったと自分も思います。
トップバッターのFEAR FROM THE HATEから観てましたが、年齢層が若いためかモッシュが頻繁に行われていたことが印象的でした。
ちなみにPAについてはPAサークルなるものが学内にあり、そのサークルが行っていたという噂を当日一緒に観た友人から聞きました。

>おーぜきマサシオさん

お、法政の学生さんですか。OBでもないのにお邪魔しました。
まさかあの場にいた方で当ブログのことをご存知の方がいたとは驚きです。

PAはやっぱり学生さんだったんですね。まあ、学園祭というイベントの趣旨を考えればそれも当然ですね。
でもまあ、おっしゃる通りモッシュとか活気があっていいイベント/ライヴだったと思いますよ!