「さくら学院重音部 BABYMETAL」に世界が注目?

AKB48の大ブームのおかげで今の日本は女子アイドルグループ花盛り。

各芸能事務所がこぞって年端も行かぬ女の子を集めて次々と売り出しているわけですが、J-CASTニュースによると大手芸能プロダクションのアミューズに所属し、トイズファクトリーからデビューしたアイドルグループ「さくら学院」の1ユニット、「さくら学院重音部 BABYMETAL」が海外で注目を集めているそうです。

10月にYouTubeで公開された「ド・キ・ド・キ☆モーニング」という楽曲のPVに寄せられたコメントは、日本のアイドルグループとしては異例なことに1300に及ぶコメントの大半が英語なのだという。

ニュースによると、YouTubeのPVは「12月16日現在約38万回再生されていて、統計情報によると日本以外では北米やロシア、スウェーデン、フィンランドでよく視聴されているようだ」とのこと。

北米は別格として、スウェーデン、フィンランドといえばメタルが盛んなことで知られる国々で、さすがというべきか(ロシアはどうか知りませんが)。
私のCDラックにもその2国出身のアーティストのアルバムがいっぱいです。

そしてアメリカのメタル情報サイト「METAL INJECTION」に12月8日に掲載された「2011年に話題になったメタル関連動画 Top15(The Top 15 Metal Viral Videos of the Year)」にもこの動画が9位にランクインしている(しょうもない動画ばかりのランキングですが/笑)。

そういえば私がいつもチェックしているBLABBERMOUTH.NETでもこのPVに関するニュースが取り上げられていたのを思い出しました。

図らずもメタルという音楽がインターナショナルな音楽であるということが証明されたわけですが、相変わらず日本で話題になる「ヘビメタ」というのはメタル・ファンにとっては微妙な代物ばかりですなあ(苦笑)。

いやまあ、どんなジャンルの文化・芸能でもマスコミに取り上げられたり、門外漢の間で話題になるものというのが必ずしもその文化・芸能の本質を表していたり、ベストなものであったりするわけではないということは重々承知しているんですけどね。

個人的にこの曲は教科書的な意味での「メタル」からは逸脱したサウンドだと思いますが、ニュース中で発売元のトイズファクトリーによると、BABYMETALには今回話題になった「ドキ☆モニ」の他に、「イジメ、ダメ、ぜったい」という曲があり、こちらはアップテンポな「メロディック・スピード・メタル」だという、と報じられています。

その曲は未聴なので真偽のほどは不明ですが、この手の一般ニュースサイトで「メロディック・スピード・メタル」というワードを目にしたこと自体に思わず感銘を覚えてしまったり。

00年代を通じて(90年代後半くらいからですかね?)、日本ではメタル・ファンとアニメやゲームを愛好するいわゆる「オタク」との親和性が高いと言われてきました。

そして女子アイドルグループの熱心なファンというのも一般にオタク的な人々と認識されているだけに、日本におけるメタルはさらにオタク的なイメージを強めていくことになるのでしょうか。

まあ、「メタラー=オタク」だと思われるのは100歩譲って許容するとしても、この子たちは12~13歳と相当に若い(幼い?)だけに、彼女らがさらに有名になって、ここ日本で「メタラー=ロリコン」と思われるようになったらいささか肩身が狭いですなあ(苦笑)。

◆ニュースソース
http://www.j-cast.com/2011/12/16116731.html

◆さくら学院重音部 BABYMETAL 公式サイト
http://www.babymetal.jp/

◆「ド・キ・ド・キ☆モーニング」のPV [YouTube]

人差し指と小指を立てているのは、本人いわく「キツネさんのポーズ」のつもりだそうな。


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コメント

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私も昨日Yahoo!ニュースでこの記事見つけました。
ラウパーでのももクロといい、一体この流れは何なんでしょうね。
メタルに親しみをもってもらうつもりでやっていることが、逆に国内では裏目に出ているような(苦笑)
でも海外に注目されるのは良いことだと思います、YouTubeのGALNERYUSの楽曲に対するコメントもほとんどが英語のものですし。
欧米人のほうがメタル系のニュースに関する飛びつきが良いんですね。

METALGATEで取り上げられること自体が、このテの似非メタルを逆説的に承認してしまっているのではないでしょうか。オタクがメタルを聴くのはありえますが、メタル業界がオタクに擦り寄っていった結果できあがった音楽は、それってメタルなんですかね。

自己否定(笑)

オタクとメタルファンが親和性が高いとは、初めて聞きました。

何故なら一般的にオタクはダサさの象徴であり、ROCKはカッコイイものだからだと思うからです。

だからこそ両者は相反するものだと思いますし、自分のようなオタクで有りながらメタルが好きなのは珍しい存在だと思っていました。

METALを聴く事がダサいと思われるようになって欲しくないのですが、私のようなオタクが聴くようになったからこそダサいと思われるようになったのか?と考えると複雑な気分です。

ROCK(METAL)はカッコイイままでいて欲しいのですが(^^;)。

アニソンかよ

トイズファクトリーと言えば昔チルボドが所属してたような気がします。そんなレコード会社からわざわざなぜこのようなアニソンタイプのプロジェクトをやらなければいけないのか全く理解できません。
日本にもAKBやらKARAやらがデビューしてますが、こんなにアイドルがいるとなるとやはり中には(失礼ながら)あまり顔がよろしくないごく普通の娘さん達も多々見受けられます。
「アイドルなら誰でもいいんかいっ!」ってツッコミ入れたくなりますよ。

渋谷パンク/ヘヴィメタル館にもドラガのポスターが堂々と貼ってありますけど(笑)。ますますアニソン化してるような気がします。
「オタク」と「マニア(MANIA=熱狂的な)」は日本語か英語として元から単語が存在してるかの違いだけで許せるでしょう。
「ロリコン」は"変態"に対する用語なのでやめて欲しいですね(笑)。

人さんという方が貼られているリンク先を読んでみて、「まさに俺の事じゃないか」と悲しくなりました(苦笑)。

情けない事に、自分も学生時代はカーストの底辺のいじめられっ子だったので・・・。

「メタル」という音楽にはそういう人間を惹きつける「何か」があるのかもしれませんね。

SHOW-YA,ALDIOUS,DESTROSEのライブで 真実をこの目で確かめましょうぞ

これは面白いですね!
欧米の人にウケルのがわかる気がします
自分が海外の人間だったら「日本のアイドルはこんな音楽もやってるのか!?」と、かなり衝撃を受けたことでしょう。
このなんでもありなごちゃ混ぜ感は日本独自のものなのではないでしょうか
余談ですが、サビでハイハット裏打ちのダンスリズムになるところが、ある意味今のメタルの流行を取り入れたのかな?と思ったりしました

連投すみません
Youtubeのコメントを見たのですが、日本人で「これはメタルじゃないと思う」とか「メタル馬鹿にしてる?」みたいな真面目なコメントをしてる人が結構多くいるんですね
私は「面白いことやってるなー」と笑って済ませてしまってました
このブログのコメントでも真面目に考察している人が多いみたいなんで、自分はお気楽すぎるってことでしょうか(笑)

まとめてお返事

>学生メタラーさん
メタルに親しみを持ってもらうためにやっているかどうかはともかく(苦笑)、日本人はメタルに関するニュースには飛びつきませんからね…。


>Endeさん
こんな個人ブログで取り上げたからといって何の意味も生まれないと思いますが、別に私は彼女らを認めないわけじゃないですよ。
以前にもどこかで書きましたが、メタルには充分な歴史と音楽の幅があり、こんな色物(失礼)が出てきた所でそのアイデンティティが揺らぐことはないと思っています。

このコたちに惹かれて寄ってきた人たちの多くは彼女らがいなくなれば去っていくでしょうが、その何%かはメタルの魅力に開眼し、メタル・ファンとして定着することになるだろうと考えています。


>ゆうていさん
ロックがカッコよかったのはせいぜい80年代までじゃないですかね。残念ながら。
オタクな人がメタルを聴くのは今では珍しくないと思いますよ。


>ストラディキャスターさん
トイズファクトリーは私の世代にとってはエクストリーム・メタルのアルバムをリリースするレコード会社というイメージですが、もはや現場にメタルに関わるモチベーションを持っている人は残っておらず、ここ数年メタルのアルバムはリリースしていませんよ。


>人さん
Wikipediaは本人たちが公表されることを望まないことを暴露する場ではありませんから、削除されるのは当然じゃないですかね。個人情報を隠すのと一緒でしょう。

もちろんメタラー=オタクというのは極端な話で、メタルを好む人の中にもアニメやゲームが好きな人もいる、あるいはその逆、というだけの話だと思います。


>名も無きメタラーさん
メタルは逆境にあるときに力をくれる、あるいは現実逃避させてくれる音楽であることは確かだと思います。


>くぅさん
何をもって真実なのかよくわかりませんが、そうしてみます。


>高見沢さん
こういうのは楽しんだもの勝ちみたいなものだと思いますよ。

Clawfingerみたいな、90年代のミクスチャーとかデジタルロック的雰囲気も感じました。中途半端にメタルかぶれしたというより、ずっと突き抜けてて個人的には悪くないなと思っています。

まあ色物には慣れてますし、良いんじゃないでしょうか(笑)

ただ確かに「メタラー=マニア=オタク」は許容範囲ですが
「メタラー=ロリコン」は勘弁して頂きたい(苦笑)

>ruchiniumさん

CLAWFINGER、懐かしいですね。
たしかにこの曲に関していえばメタルというよりその辺のサウンドに近いですね。

>darklordさん

「メタラー=ロリコン」が定着したらおちおち好きな音楽を口にすることもできませんね(笑)。
まあ今でもあまり大っぴらに言うのはなんとなく憚られる感がありますが。