マイク・ポートノイとジョン・サイクスのプロジェクトが消滅

マイク・ポートノイ(Dr:元DREAM THEATER)とジョン・サイクス(G, Vo:元WHITESNAKE, BLUE MURDER, THIN LIZZY)がバンドを結成した、というニュースが昨年7月頃に報じられ、話題となりました。

そしてそのバンドのベースはビリー・シーン(MR.BIG)ということで、久々の「スーパー・グループ」誕生かと期待され、BURRN!誌の広瀬編集長が今年最大の期待株としてこのバンド(編集長は「BAD APPLE」と呼んでいた)を挙げていました。

しかし、残念ながら、このプロジェクトの存在を最初に報じたVH1 Classic の「That Metal Show」という番組の司会者の一人であるエディ・トランク自身が彼のサイト上でこのプロジェクトが消滅したことを伝えました。

マイク・ポートノイもTwitter上で「悲しいけれど真実だ」とそのことを認めています。

特に具体的な理由は語られていませんが、マイクとジョンの音楽制作作業に対する考え方の違いが原因のようで、要は「ウマが合わなかった」ということなのでしょう。二人とも協調性に富んだ人物とは思えませんしね(苦笑)。

マイク・ポートノイはラッセル・アレン(Vo:SYMPHONY X)らとのプロジェクトADRENALINE MOBで今年の3月にアルバムを発表する予定がありますし、ビリー・シーンはMR.BIGがあるからいいとして、久々にジョン・サイクスのギターが、音楽が聴ける、と思っていただけに残念です。

ジョン・サイクスは96年に再結成THIN LIZZYに参加し、00年代はほぼその活動に専念していたため、2000年の「NUCLEAR COWBOY」以降彼自身の音楽をクリエイトすることから遠ざかっていました。

個人的にはBLUE MURDER解体後のジョン・サイクスの音楽にはあまりピンと来るものがなく、「NUCLEAR COWBOY」もどちらかというと「迷作」の観がありましたが、やはりあの「WHITESNAKE」を、そしてBLUE MURDERの1stを生んだソングライターとしての実績があるだけに、方向性さえ誤らなければ良い音楽を作ってくれるのではないかという期待感は今なお持ち続けていました。

そしてデモを聴いたというBURRN!誌の広瀬編集長はBLUE MURDERのデビュー・アルバムと同じ路線、と言っていましたし、エディ・トランク氏も「killer BLUE MURDER meets '1987' WHITESNAKE」と形容していただけに、結構楽しみにしていたのですが…。

先日のエントリーで既に「幻のプロジェクト」になってしまう可能性もあるのかな、という憶測を書いていましたが、まさかこれほど早くポシャってしまうとは…。

デモは12曲ほど録ってあるそうなので、デモでいいから何らかの形でリリースしてくれないかな。
近年のデモはかなりクオリティ高いだろうから充分聴くに耐えると思いますし。

なお、この件に付随してMelodicRock.comのアンドリュー・マクニースという記者がTwitter上で「ジョン・サイクスの代役はリッチー・コッツエンになるだろう」とツイートしています。

この件については事実かどうかの裏取りはされていませんが、ベースがビリー・シーンということであれば、元MR.BIGという接点がありますから、ありえなくはない話ですね。

しかし個人的にはこれまでリッチー・コッツエンが関わってきた音楽にジョン・サイクスが生み出してきた音楽ほどの魅力は感じていなかったり(苦笑)。

うーん、ジョン・サイクスの本格復帰はいつになるのか…。

◆ニュースソース
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=168716

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=168739
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コメント

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Mr.BIG+DREAM・THEATER+トリオ編成=?

シンフォニアやアニメタルUSAよりも、真のスーパーグループとして期待していただけに残念です。

リッチー・コッツェンの作曲能力には疑問を感じますが、彼にはguitarの技術とソウルフルな歌声(と多分協調性)が有るじゃありませんか。

曲なんて、ビリーとマイキーが書けば良いんですよ。

CREAMの3rd、もしくはCRIMSONのRedような、緊張感溢れるSoundを期待しています。

1987 WHITESNAKE/BLUE MURDER路線のハードロックということであれば、パートナーがマーク・ポートノイとビリー・シーンである必要性をさほど感じないので、このラインナップが崩壊したこと自体はあまりショックではないかも。

ジョン・サイクスには勿論第一線に復帰してほしいんですけど、“サイクスが往年の路線のハードロックをやる”ということに欧米市場がどれだけの価値を見出すのだろうか、という気も少ししていて、
近年THIN LIZZYでの活動に“甘んじていた”理由もそんなところあるのかなとも思ったりします。その昔アメリカでは、WHITESNAKEのギタリストがエイドリアン・ヴァンデンバーグやヴィヴィアン・キャンベルに変わってもそんなに影響がなかったとも聞きますし。

儲かりそうなプランを本人に提示してやる気を出させるプロモーターやレコード会社が出てくればいんですどね。

今回のジョンとマイクのコラボ、まぁそう簡単にはいかないなと思っていましたが、ポシャるのが早すぎだろっ!とツッコミを入れたいです。。。
本当、早くジョンの作る音楽が聴きたいので、何とかしてほしいのですけどね!

サイクシーは結構好きなギタリストなので早く第一線に復帰して欲しいですね

ちょ~ど今日の帰りに中古CD屋でブルーマーダーの1st、2nd、ライブ盤(全部日本盤)を格安で手に入れて
ウキウキして帰ったらこのニュースですか(苦笑)

まとめてお返事

>ゆうていさん
SYMFONIAやANIMETAL USAと比較したらマイクもビリーも気を悪くするでしょうね(笑)。

個人的にはマイクやビリーよりもジョン・サイクスの方がソングライターとしては優れていると思っていたので、その点がちょっと残念ですね。
リッチー・コッツエンでも聴き応えのある音楽にはなるだろうと思いますが。


>OBさん
まあ、ジョン・サイクスはアメリカではあまり認知度が高くないですからね…。
曲がりなりにも自分のバンドでTOP40ヒットを出したエイドリアン・ヴァンデンバーグや、アメリカでゴールドを獲得していたヴィヴィアン・キャンベルの方がアメリカ人的にはビッグな存在に映るのかもしれません。

彼にもう少し商売っ気のようなものがあればまた違ったんでしょうけどね…。


>ピッペンさん
「FRONTIERS RECORDS」あたりにジョン・サイクスの才能を活用したプロジェクトを企画してもらいたいですね(苦笑)。


>B!13さん
いい買い物をしましたね(笑)。BLUE MURDERの1stは名盤だと思います。
イマドキの若者であるB!13さんにどう響くかはわかりませんが(笑)。

はじめまして。

やっぱりかぁ。
・・と言うのが正直な感想ですね。

最近のマイクは迷走してるから、もしかしたら無理かもなぁ~と思っている矢先ですもんね。

スーパーバンドと言えば、私のなかではMR.BIGでも、BLUE~でも無く、Badrandsだったりします。あの2枚のオリジナル作品はいまだに良く聴くアルバムだったりします。

あら?

タイトル、「はじめまして」?いやいや、プルダウンのいたずらです。すみません。

>メタリックさん

はじめまして? ドンマイです。よくあるクッキーのいたずらですね(笑)。

ま、多くの人がきっと「やっぱりダメだったか」という印象でしょうね(苦笑)。ここまですぐに空中分解するとは予想外でしたが。

BADLANDSの残した作品は(個人的な趣味からはやや距離がありますが)素晴らしい完成度でしたが、スーパー・グループと呼ぶにはややメンツが(実力的にではなく知名度的に)地味なような(笑)。

はじめまして

何年前か忘れてしまいましたが、クラブチッタで行われた "Blue Murder 改め John Sykes ソロ公演" はガラガラでショックだった記憶があります。
おかげで最前列?かぶりつきで観ることが出来たのは嬉しかったのですが…

すでにコメントされている方同様、自分も、「ポートノイとのコラボレーション」という視点ではなく、Blue Murder のデビューアルバムのサウンドが戻って来たという点に激しく反応した一人です(笑)

彼のホームページでの「アルバムは制作続行中」というコメントに期待を寄せています。

いつになったら実現するのだろう…という危惧もありますが(笑)

>Sakuさん

長いこと日本のHR/HMファンが喜ぶようなアルバムを出してませんでしたからね~。

アルバムがいつになったら完成するのだろう…と思わせてしまうマイペースっぷりが恐らく仕事の鬼であるマイク・ポートノイとは合わなかったのでしょうが…。

既に書かれたデモの曲というのが、ジョン・サイクスが引き継ぐのか、マイク・ポートノイが引き継ぐのか、気になる所ですね。

ネットサーフィンしてたらたまたま見つけました

今更ですが、BLUE MURDERの1stはとても気に入りました。1stは三人の音がそれぞれ主張し合ってて、ジョンの歌もライブでの再現を考えてるの?って位の全力歌唱でかっこいいです。

そういうとこも含めて1stは「濃い」感じが気に入って、2ndはメンバーも代わってますし歌もサウンドもついでにジャケットも「リラックス」しててそこまでツボじゃないです。

「FRONTIERS RECORDS」に仲介人になってもらって、ヨルンランデとアルバム作って欲しいですね。いっそサーペンスアルバスのリレコーディング盤でもイイです

>B!13さん

BLUE MURDERの1stは名盤ですね。
サーペンス・アルバスの再録はデイヴィッド・かヴァデールが許さないと思いますが、ヨルン・ランデと組むのは面白いかもしれませんね。

なんとなくジョン・サイクスはもう自分で歌うのが前提になっているような気がしますが。