「QUEENの'Bohemian Rhapsody'を一人でやってみた」動画

QUEENというと、デビュー当時から日本では人気のあるバンドとして有名でしたし、2004年に平均視聴率25%超の大ヒット・ドラマ『プライド』に「I Was Born To Love You」が主題歌として使用されたことがきっかけで比較的若い世代にも高い認知を得ており、こと日本に関してはTHE BEATLESに次ぐ人気を誇る洋楽ロック・バンドと言っても過言ではないでしょう。

そんな超メジャー・バンドであるからして、あえてこのサイトやブログでQUEENに対する思い入れみたいなものは語ったことはないのですが、私も当然のように好きです。

ただ、彼らの音楽にはHR/HM的なエッセンスもあるとはいえ、彼らの音楽の魅力の本質がそこだけにあったとも思わないので、そういう意味でもこのサイト/ブログで語るべきアーティストではないかなと。

しかし、Yahoo!トピックスやGIGAZINEなどでも取り上げられて話題になっていたこの動画にはちょっとした感銘を受け、取り上げてみたいと思いました。

数あるQUEENの名曲の中でも、名曲中の名曲として名高い「Bohemian Rhapsody」の全パートを一人でプレイし、多重録音している動画です。

◆話題の動画 [YouTube]


これをプレイしているRichie Castellanoという人物は、自分たちの音楽を「ヘヴィ・メタル」と形容した初めてのバンド(とはいえそのニュアンスは我々がイメージするものとは異なるのですが)として知られるBLUE OYSTER CULTのキーボードを担当しているメンバーで、ソロ活動も行なっているミュージシャンだそうです。

(ちなみにBLUE OYSTER CULTのメンバーになったのは2004年からなので、2001年の「CURSE OF HIDDEN MIRROR」以降新作をリリースしていないBLUE OYSTER CULTでのレコーディング参加作品はない)

オリジナルのPVではトップライトが当たる所を、懐中電灯で顔を下から照らすオープニングはちょっと不気味ですが(笑)、歌唱・演奏はご覧の通り、動画投稿サイトにありがちな素人のお座敷芸の類とは別次元にある見事なもの。

ある意味、ニコ動とかでよくある「歌ってみた」とか「弾いてみた」の究極型みたいな動画と言えるのではないでしょうか。
特に多彩な表現力を求められる歌がちゃんとしているのが凄いですね。

まあ、世の中は広いので、そのうち「一人DREAM THEATER」みたいなウルトラCをこなしてしまうようなさらに凄い人なんかも出てくるのかもしれませんが(笑)。


ちなみに、ことこの曲に関して言えば、たぶんこれに近いことが出来る人を我々日本のHR/HMファンは知っています(20代以下の方は知らないかもしれませんが…)。

かつて「ネザーランドの貴公子」と呼ばれた「ロビー様」ことロビー・ヴァレンタインですね。

◆ロビー様が「Bohemian Rhapsody」をプレイしているライヴ動画 [YouTube]


この人もキーボード、ギター、ベース、ドラムス、全ての楽器をプレイすることができるマルチ・プレイヤーです。
ちょっと難があるとしたら、歌唱の表現力の幅はあまり広くないので、中間部のシアトリカルなパートをどこまで一人で再現できるかどうか、ですが。

実際、彼はライヴでこの曲をプレイしていますし、現在QUEENのトリビュート・アルバムを制作しているという話もあります(BURRN!最新号の編集後記で、藤木氏がその音源と思しき楽曲を「今月聴きまくる10曲」に数曲選んでいる)。

ただ、彼が同じことをやるとRichie Castellano氏の動画のような「愛すべき動画」にならないような気がするのは、やっぱり顔というか、キャラの問題ですかねえ…。

ちなみに私はロビー・ヴァレンタインの音楽は言われているほど「まんまQUEEN」だとは思ってません。

◆オリジナルの「Bohemian Rhapsody」PV [YouTube]

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コメント

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bohemianはやっぱり名曲

先日マークのコメントをしましたShuです。

この曲本人達でもかなりの時間をかけて制作したのにそれを一人でやるっていうのは凄いですね。

ただ残念なのはこのブログから動画が見れない事……。

携帯はリンク先が表示されないし、スマホはエラー起こしてリンク先にいけない……。

Queenって何気にメタルへ大きな影響を与えてると思ってたりします。

カイ先生とかルカ様やメロスピ、メロパワ勢辺りに影響与えてるんじゃないでしょうか。

カイはブライアン・メイが好きとか何とかそんな感じの文章をいつも買っているヤングなギターで見掛けました。

そういえば弾いてみたの類の動画ではニコニコだとインギーの完コピ(完成度高し、音作りもそっくり)をしている人がいて、「あとは太るだけ」とか言われてて笑いました(笑)

Queenのカバーで面白いと思ったのはパッパラー河合氏の女王様物語とかかなぁ。

これはお遊びの域を超えてますね(笑)
しかも全パートですか…宅録メタラーもここまでくると凄い…ケリー・サイモンズさんを思い出しました。一つくらい才能を分けてほしいなあ(笑)
こういう動画を共有サイトで探すのも楽しいですよね。

韓国のTIME CONCERTOというバンドがKAMELOTの「Center~」と「Forever」のライヴVer.を完コピしてて凄く上手いので良かったらどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=G8HkF23IbX4

I Will Born To Love Youじゃなくて、
I Was Born to Love Youですよー!

まとめてお返事

>Shuさん
すみません、自分がケータイで乗り換え検索と天気予報以外のページを見ることがほとんどないので、ケータイで見られることを想定していませんでした。

たしかGAMMA RAYがデビューしたときにJUDAS PRIEST+QUEEN、みたいなことを言われていたように思いますし、QUEENに影響を受けたメタル系のミュージシャンはメロディック・メタル系を中心に結構多いと思いますよ。


>学生メタラーさん
そうですね、ひとつの楽器でもなかなかままならないのに、全パートこれくらい達者というのは羨ましいですね。
まあ、「上手くなるコツ」みたいなものをつかんでいるのだと思いますが…。

TIME CONCERTO、なかなかいいですね。
韓国でこういう音楽をプレイしてお金を稼ぐのは日本以上に大変だと思うので、頑張ってもらいたいですね。


>Loki Holstさん
ご指摘ありがとうございます。修正しておきました。

>adoreさん

御返事有難う御座います。

あ、大丈夫ですよ。

つべで見てみましたが、「Queenどんだけ好きなんだお前」ってレベルのカバーでしたね(笑)

いや、ホント凄かった。

Queenへの愛を感じるカバーでした。

GAMMA RAYってデビュー当時そんな事言われてたんですね。

まぁ、Voのラルフが「ドイツのロブ・ハルフォード」なんて言われてるえげつない力量の持ち主でしたからそう言われるのも頷けますね。

今のラルフの姿はまさにロブ・ハルフォード「そのもの」ですけどね(キスクも同様に)(笑)

>shuさん

いやいや、ハゲただけでロブになれると思ったら大間違い、なかなかあんな独特のムードのあるハゲはいませんよ(笑)。

20年前はラルフもマイケルも長髪だったのに、時の流れは残酷ですね。

>adoreさん

時の流れは残酷と考えるよりも『長髪のイケメン』から『ハゲのナイスガイ』へと脱皮してパワーアップしたと考えれば……(笑)

>shuさん

残念ながら頭髪の消滅を「パワーアップ」と捉える人はそう多くないでしょうね…(苦笑)。

すごいですね

こんにちは。1人ボヘミアンラプソディ、これはすごいですね。
高音もよく出てるし、いや~面白いです。
自分は、NHKだかで放送してた、グッチ裕三の「犬のおまわりさん」(ボヘミアンラプソディを混ぜ合わせて作られた動画)が頭をよぎってしまいました。
昨年、東京タワーのQUEEN展を見に行き、やっぱり偉大なバンドだ。と再確認してまいりました。
フレディがいた時に、1回しかライブを観に行かなかったのが悔やまれます。

>KYさん

グッチ裕三のやつは「ハッチポッチステーション」でやっていたものですね。あれも結構洋楽ファンの間では話題になっていましたね。

フレディ在籍時のQUEENを観たことがある、というだけで、彼の存在を知った時点で既に彼が亡くなっていた後追いの身には羨ましいです。一度観てみたかったアーティストのひとつですね。