OBITUARY / DARKEST DAY

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LOUD PARK 08でも充実したパフォーマンスを披露していたアメリカの重鎮デス・メタル・バンド、OBITUARYの再結成後3作目、通算では8作目となるスタジオ・アルバム。

前作「XECUTIONER'S RETURN」が、彼らにしては珍しくアップテンポな楽曲を中心としたアルバムだったのに対し、本作は、ある意味(全盛期のイメージに近い、という意味)彼ららしい、ミディアム・テンポの楽曲を中心としたへヴィな感触の作品である。

やたらとブルータルだったりテクニカルだったりメロディアスだったりする昨今のデス・メタルに慣れた最近の若者が、この聴きようによってはシンプルなサウンドを聴いてどう感じるかは不明だが、彼らならではの不穏なムードは確実に息づいており、彼らのファンであれば納得のいくアルバムなのではないか。

シンプルなリフ・ワークとある意味対照をなす、名手ラルフ・サントーラによるテクニカルなギター・ソロが、前作に引き続きいかにも「後から被せました」という感アリアリなのも聴きどころ(?)。

まあ、場をわきまえてか「泣き」は控えめなので、その辺は個人的にちょっと残念ですが。

ちなみに、「竜殺し」をモチーフにしたこのイカすアートワークはBLIND GUARDIANやSTRATOVARIUS、HAMMERFALLなど、多くのメロディック・パワー・メタルの名作ジャケットを手掛けたアンドレアス・マーシャルの手によるもの。

日本盤ボーナスとして収録されている#14「Dragon Killer」はこのアートワークをイメージした楽曲なのでしょうか。
それにしてはなんか随分と中途半端なインストですが。

余談かもしれませんが、本作のサンプルを提供してくれた日本盤リリース元にはもはやBURRN!の一番安い広告枠を買う体力もないようで、これほどのバンドの作品がマトモにレビューもされないのが惜しまれる所です(広告を出さないレーベルのアルバムはレビューしない、というのが同誌のスタンスのようです)。

かろうじて最新号の「今月のおすすめ」で小澤明久さんが本作を取り上げており、実質それがレビューとなっているので、気になる方は9月号の109ページをご覧あれ。


◆OBITUARYのMySpace
http://www.myspace.com/obituary
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