BLACK VEIL BRIDESの「WRETCHED AND DIVINE」が全米7位に

BLACK VEIL BRIDESのニュー・アルバム「WRETCHED AND DIVINE : THE STORY OF THE WILD ONES」が発売初週で42,000枚を売り上げ、ビルボード・チャートの第7位に初登場したそうです。

インディーズで発表したデビュー・アルバムが初週11,000枚で全米36位、メジャー・デビュー作となったセカンド・アルバムが初週23,000枚で全米17位ですから、加速度的にCDが売れなくなっているこのご時世にほぼ倍々ゲームでセールスとチャート成績を上げています。

全米7位と言ったらDREAM THEATERやMEGADETH、SLAYERあたりの最新作の順位より上ですからね。大したもんですよ。

個人的にはデビュー当時、そのヴィジュアル系ちっくなルックスにピンと来て、聴いてみたら私好みの翳りのある楽曲がマイ琴線に触れたため、ずっと注目&期待していたのですが、正直予想以上に順調な成長を見せつけてくれた感じです。

あ、成長というのは単なるチャートアクションのことではなく、音楽的な面においてもデビュー作からセカンド、そしてこの最新作と、音楽的な面も飛躍的に強化されていて、コンセプト・アルバムである本作もなかなか聴きごたえのある作品になっています。

BLABBERMOUTH.NETのようなコアなメタル・ファンが集まるサイトではルックスのためにポーザー扱いされ、その評価は散々なのですが、そんな批判がバンドの勢いを止めることはなかったようです。

いや、マジで久々にロックに現実逃避を求めるティーンエイジャーが感情移入できるバンドなんじゃないかな、と思ってます。個人的にはロックには毒々しさとかいかがわしさがあった方がいいと思っているので。

こうしてアルバムごとに音楽的に成長しつつ人気も上がっていく、というのはバンドのキャリアとして理想的なあり方で、ファンとしてもバンドのサクセス・ストーリーを共有しているような感覚を持てるのでは。

少年時代はいじめられっ子だったという90年代生まれのフロントマン、アンディ・ビアサックはニュー・ジェネレーションのカリスマになりうるアイコンなのではないでしょうか。日本人好みの美形だと思うので、露出の機会さえあれば特に女性を中心に人気が出ると思うのですが。

前作に伴う来日公演は11年3月11日、つまり東日本大震災に日に当たってしまったため、会場にたどり着いたわずか数十人のファンのみが目撃したわけですが、ここまでアメリカでビッグになってしまうと今後原宿アストロホールなんて小さなライヴハウスで観るのは難しくなるでしょうし、その場に居合わせた人は本当にいろいろな意味で貴重なショウを体験したと思います。

それ以外にもV-ROCKフェスでの来日も果たしているわけですが、BURRN!誌でも88点と高得点を獲得したことですし、そろそろLOUD PARKでもいいのでは? 今年であればOZZFESTという手もありますが、同じ東日本大震災の日に来日公演を行なったALL THAT REMAINSも来日公演が決まったことですし、ぜひ本作を引っ提げて来日してもらいたいですね。

◆本作のリーダー・トラック「In The End」のPV [YouTube]


◆ニュースソース
http://www.blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=184947



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コメント

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はじめまして、このサイトはよく見させてもらってます。
BLACK VEIL BRIDESはデビュー・アルバムから俺もマイ琴線に触れたため気になってたバンドです。

フロントマンの顔と男らしい声もいいですよね。
今回のアルバムも良さげですね!

しかしモッキンバード久しぶりにみたなwww

たしかデビューアルバムの頃のインタビューでアンディが「A7XとかBFMVは影響を受けたというよりかは仲間」みたいなことを言ってて、「売上とか知名度は向こうの方が上なのに…」とか思ってましたが、ほとんど変わらないくらいにまで売れたんですね!!

アンディは僕より3つ年上で、僕から見ると「カリスマ性のあるカッコいい先輩」みたいな感じです。さらに「頑固なメタルファンには嫌われてる」というシチュエーションも「俺らが支えるんだ!!」という気持ちが芽生えてくるのでそれもまた良しです(笑)

>カイトさん

はじめまして。
BVB、いいですよね。アンディは華奢で美形なのに声は意外と男らしいギャップもまた良し、です。

たしかにモッキンバードのギターなんてXのHIDE以来ほとんど使ってる人がいなかったような気がしますね(笑)。

>B!13さん

まあ、仲間意識なんてものは知名度や売上とは関係なく、音楽についての考え方だったり人間関係をもとに成立するものなんじゃないですかね。
いずれにせよ、これでBVBも晴れて「全米TOP10組」に加わったことは確かですね。

アンディが3つ上…若いですね(笑)。
それくらいの年齢が一番親近感を持ちやすいかもしれませんね。

日本だと嫌われる以前に知られてない感じなのが残念ですが…。

 おお、最初は見た目的に変化球かな、と思ったのですがここまで売れたのですか、すばらしい。いかにキャッチーでもやっぱりギターがしっかりしているバンドというのはいいものです。
 しかし、連中、この見た目であの暑苦しい歌声や流麗なツインリードを披露しているのかと思うとやっぱりなんだか不思議ですね(笑)勿論繊細に歌うパートもありますけど。

>ノームさん

現代のアメリカでこういうルックス&サウンドのバンドがこれだけ売れた、ってのはなかなか画期的な気がしますね。
自分たちのことを必ずしもメタル・バンドとは定義していないようですが、ギターとか意外なほどメタルっぽいんですよね。