WOWOW 戦慄のメタル・オールナイト

去る2月15日(金)から翌日16日(土)にかけて、昨年に引き続きWOWOWライブでLOUD PARK 12を核とした、「戦慄のメタル・オールナイト」と題した特番がありました。

プログラムの全体像は以下の通り。

18:00 LOUD PARK スペシャル 拡大版
21:00 ラウド・メタル・ナイト #1
21:10 LOUD PARK 12
23:10 ラウド・メタル・ナイト #2
23:15 アイアン・メイデン ファイナル・フロンティア・ライブ エン・ヴィーヴォ!
24:45 ラウド・メタル・ナイト #3
24:50 ガンズ・アンド・ローゼズ ライブ・イン・ロンドン2012
27:20 ラウド・メタル・ナイト #4
27:25 『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
28:50 ラウド・メタル・ナイト #5
28:55 洋楽主義#25 メタリカ

以上、12時間に及ぶメタル漬けの一夜だったわけですが、さすがにリアルタイムでは全て観られませんでした。

というか、LOUD PARK スペシャル拡大版は昨年の放送のリピート(再放送)だし、メイデンのライブは既に販売されている映像作品。ガンズのライブも1月6日に放送したもののリピートで、来月3月にもまた再放送の予定があるもの。

アンヴィルの映画も劇場で観たものなので、ここで徹夜の体力勝負をしてまでまた観たいかと言うと…。誰かと一緒に観るならともかく、一人ではちょっと厳しいですね。

というわけで録画をしてチマチマ観ていたわけですが、肝心要のLOUD PARK 12は早くも来月3月14日に拡大版を放送予定とか。

明らかに来月も契約を続けさせようというセコいやり口…しかも4月にはHELLOWEENとSLAYERとDIR EN GREYの特番も放送予定とのことで、メタラーたちに4月までは契約を続けてもらいたいようです(苦笑)。

まあ、というわけでLOUD PARK 12特番の感想については、拡大版のオンエアのときにしようかと思います。

HELLOWEENの選曲があまりにも微妙だったので、拡大版では多少なりとも改善されていることを望みます(3曲しかないのにわざわざ「Where The Sinners Go」をピックアップするセンスがわからない…)。

◆番組公式HP
http://www.wowow.co.jp/music/metal/



番組と番組の間に挿入されたミニ番組「ラウド・メタル・ナイト」は、大槻ケンヂと清水ミチコをパーソナリティに迎えたバラエティ番組。

全5回の内容を「五戒」と題し、メタルの「誤解」を解く、という主旨の内容。

第1回はメタルの影響力の大きさを伝えるために、レディ・ガガがメタル好きだということを取り上げ、あとはメタルにはサブジャンルが多い、という内容。

前回よりスタッフが「勉強」をした感はあったが、はっきり言ってやり過ぎというか、「アキバ・メタル」とか「嬢メタル」とか「森メタル」とか、伊藤政則氏も言ってたけど、そんな枝葉の話をされても、って感じですね(苦笑)。

MESSHUGAHが「マス・メタル(数学メタル)」だなんて、彼らのファンでも彼らをそんなジャンルだと思っている人少ないんじゃないですか?

第2回はメタルの歴史がテーマ。BLACK SABBATHのデビューをHMのスタートと位置付け、80年代にブームが起き、90年代に廃れ、その後英米以外から色々なスタイルのメタルが登場、みたいにざっくりとまとめられていました。

あと、ヘヴィ・メタルという言葉の語源についての伊藤政則先生のありがたいお話。

第3回はメタルのファッションについて。こういう企画のときには毎回取り上げられるテーマですけど、LAメタルの時代じゃあるまいし、もう今となってはどうでもいいんじゃないですかね。

伊藤政則先生の「レザー&スタッズ」にまつわるありがたいお話はともかくとして、GWARとかLORDIとかTURISASみたいな特殊事例を見せられても困りますよね…(苦笑)。

さすがに大槻ケンヂはMANOWARを見て「今ヘビー・メタルをやってる方でも、ここまでの方はちょっといないですよね」と、実状はわかっているようでしたが…。

第4回は、この後にアンヴィルの映画が放送されることを踏まえてか、メタルの映画に関する話。映画ライターの松崎健夫氏に話を聞いていたが、メタルについて「社会に対する怒り」を本質としている時点で全然わかってない。シンプルにメタルが使われている映画を紹介してくれるだけでよかった。

第5回はお笑い芸人のマキタスポーツをゲストに迎えての「メタルっぽくなれる講座」。しょうもない内容でしたが、まあ、この時間帯になるとこれくらいユルい内容の方が、リアルタイムで観ている人にとっては息抜きになってよかったんじゃないですかね(投げやり)。

…まあ、前年に引き続き、私のようなマジメな(?)メタル・ファンにはいささか居心地の悪い番組でしたが、大槻ケンヂと清水ミチコのやり取り自体は面白かったし、昨年の「解説者」だった広瀬氏よりは伊藤氏の方がはるかに話が上手いので、番組としてのクオリティは昨年のものより高かったのではないかと。

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コメント

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コルピが突然出てきましたけど、あれって笑って良い所ですよね?
やっぱ、伊藤政則さん出て来ると引き締まりますね。
選曲だの拡大版が来月だの、こき下ろしたい部分は多々ありますけど、ラウドパークの高画質な映像って中々お目にかかれないので今後も続けて欲しいですね。

自分も録画しましたが、一番楽しみにしていたメイデンのライブの部分だけ録画に失敗して抜け落ちていました(苦笑)。もう一度再放送してくれると嬉しいのですが・・・。

すごくくだらない疑問なのですが、アンヴィルの映画の中でリップスのチ○コの写真が映る場面があったと思うのですが、流石にテレビではボカシが入れられていましたが、あれって劇場版やDVDではそのままでしたよね(笑)。

今年もバラエティー…

合間のバラエティーには溜め息やら苦笑いやら…
別に私には必要無いのですが、これを見て「メタルっていいな」と思う方がひとりでも増えれば、それはそれで良しとするか…
出来れば最新のラウドと「オジー降臨」とか放映してない作品構成にしてくれれば嬉しいのですが(メイデンのライヴ作品は買えなかったので助かりました)
基本的に伊藤氏の「ROCK CITY」真面目なメタル番組なんて他には無いので放送してくれるだけでも良しとしますか…

またやらかしたのか・・・

やるのはラウパと映画だけで良いからその合間に挟む変なのは止めてくれと言いたいですね。

森メタルってことはコルピも出たのですか?

あとサブジャンルを挙げる際、嬢メタルの名を出すのだけは勘弁してほしいですね・・・。

あと話は変わりますが、お茶の水のディスクユニオンでRiotのFire Down UnderとRestless Bleedの初回日本盤(!)を見付けました。

沖縄じゃどこ探しても見つからなかったのですぐに手に取ってしまいました。

ついさっきまで聴いていたのですが、ガイ・スペランザのボーカルは格好良すぎますね。

レット・フォレスターもなかなか表現力があって良いボーカルでした(Swords And Tequilaを歌えてなかったのはちょっとアレでしたけど)。

でも一番感動したのは曲があまりにも良かったこと。

Fire Down Underは自分の中で間違い無く1stと2ndを超えました。

マークはやっぱり素晴らしいギタリストだったんですね。

まとめてお返事

>ぴーぽんさん
もちろん、番組側としては「笑い所」として用意したと思います。
しかし、硬派なメタラーとしては「コルピは森メタルじゃなくフォーク・メタルだ」と偏狭に腹を立ててみてもいいのではないでしょうか(笑)。

この放送をすることで契約数が一時的にでも増えるなら、きっと毎年やってくれるのではないかと思いますが…。


>名も無きメタラーさん
抜け落ちる、なんて今どきのデジタルな録画機器でもそんなことがあるんですね。
アンヴィルの映画の件は、とりあえず劇場ではそのままだったと思います。DVDは持っていないのでわかりませんが…。


>RED OCTOBERさん
まあ、この放送をメタル・ファン以外が観ているとは思えませんから、正直な所新たにメタルに興味を持つ人が増えることはないんじゃないでしょうか…。

真面目なメタル番組なんて全国で5万人くらいのニーズしかないと思いますし…(苦笑)。


>Shuさん
ただライヴと映画を並べるだけだとあまりにも企画性がないと考えているんじゃないでしょうかね。

地方から来たらディスクユニオンは宝の山でしょうね(笑)。
「FIRE DOWN UNDER」は総合点で見たら1st、2nd以上の秀作だと思います。

マーク・リアリはさほどテクニカルではありませんが、なかなかグッと来るギターを弾く人でした…。

「真面目なメタル番組」って観てみたいですね。
まぁでも「実はクラシック音楽の影響がすごいあって・・」とか「演奏技術も優れてて・・」
みたいにメタルを解説すると普通の人には滑稽に見えるかもしれないですが(悲)。

やっぱり、多くの人にメタルの「音楽」そのものに触れる機会が増えるといいですね。
と、この間ニコ生でやっていたメタル特集のストラトのライブ(Under Flaming Sky)を観てて思いました。

>Mark.Nさん

滑稽に見える以前に、観てもらえないでしょうね…(苦笑)。

とはいえ、やはり何かのきっかけで触れてもらわないことにはファンの増えようもないのですが。

HELLOWEENの記事で昔の曲ばっかりやらず最近の曲もやってほしいと書いた者ですが、撮りためてたWOWOWを見て、改めてDr.Steinで胸が熱くなってしまいました(笑)いやーやっぱり名曲は色褪せないですね。もし今度カイ・ハンセンも飛び入りしてきたら昇天確実です(笑)

>名も無きメタラーさん

色褪せないからこそ、彼らもセットリストから外せないのでしょうね。

飛び入りしないはずがないと思うので、今回の来日公演での昇天は約束されたようなものではないでしょうか(笑)。