W.E.T. / RISE UP

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WORK OF ARTのロバート・サール(G, Key)、ECLIPSEのエリック・モーテンソン(B, Vo)、TALISMANのジェフ・スコット・ソート(Vo)によるプロジェクトのセカンド・アルバム。

元々は「Frontiers Record」のレーベル主導で「作られた」プロジェクトであったが、デビュー作が好評を博したこともあり、こうしてセカンドが発表された。

ロバートとエリックといえば現在北欧メロディアス・ハードのシーンで最も優れたクリエイターたちと言っても過言ではなく、ジェフがシーン屈指の実力者であることは言わずもがな。

そんな3人によるサウンドが悪いものになるはずもなく、本作も優れたメロディック・ロック・アルバムに仕上がっている。

強いて言えば前作に比べてジェフの関与が増したのか、後期TALISMANやジェフのソロに通じるモダンなキャッチーさが前面に押し出されており、前作よりも明るいタッチの楽曲が増えている。

個人的には前作のほうが北欧メロディアス・ハード然としていて好みではあるが、よりコンパクトでキャッチーな本作の方こそ大衆性があって親しみやすいと感じる人もいることだろう。

相変わらず楽曲の平均点は高値安定だが、中でもリード・シングルとなった#2「Learn To Love Again」はこのバンドならではの哀愁が沁みる秀曲だ。

日本盤ボーナス・トラック#13「Victorious」は古き良き北欧様式美の香り漂う疾走チューンで、このバンドの楽曲として異質ではあるが、なかなか魅力的。【84点】

◆本作からのファースト・シングル「Learn To Love Again」のPV [YouTube]


◆本作収録のバラード「Love Heals」のPV [YouTube]



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コメント

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おおっ、これはまた良質のメロハーですね。
先日1stを借りにTSUTAYAに出向いたのですが、置いていなかったので(w.o.aもしかり)、今作も入荷しないのかな。
(泣)

4月は個人的にはDreamtaleが楽しみです。
Voは前作と同じですか?

良いアルバムでしたね。
前作より哀愁度が下がって「普通」っぽくなってしまいましたが。サウンドはよりパワフルで良かったです。
前作のジャケットはマイ・フェイバリット・デザインTop10に入るほど好みだったんですが、今回のはHR/HMにありがちなデザインでちょっとがっかり(Cain's Offeringみたい)

それにしても「Victorious」を聴いてるともう一度ジェフにネオクラを歌って欲しくなりました(笑)

リードトラックだけ聴いたんですけどすごい「オシャレ」ですね
ジェフの声は久しぶりに聴いたのですがこんな声でしたっけ?
昔の声も今の声も好きですが

まとめてお返事

>tommyさん
まあ、このクラスのバンドをTSUTAYAに期待するのは酷というものでしょう(苦笑)。

DREAMTALE…とりあえずシンガーが変わったというニュースは聞いていないので、同じなのではないかと思いますが、マイナー過ぎて情報がないだけかもしれません(苦笑)。


>Mark.Nさん
たしかにCAIN'S OFFERINGに通じるアートワークですね。
まあ、メタルは音楽が良くてナンボの音楽なので、それくらいは大目に見てあげてください(笑)。


>名も無きメタラーさん
ジェフはルックスも歌声もあまり変わっていないほうだと思いますけど、そんなに変わりましたかね?
たしかにこの曲の歌い出しはちょっといつものジェフとは印象の違う声ですが、その後はイメージ通りの声に戻っているような。
いずれにせよ声域といいリズム感といい非凡なシンガーであることは間違いありませんね。

お久しぶりです。
Learn To Live Againの歌い出しはたぶんエリックの声だと思います。

ジェフは私の好きなヴォーカリストの一人で、彼はイングヴェイバンド在籍時のようなハイトーンシャウトスタイルよりも、中音域あたりで明るく歌い上げるスタイルが一番上手さが映えるなぁと、今回の曲を聞いて改めて思いました。

>Mysteriaさん

お久しぶりです。
たしかにPVを観ても冒頭はエリックが歌っていますね。

ジェフは器用なのでそれっぽくも歌えますが、本質的には「メタル・シンガー」ではないので、こういう「歌心」のある曲の方が魅力がダイレクトに伝わってきますね。