DRAGON GUARDIAN / DRAGONVARIUS

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かねてより同人メタル・シーンでは話題の存在だったDRAGON GUARDIANの、サウンドホリックからのリリースとなる3作目のアルバム。

このバンド(プロジェクト?)については、ネット上の評判や、ディスクユニオンでプッシュされていたことで以前からその存在は認知していた。

音楽性はRHAPSODY OF FIREなどに通じるクサいシンフォニック・メタルなので、本来であれば私好みのはずなのだが、1stアルバム「聖邪のドラゴン」リリース時、訪れたディスクユニオン新宿HR/HM館で同作が店頭演奏されており、そのあまりのこっ恥ずかしさに、思わず赤面しつつ店から出てしまった。

そんな一種のトラウマ体験があったため、私が閉口した萌え声のVoがチェンジし、クオリティ・アップしたと言われていたセカンドもついスルーしてしまっていた。

しかしタイトルからして「釣り」感が全開な本作はなんと、かのBURRN!誌で87点獲得。
演奏も打ち込みではなくなっているようだし、このブログのネタにもなるか、と思って恐る恐る購入。

そして聴いてみると…おぉ…この感覚は…。
序曲#1に続く#2のイントロで、「良いメロスピ」を聴いたときに感じる心地よい緊張感が走りました。

VoがFICTION JUNCTIONナントカとか、Keyの作るエロゲソングあたりで聴けそうな、典型的アニソン声(アニメ声ではない)であることを除けば、使用されている音楽的文法はシンフォ・アレンジから、欧州民謡風のフレーズの使い方まで、ほぼRHAPSODY OF FIRE。

疾走パートが裏打ち中心である分、体感速度は本家以上で、それがかなり心地よい。

なんとなく「メロスピの美味しいトコロばかり集めました」的な楽曲に人工甘味料的な薄っぺらさを感じなくもないが、私のようなメロスピ厨にはなかなか抗い難い、麻薬的なサウンドだ。

いや、演奏やサウンドもマトモだし、マジでこの上半期のメロスピ系じゃ最高レベルの快感度かも。

いろいろ言われる「語り」パートについては…まあ、これはこれでいいんじゃないですか。
ファンタジー系のライトノベルとか好きな人なら結構楽しめるんじゃないかと思います。
ジャケットも富士見ファンタジア文庫みたいだし。

うん、そう考えると欧州のバンドのような重厚感が薄いサウンドも、欧州産のファンタジー小説と、日本のアニメやテレビゲームの影響が強いファンタジー小説の関係に近いような気がするな。

別にそのことが悪いとは思いませんよ。私自身、カレーだってラーメンだって本場のものより日本で食べられる和風にアレンジされたもののほうが好きですしね。

これぞまさにJAPSODY OF FIRE。楽しめました。【86点】


◆DRAGON GUARDIANのMySpace
http://www.myspace.com/metalpartydragonguardian

◆DRAGON GUARDIAN公式サイト
http://dragon-guardian.com/
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