FAIR WARNING / AURA

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再結成FAIR WARNING第二弾アルバム。

とんでもなく豪華でゴツい初回限定版が用意されていたが、ちょっと邪魔くさいのと、実質2曲のボーナス・トラックのためにプラス1,100円はあまりにコスパが悪いので通常版を購入。

そういう人は多いようで、この週末行った2軒の大型CDショップでも、通常盤だけ売り切れており、「通常版ありませんか?」と店員に問い合わせている人も実際目撃した。

まあ、この週末に売り切れというとマイケル・ジャクソン関連のCDに勝るものはなかったわけですが。
どちらの店でも(さすがにPOPが間に合わないので)手作り感に満ちたマイケル追悼コーナーができてました。

話が横道にそれました。で、アルバムの内容ですが、1曲目を聴いた時点では「おお、さすがFAIR WARNING、このメロディはそんじょそこらのバンドじゃ決して作れない深みがあるね~」などと悦に入っていたが、聴き進むと、どうにも微妙。

あまり彼らの音楽を理屈で分析したくはないのだが、彼らの魅力を構成する要素は個人的には二つあって、ひとつはむせかえるほどの叙情性、そしてもうひとつはエモーショナルな「アツさ」である。

正直「4」の時点から若干彼らの音楽に以前ほどのマジックが薄れてきているのを感じていたのだが、今回特に後者の「アツさ」に関しては落第点だ。

依然彼らにしか出しえないサウンドを出していると思うし、哀愁は抑制されているものの、叙情性は未だそんじょそこらのバンドの追随を許さない高みにある。

だが、このレイドバックしたサウンドは…歪みを抑えたギターのサウンドもあって、時にハード・ロックと呼ぶのも憚られるようなのどかな空気を醸し出す。

その点は、ヘルゲ・エンゲルケ(G)のもうひとつのバンドであるDREAMTIDEの最新作にも通じるものがある。

まあ、彼らもいい歳だし、いつまでもバーニング・ハートでアウト・オン・ザ・ランしていられないというのもわからないでもないが…。

そういう意味でバラードの#8「Someday」などは佳曲だが、かつての名バラードに比べると盛り上がりに欠ける感は否めないし、#10、#11あたりで少し盛り返すものの、アルバム全体の印象を覆すには至らない。

前作も満足のいく出来とは言い難かったが、本作よりは熱気があってまだ良かったよ。

とりあえずLOUD PARK09に来るそうなので、直前になったらまた聴いてみます。
寝かしておいたら美味しくなった、という「カレー効果」が出ることを願って…。

P.S.
そういえばLOUD PARK09に新たにPAPA ROACHとH.E.A.T.が決まったそうですね。
前者はともかく後者が決まったことでFAIR WARNINGの「メロハーひとりぼっち」状態は回避されましたね(笑)。
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