MOTLEY CRUEが引退ツアーを発表

MOTLEY CRUEがかねてより噂になっていた引退ツアーを正式に発表しました。

“どんな悪事もいつかは終わりを迎える(ALL BAD THINGS MUST COME TO AN END)”をキャッチフレーズに、7月2日(どうでもいいですが私の誕生日です)からALICE COOPERをオープニングに(豪華!)計72公演が北米で行われ、その後2015年に世界各国を回るワールド・ツアーが予定されています。

ということで日本に来るのは2015年ということになりそうです。東京公演はさいたまスーパーアリーナあたりでしょうか?

フェアウェル・ツアーというものが全く信用できないのは主にKISSのせいですが、JUDAS PRIESTもあたかも解散するかのようなことを謳っておきながら「大規模なツアーはやらない」というだけで新作も出るし、単発のライヴやフェスティバルへの出演はする、などと言っているし、最近のインタビューを読むとSCORPIONSも引退を撤回しそうな雰囲気に満ちています。

ぶっちゃけ、普通にツアーするよりも「解散ツアー」と銘打ったほうが集客がいいのでしょうし、普通にだらだらと活動を続けるよりも、一度解散して、折を見て再結成した方が話題性が出てビジネス的においしい、というのが現実なのでしょう。

元々大物のベテラン・アーティストなどというのは往々にして活動自体スロー・ペースなので、オフの間は「解散」しているようなものでしょうしね(笑)。

しかし、今回のMOTLEY CRUEについては、2015年以降はモトリー・クルーの名前を語らない、という法律的な誓約書にそれぞれがサインしており、「絶対に再結成しない」ことを誓っているそうです。

実際の所、ミック・マーズ(G)は硬直性脊髄炎という難病を患っており、肉体的に限界を迎えているので、いずれにせよオリジナル・ラインナップでの活動は限界に近づいているのでしょう。

トミー・リー(Dr)は「俺たちのヴィジョンは、ずっと最後にでっかい花火を上げて終わらせるっていうものであり続けたわけで、オリジナル・メンバーが1人とか2人とかになった状態でクラブとか田舎のお祭りに出るようなことはしたくないんだ。俺たちのやるべきことはこれで終わるんだよ」とカッコいいことを言っているそうで、同期のバンドの中には耳の痛い人たちも多いことでしょう(笑)。

まあ、このバンドはなかなか商売上手で、近年もかなり儲けているようなので、老後の心配も一切ないでしょうし、潔く散れるのでしょうね。

個人的には現在の彼らのライブ・パフォーマンスはちょっとヴィンス・ニール(Vo)のフェイクがキツすぎて見るに堪えないものがあり、おそらくツアーに足を運ぶことはないと思いますが、個人的には思い入れの深いバンドなので、敬意をもって見守りたいと思います。

◆ニュースソース
http://www.blabbermouth.net/news/motley-crue-announces-the-final-tour-details/

◆関連記事
http://ro69.jp/news/detail/96295



こういう機会なので、MOTLEY CRUEについての思い出というか思い入れを少々語りたいと思います。

まだ洋楽どころか邦楽のロックすらロクに聴いていなかった幼少の頃、「ロック」というワードに対して漠然と抱いていたイメージ、それをビジュアル的にも音楽的にも体現していたのが何故か「GIRLS GIRLS GIRLS」の頃のMOTLEY CRUEでした。

ということに気付いたのはもちろんだいぶ後、15歳くらいになってからのことだったのですが、今思うと私が「ロック」という言葉を認知したのはちょうど「GIRLS GIRLS GIRLS」の頃(当時10歳くらい)だったような気がするので、ひょっとすると無意識に接触していたのかもしれません。

長髪で、黒いレザーの服を着ていて、デカいバイクに乗っているワルそうな連中。今思うと笑ってしまうほど月並みですが、こういう典型的なイメージにハマっていたのが彼らでした。

というわけで洋楽を聴くようになってほどなく彼らの音楽に手を出したわけです。

ビジュアル込みで彼らの音楽に一種の「憧れ」を持っていたので、最初に買ったのはPV集である「DECADE OF DECADANCE」のビデオ(VHS!)でした。

これが衝撃でしたね。まさに私が抱いていた「ロック=過激」のイメージを体現してくれる音楽・映像でした。

今どきの人にとってはMOTLEY CRUEのどこが過激なんじゃい、という感じかもしれませんが、いたいけな田舎の中学生にとっては充分すぎるほどに刺激的でした。

その後、どっぷりとメタル小僧になっていったわけですが、CDも購入した「DECADE OF DECADANCE」は中3から高2くらいまでの長きに渡って愛聴盤で、毎朝このアルバムを目覚まし代わりにタイマーでセットしてかけていました。

今でもメタルのステージやPVがどうあるべきか、みたいな感覚については、以下で紹介する当時のMOTLEY CRUEの映像がある種の「基準」になっている気がします。

◆「Live Wire」のPV

今観るとチープだが、それでも最高にカッコいい。


◆「Looks That Kill」のPV

「演奏風景+小芝居」という当時の典型的なメタルPV。シンプルなリフで押して行くのがカッコいい。


◆「Wild Side」のPV

かの有名なトミー・リーの「回転ドラム」がフィーチュアされたPV。個人的には「これこそロックのステージ」というイメージを植え付けられた一本です(現実にはこんな華やかなステージはほとんど観られませんが…/苦笑)。


◆「Kickstart My Heart」のPV

HR/HMのPVとして最もカッコいいもののひとつだと思ってます(曲も)。


いや、80年代の彼らはちょっとずつイメージを変えながら常に最高にカッコいいバンドであり続けていましたね。BON JOVIが優等生やスポーツマンにも好まれるサウンドとするなら、MOTLEY CRUEには不良の臭いがする所も、ティーンエイジャーにとっては魅力的でしたね。彼らを10代の時期にリアルタイムで体験できた人たちが本当にうらやましいです。


現在廃盤ですが、彼らが一番カッコ良かった時期だけをパッケージしたベストはこれだけなので、再発してもらいたいですね。

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コメント

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まさに、ロックンロールを体現したバンドでしたね。
S.D.RockNRollの三拍子を兼ね備えたバンドというべきでしょうか。
(不適切なので、頭文字だけで。)
私は来日公演があると必ず行くバンドの一つです。
確かにヴィンスの声は、、、笑

かれこれ10年以上(もっとかも)セットリストがほぼ変わりませんが、それでも見に行ってしまうバンドです。
ドラムがサマンサ・マロニーの時も行ったなぁ。

個人的には残念ではあるものの、バンドの意向も理解出来るので、いた仕方ないかと。

ただ、モトリーの名前を使うことすら出来ないのは、なかなか厳しい縛りですね。
それこそヴィンスのソロツアーなんて8割モトリーの楽曲だし。
ある意味、解散してから、また揉める予感(笑)

Drugや、いろんな事件、トラブルを引き起こし、よく一人も欠けることなく、今の歳まで生き延びたな~と思います。
2011年のZeppでのライブを観に行きましたが、今も、ニッキーは、カリスマ性があって、めちゃめちゃカッコよかったです。
歳を重ねても、悪ガキぶりが健在のバンドって、中々ないですよね。
Rock史に、その名を残し、長く語り継がれるのは、間違いないし、オリジナルメンバーが健在のうちに、スパッとやめるのも、いいかも…ですね。
一番好きな「Looks That kill」を久々に聴こうかな。

ここ2回ばかり彼らの来日公演に行ってませんでしたが、
そうですか!2015は行かねば~!
私は武道館でも観たいですねえ。
Girls Girls GirlsかDr.feel goodどちらかのツアーの時に
ホント、かっこよくてシビレ(死語(笑))ましたが、のちにあのあたりのツアーのことを、お酒だかドラッグだかでよく憶えてないとヴィンスだったかな~。インタビューで言ってて。そんな状態で
あんなにキレッキレのライブができたのか!と驚いたです。
お年を召されたので、次回キレッキレではないでしょうが(笑)楽しみです!

Looks That Kill のPVなんて超久しぶりに見た~(笑)
今見ると「おやまあ」って感じもするけど、当時は本当にカッコ良かったです。
Theatre Of Pain以降は個人的には曲にいまいちインパクト感じなくなってきて、Dr.Feelgood以降に至ってはほとんど聴いてないけど、Metal=Rock'n'Rollを体現した素敵なバンドでしたよね。

まとめてお返事

>blueさん
S.D.RockNRoll(笑)のイメージをここまでダイナミックに体現してくれたバンドは少ないですよね。

サマンサ・マロニーがドラムだった時期、ありましたねー。
若干黒歴史気味な気もしますが、ある意味貴重なライブをご覧になっていますね。

さすがに名前は使えなくとも、曲はプレイしてもいいんじゃないですかね…?


>happychildsさん
ニッキーとトミーはこの歳になってもカッコいいですよね。
たしかにこのバンドにはロートルとなって細々とドサ周りなんてのは似合わないので、解散するならド派手に散ってほしいですね。


>KYさん
GIRLS GIRLS GIRLSやDR.FEELGOODの絶頂期に彼らのライブを体験したとは羨ましい。
酔っていようがラリっていようがキレッキレのライブができるくらいにノっていた時期ですね。


>Zeppさん
古き良きメタルPVですね(笑)。
「THEATER OF PAIN」は確かに初期の彼らの作品の中ではちょっと楽曲が弱いアルバムのような気がします。

音楽的には「DR.FEELGOOD」が頂点だと思っていますが、いわゆる「メタル」としては「SHOUT AT THE DEVIL」が一番インパクトありますね。

メタルとロックンロールの融合を一番カッコよく成し遂げたバンドかもしれません。

ご無沙汰してます。
モトリーは学生の頃良く聞いていたので懐かしいです♪
girls~から聞き始めたのですが、当時はすごいインパクトでした

自分としてはアルバムはDr.feelgood、曲としてはkick start my heartに一番はまりました。久しぶりに聞いてみよ~。

ところで、ウィズインテンプテーションのレビューが見れないのは私だけでしょうか?もしかしてレビューする価値無しってことですか(笑)

中学の時の同級生とか高校の時の同級生とかに会いたいわ~。会って「まだ好きなん?」って訊かれたい!!そして堂々とイエスタカスクリニック!!と答えたい!!
私は色々途中でパンクを好きになったりロカビリーに走ったりハードロックから回り道してしまったんで、一番夢中になって聴いてた中学の頃の友達に会って、2015年の来日公演に必ず行く事を伝えたいし今も元気でハードロック好きでいる事、特に1番モトリーが好きな事を伝えたいわ~…。

>black&greenさん

MOTLEY CRUEはリアルタイムで接したらインパクトあったでしょうね。きっとファンになっていたと思います。

WITHIN TEMPTATIONのレビュー、見れませんか?
最近Internet Exploreがやたらとリンク先を弾くのでそのせいでしょうか。

http://www.metalgate.jp/R_withintemptation.htm

Ctrlキーを押しながら上記リンクをクリックして、念のためページを更新していただけば見られると思うのですが…。

>小川理容店さん

途中寄り道をしようと、中学校ぐらいのときに好きだった音楽は一生残ると思います。

ぜひそういう方が彼らのラスト・ツアーのオーディエンスになって、彼らの「最期」を見届けてもらいたいですね。

結局、モトリーを見たのは2005年の大阪城ホールが最後かな?
前座にBuckcherryがいて、メチャクチャ良くてCDを買って帰った記憶がありますね。
でも一番思い出深いのは、NEW TATOO発売後のツアーです。
初めて見たってのがあるからでしょうかね。
ランディが癌治療で来れなくてサマンサ・マロニーがドラム叩いてたときです。
楽しそうにニコニコ笑いながら叩く姿が好きでした。
バック・ヴォーカルにセクシーな女性が二人いて釘づけでした(笑)
確か一人はMEAT LOAFの娘のパール・アデイ(ANTHRAXのスコットの妻)だったんじゃないですかね?
その当時のブートVHSを梅田で買った記憶もありますね。
MAXIMUM ROCK TOURってやつで前座にMEGADETHとANTHRAXが一緒にまわってヤツだったかと。

>通行人Rさん

サマンサ・マロニー時代のライヴをご覧になった方、結構いますね。公演規模を考えれば当然かもしれませんが。
楽しそうにプレイしている姿は観ていてハッピーな気分になっていいですよね。

前座がBACKCHERRYってのも豪華なカップリングですね。
ブートまで購入しているあたり、かなり熱心なファンなんですね。

ついに来日が決まりましたね。初来日は観に行く事が出来ませんでしたが、2度目の来日からは、毎回のように観に行ってました。昔から大好きなバンドでした。来年の2月は観に行かないわけにはいかないですね。だけど、解散しなくてもいいと思うけどな。ロックバンドの解散とプロレスラーの引退ほど信用できない事は無いと思っている人たちも多いんじゃないでしょうか。

自分は、このツアーの後に、また復活しても驚きませんよ。キッスのような例もありますからね。正直なところ、キッスの時だって、何年かすれば、また復活するんだろうと思っていましたよ。予想通り、キッスは復活してしまいましたけど。

オジーオズボーンもさよならツアーから何年か経って復活しましたね。自分は、オジーの時も、キッスの時も、復活して喜んじゃいましたけど

>ランディさん

MOTLEY CRUEは、噂されているミック・マーズの健康問題が事実であれば、物理的に再結成が困難かもしれませんね。
今更ミック以外のギタリストを入れられても、それこそ興醒めですし。

そもそもランディさんのようなファンが甘やかすから、みんな復活してしまうんですよ(笑)。

まあ、それでバンドもファンもハッピーなら、とやかく言うことではないんですけどね(笑)。