CIRCLE OF ONE / TIED TO THE MACHINE

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英国ウェールズ出身のオルタナティヴ/ハード・ロック・バンドのデビュー・フル・アルバム。

資料やオビには彼らの音楽を形容するにあたってFOO FIGHTERSやAUDIOSLAVEといったアーティストが挙げられており、AUDIOSLAVEはちょっと「?」だが、まあFOO FIGHTERSのほうはなんとなくわからなくもない、そんな音楽をやっている。

まあ、あえてカテゴライズするならいわゆる「ポスト・グランジ」というやつだろう。

近年のポスト・グランジなどと呼ばれるアーティストは、かなりハード・ロックに通じる明快なストレートさとキャッチーさを備えていることが多いが、このバンドはその中でもかなりハード・ロック色が強い。

本作の制作に関わっているスタッフの名前をチェックしてみると、ボー・ヒル(かつてRATTやWINGERなどを手掛けたプロデューサー)や山本恭司(G:BOW WOW)などといった名前が。どうりで。どの程度関わっているかは不明だが…。

まあ、もちろんオルタナティヴと自称しているだけあってそれっぽい雰囲気を醸し出している瞬間が多いのだが、ギター・ソロが結構頑張っているし、何よりVoのよく通る声がとっても「メロハーな声」で、歌メロ自体もかなりキャッチーなので、私のようなHR/HMを中心に音楽を聴いてきた人間の琴線にも触れてくる。

NICKELBACKとかHOOBASTANKとかそういった音楽が好きな人はHR/HMファンにも多いと思うし、そういう人ならこのバンドも結構イケるんじゃないかな。

そういう北米のポスト・グランジやエモ/パンク系のバンドに比べると英国出身らしいウエットな重厚さをそこはかとなく感じさせるあたりが好みの別れるところかもしれないけど、これはきっとHR/HMに軸足を置いている人ほど好ましい思える音だろう。

正直こういうどっちつかずな音は、少なくとも日本ではオルタナ・ファンからもHR/HMファンからも敬遠されてセールス的には失敗するケースが多いので、次作はもっとハード・ロックに振り切ったほうがいいと思う。

本作を聴く限り、バンドの資質は明らかにそっちだと思うので。
結構いい曲書いているだけに、このまま埋もれてしまうのはちょっと惜しいバンドだ。


◆CIRCLE OF ONEのMySpace
http://www.myspace.com/circleof1

◆CDJournal.comの紹介記事
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=24164
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