V.A. / ENTER THE RAMPAGE

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2010年1月10日(日)と11日(月・祝)の2日間にわたってクラブチッタで開催される日本のバンドによる(一部韓国のバンド含む)メタル・フェスティバル「FAR EAST RAMPAGE」出演バンドによるコンピレーションアルバム。

出演バンドのうちUNITED、COCOBAT、APHASIAは大人の事情によって収録されていませんが、それでも3DISC43バンドの音源が収録された大ボリュームながら1,980円という懐に優しいサンプラー価格。

なんとなく買ってはみたものの、正直私はあまり日本のインディーズに詳しくないし、実はさして興味もないので、知っているバンドはほとんどなかった、というのが事実。

多少なりとも知っていたのは、JURASSIC JADEやTOKYO YANKEESのようなベテランと、ARCH ENEMYの前座で観たことがあるEDGE OF SPIRIT、LOUD PARK 06に出ていた(しかし観なかった)SURVIVE、先日観に行ったLORDの来日公演に出ていたARGUMENT SOUL、そして先日このブログのコメント欄にも登場していたMINSTRELIX、そのくらいか。

あとは名前くらいは知っている、というバンドがいくつかある程度。

一通り聴いてみて印象に残ったバンドを列挙すると、独特のプログレッシヴな様式センスが感じられるFATIMA HILL、近年のLACUNA COILに通じる魅力がある韓国のガールズ・バンドMAD FRET、HR/HMのツボを心得てる感じのSAMURAI JADE、DRAGON GUARDIANの最新作にも参加していたFuki嬢のアニソンめいた明朗なVoが耳を捉えるLIGHT BRINGER、なかなかスケール感あるメロディック・サウンドを聴かせる大鴉(TAIA)かな。

いや、実際の所、思いのほかどのバンドも一定のクオリティに達していてちょっとビックリ。これだけ収録されているとゴミみたいなバンドが大半かも、と覚悟していたのだが、聴いているのがしんどいようなバンドは意外と少なかった。

最近はディスクユニオンのジャパメタコーナーなども知らないバンドのCDが次々とプッシュされていて、なんとなく盛況なのかな、とは思っていましたが、やはり日本のシーンもレベルアップしているみたいですね。めでたいことです。

良くも悪しくも海外のバンドに近いのはエクストリーム系のバンド群だが、日本人ならではの個性を出しやすいのはやはりある程度メロディを打ち出したバンドで、その辺のバランス感覚は洋楽偏重の傾向がある日本のメタル・ファンを相手にする上でなかなか難しい所かも。

初日はADDICT XXと銘打って女性Voをフィーチュアしたバンドばかりが出演し、二日目はDAMN FESと銘打ってエクストリーム系のへヴィなバンドばかりが出演するそうで、客層はガラッと変わりそう。

私が観に行くなら音楽性に幅があって楽しめそうな初日ですが、チッタで1日ライヴ漬けってのは三十路にはちょっとしんどいような感じがするので、たぶん行きません(苦笑)。

もうちょっと客寄せになるようなバンドをいくつかブッキングして、もっと大きい会場でやってくれれば…という気がするのですが、こういうイベントが盛り上がるようになると日本のHR/HMシーンの未来も明るい気がするので、日本のバンドにご興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


◆FAR EAST RAMPAGE 公式サイト
http://www.fareastrampage.com/pc/


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