SEVENTH SEAL / THE BLACK DRAGON’S EYES (2003)

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先日リリースされたARMORYの新作でRIOTの「Thundersteel」とHELLOWEENの楽曲のカヴァーが収められていたのを見て思い出したのがこのアルバム。

1996年にイタリアのフィレンツェで結成された、女性ヴォーカリストを擁するツイン・ギター編成5人組エピック・パワー・メタル・バンドのデビュー・フルレンス・アルバム。

当時、今は亡き「SOUNDHOLIC」から「HIDDEN MANIACS SERIES」という、その名の通りマイナーな「隠れた良盤」を紹介するシリーズの一枚として日本盤も一応発売されていた。

本作が発表された2003年当時は、この手のメロディック・パワー・メタル的なサウンドのブームも飽和状態を迎え、一段落ついた時期だったため、本作はそれほど注目されることなく埋もれていき、バンドも2008年にセカンド・アルバムを発表して以降音沙汰がなくなっている。

私が本作を買った理由は(バンドにとっては不本意かもしれないが)ボーナス・トラック扱いで収録されているカヴァー曲で、冒頭においてほのめかしているが、RIOTの「Thundersteel」とHELLOWEENの「I’m Alive」という私の大好きな楽曲を取り上げていたからだ。

ベタ極まりないとはいえ、この選曲をするバンドの作る音楽が私の感性にフィットしないはずはないと思って聴いてみると、エピカルで勇壮な、案の定方向性としてはモロに私好みのサウンドだった。

Voは女性だが、元DARK MOORのエリサ・C・マルティンを彷彿させる男性的な歌唱を聴かせるタイプで、エリサ同様決して上手くはないが、女性が歌うことで楽曲の持つ勇壮さが損なわれるという事態は回避されている。

演奏力やサウンド・プロダクションは正直B級で、それほど長いアルバムではないにもかかわらずやや一本調子な印象を受けてしまうあたり、ドイツや北欧の大手レーベルに所属するメロディック・パワー・メタル・バンドのクオリティと比べると客観的なクオリティの面で見劣り(聴き劣り?)することは否めないが、個人的には当時結構愛聴したアルバムで、機会があればここで取り上げたいと思っていたアルバムですね。【80点】




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コメント

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懐かしいですね。昔、DARK MOORにハマっていたころに買いました。楽曲もクサく、Voもエリサに似ていたので自分も結構聴いてましたね。
このバンドの「I’m Alive」の出来は悪くはないのですが、個人的にはルカトゥリッリのソロアルバムに入っていたやつの方が出来が良かったと記憶しています。

そういえば女性Voのメロスピで思い出したのですが、SKYLARKのキアラでしたっけ?アレはひどかったですね~(笑)。
しかもちょっとしたブームになってましたよね。なんだったんでしょうねアレ(笑)。

>名も無きメタラーさん

このクラスのバンドとLUCA TURILLIを比較するのは酷と言うものでしょう(笑)。

SKYLARK…「GATE OF HELL」だけは良いと思いましたけどね。
キアラは論外でしたね…。ルックスはまあまあ良かったですが、歌が完全に素人でした…。