BURRN!14年12月号の感想

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表紙は8ヵ月ぶりのニッキー・シックス。1年に2回ニッキー・シックスが表紙になる月刊誌は世界で『BURRN!』だけでしょうね(苦笑)。

巻頭はニッキー率いるSIXX:AMのインタビューで、その後ジョー・ペリーのインタビューからMR.BIGのインタビューと続いてSLIPKNOTのインタビュー。

…私は別にSLIPKNOTのファンではありませんが、普通に考えてこのタイミングならSLIPKNOTが表紙で然るべきじゃないですかね? KNOTFESTも近いことですし。

まあ、KNOTFESTについてはこの雑誌はほぼ黙殺している観があり、それはつまりあのフェスが『BURRN!』に広告を出さないから、ということなのでしょうが、それでチケットが売れている(しかもメタル色が強い2日目のチケットがソールド・アウトしている)わけですから、この雑誌にとっては面白からぬイベントなのでしょう。

過去には彼らを表紙にしたこともあるんですけどね。まあ、今の『BURRN!』の媒体力ではSLIPKNOT側から表紙用の写真を提供してもらえなかった、なんてこともありえるわけですが(実際インタビューもかなり限られた時間しか許可されなかったそうですし…)。

いよいよどうでもいい境地に突入してきた「創刊30周年記念スペシャル企画」、今月号が2014年12月号だから、ようやく最後かと思っていたら、「続きはまた来月」だと…? まさか31周年号になるまで続ける気なのか…?

カラーのインタビューは、中間にAMARANTHEやGALNERYUS、陰陽座など、私好みのメロディック系をまとめ、後半にEXODUSやANTHRAX、MACHINE HEADといったエクストリーム系をまとめている。

個人的に読み応えがあったのは陰陽座のものですが、これはファンでなくては読めないタイプのインタビューかもしれません(苦笑)。

モノクロのインタビューで興味深かったのはクウェートのDIVINE DISORDERのものですね。桜庭統や澤野弘之、鷺巣詩郎といった作曲家や、Janne Da Arc、MUCC、マキシマム・ザ・ホルモン、ONE OK ROCKといったバンドに影響を受け、モンハンをやっている、というインタビューには、もはや地球がボーダーレスになっていることをあらためて感じさせられました。

このバンド、日本ではまだアルバムが発売されていませんが、そういうバンドでもこうしてインタビューが掲載される可能性がある、ということを示してくれました。地獄の沙汰も金次第、ということでしょうか(笑)。このインタビューがきっかけでどこかのレーベルが契約してくれるといいですね。

レビューに関しては、今月はあまり強く心惹かれるものはないですね。BLOODBOUNDは初期に回帰しているなら聴いてみようか、とかダニエル・ハイメン(元LOST HORIZON)が加入したというHARMONYあたりはチェックしてみようかな、というくらいです。

AT THE GATESやHAREM SCAREMも聴けば楽しめるだろうと思いますし、広瀬編集長が90点をつけているNOZOMU WAKAI’S DESTINIAもちょっと気になりますが。

◆発行元であるシンコーミュージックのWebサイト
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2175011412

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コメント

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今月号は日本のバンドが記事が充実していましたね。
自分はいまだにGalneryusのキーボードの方が女性か男性かわかりません(笑)。

写真が小さいので自信がないのですが、Night Rangerのライブ写真のブラッド・ギルスの使っているギターはフェルナンデスのギターのようですが、今プロのミュージシャンでフェルナンデスのギターを使っている方ってどれくらいいるでしょう?
自分の若いころは結構使っている人が多かったのですが。

SIXX:A.Mのアルバムは、予想以上に、いいアルバムでした。これが、今のニッキー・シックスがやりたい音楽なのかな。
だけど、個人的には、モトリークルーの方がいいな、と思ってしまいます。
来年のモトリークルーの来日公演のチケットは、さいたまスーパーアリーナの2日間をゲットしたので、今から楽しみです。

そういえば、今月、ポール・ディアノが来日するんですね。
この人は、引退宣言をしたと、伊藤政則さんのラジオで聴きましたが、早くも復活してしまったんですかね。
以前から、気になっていたんですが、アイアン・メイデンのベスト・アルバムが発売されると、ポール・ディアノ時代の音源が使われていませんね。ファースト、セカンドからの曲が収録されると、ブルースが歌ったライヴ・ヴァージョンですからね。
詳しい事は分かりませんが、バンド側は、ポール・ディアノの事を避けているんですかね。

>名も無きメタラーさん

GALNERYUSのKeyは男性ですが、女性に見えますよね(笑)。別段美しいというわけでもないのですが(失礼)。

最近はほとんどギター雑誌を読まなくなったので何とも言えませんが、フェルナンデスのギターを使っているミュージシャンというのはあまり多くないような印象ですね。
特にHR/HM系ではかなり珍しいかもしれません…。

>ランディさん

ニッキーが今やってて楽しいのはSIXX:AMでしょうね。

ポール・ディアノはもう「IRON MAIDENのオリジナル・シンガーだった」という事実だけで一生食べていくしかない人でしょうし、そういう寄生虫的な人をバンドとしてもあまり快くは思っていないんじゃないでしょうか。

少なくともベスト・アルバムでポールに印税を稼がせてやろう、とは思っていないんでしょうね(笑)。

adoreさんのツイッターを拝見させていただき、ジューダス・プリーストのアルバムのランクを見てみました。
最下位は自分も同意。このアルバムを買って、自宅で最初に聴いた時の事は、今でもよく覚えていますよ。つまらないアルバムだったので、この年の来日公演は、観に行きませんでしたよ。
リッパーの時代は、98年の来日公演は観に行ったったんですけどね。
ジューダス・プリーストの来年の来日は楽しみです。だけど、ロブのヴォーカルは、厳しいかもしれませんね。

キッス来日決定
3月3日、東京ドーム
これは本当に楽しみです。
2月は、スラッシュとモトリークルー
3月は、キッスとジューダス・プリースト
お金は厳しくなりますが、無理をしてでも、何とか観に行っちゃいますよ。

>ランディさん

JUDAS PRIESTのあのアルバムはちょっとあまりにも酷かったですね。出す意味を感じませんでした。
今のJUDAS PRIESTは衰えが目に余るので、観ないことが優しさだと思っています(苦笑)。

1月のEUROPEも含め、年明けからベテラン大御所系の来日が立て続きますね。

オズフェスト2015が開催されるようですね。
だけど、また、あのプロモーターですよ。
ハッキリ言って、あのプロモーターにやってもらいたくなかったですね。また、ふざけた顔ぶれになるような気がしてしまいますよ。
また、名前だけのオズフェストになるんじゃないか、と思っている人達も多いんじゃないですかね。

>ランディさん

KNOTFESTで告知されたようですね。公式サイトも上がっています。

きっと前回のOZZFESTや今回のKNOTFESTの流れをくんだラインナップになると思われますが(さすがにアイドルはもう出ないと思いますが)、私はまあ前回のOZZFESTもそれなりに楽しんだクチなので、それはそれでいいんじゃないかと思ってます。

実際LOUD PARKより若者の動員が多いのであれば、世の中に求められているヘヴィ・ミュージックのフェスというのはむしろH.I.Pが仕掛けているものだ、という考え方もあるのではないでしょうか。

昨夜の伊藤政則さんのラジオで、マシーン・ヘッドのニューアルバムからの曲がオンエアされましたが、これがカッコよかったです。もう、これは買うしかないですね。
このバンドのライヴを観たのは、2001年の横浜アリーナでのビースト・フィースト以来ですよ。なんか懐かしいです。

オジー・オズボーンのDVDは、先月、タワーレコード新宿店の中のテレビで再生されていたのを観ましたよ。
内容は、今月号のDVDのレビューで前田さんが書いていた通りだと思いましたよ。
自分も懐かしさを覚えると同時に歴史の重みを感じました。
これも、近いうちに買う予定です。自宅でゆっくり観るのが楽しみです。

オズフェスト2015のアメリカの方では、ザック・ワイルドも出るようですね。だったら、ザックも来日して欲しいです。この人の来日公演は全て観に行っているんですが、最近は、何で来日しないんだろう、と思っていました。
それから、いっその事、昨年のラウドパークをドタキャンしたキングダイアモンドでも呼んで欲しいですね。

>ランディさん

MACHINE HEADの新作は私も買いました。まだ聴き込めていませんが…。
彼らのライブはLOUD PARKで2回観ましたが、強烈なパフォーマンスでした。

次のOZZFESTではBLACK LABEL SOCIETYも来てくれそうな気がしますね。

KING DIAMONDはクリエイティブマンとはもう二度と仕事をしてくれないような気がするので、H.I.P.のフェスで来日する、というのはいいアイディアかもしれませんね(笑)。

キッスもアイドルグループの人気に頼らないと東京ドームを満員にするのは厳しいんですね。
オリジナル・メンバー、つまり、エースやピーターでなければ観に行かないオッサンやオバサンも多いんだろうな。
ただ、現在の、このバンドは、エリック・シンガー、トミー・セイヤーを含む4人がベストなのは誰でも分かっていると思いますけどね。

adoreさんは、キッスは観に行くんですか。

>ランディさん

オリジナルメンバーにこだわる人は多いんでしょうね。
おっしゃる通り、実戦的?には現在のラインナップが最強だと思いますが。

ももクロとのコラボについては、どちらのファンにとってもそれほど音楽的にはプラスはないと思うのですが、ファン層が被っていない分、単純に足し算が見込めるんでしょうかね。

行くかどうかは検討中です。
検討しているうちにソールドアウトしてしまうかもしれませんが。

DIVINE DISORDERのインタビューは確かに面白かったですね メンバー曰く「Janne Da Arcには音楽を作る上での勇気をもらったし 人生の教訓も彼らは教えてくれた」 クウェートのエクストリームメタルバンドが日本のヴィジュアル系ロックバンドから影響を受ける…奇妙だけどちょっと感慨深い話ですよね 読んだ時「へぇ~」って声に出しちゃいましたし

>名も無きメタラーさん

あのバンドのメンバーは日本マニアみたいな人たちなんですかね?
いずれにせよ、陳腐な言い草ですが「音楽に国境はない」ということを感じさせられるインタビューでしたね。

別にケチをつける訳ではありませんが、今月号は、日本のバンドの記事が、あまりにも多く、なんか、昔のバーン・ジャパンみたいだな、と感じてしまいました。個人的には、これらのバンドのレベルが高いか、と言われれば、正直なところ疑問ですね。
あくまでも国内レベル、と言う印象ですね。

個人的には、昔、ケラングをたまに、読んでいた時期があります。
しかし、昔、伊藤政則さんが、今月の断言に書いていましたが、この雑誌は90年代に入ってから、編集方針を変え始め、グランジ、オルタナ,UKポップのバンドに手を伸ばし、紙面内容に劇的変化を持ち込んでしまいました。それで個人的に、なんとなく、読まなくなっちゃいました。
この雑誌は、まだ、存在しているようですが、そんなに売れているんですかね。90年代は、売り上げが大きくダウンしたと、伊藤さんは書いていましたけど。

BLOODBOUNDってなかなか順調なペースでアルバムを発表しますね。
まあBLOODBOUNDは2ndまでは好きでしたがそれ以降はちょっと満足出来ないって感じなので今回の新作は様子見です。
まあフレドリック・バーグとトーマス・オルソンにはもうそろそろStreet Talkの新作を作って欲しいですが、もはやBLOODBOUNDの方が活動がメインになっているので
それは無さそうですね(苦笑)。
AOR系の音楽より正統派メタルの方が儲かるんでしょうかね?

HAREM SCAREMに関しては決して2ndまでじゃなくWEIGHT OF THE WORLD以降も名盤があると思っているファンですが今回はBLOODBOUND同様に様子見です。
でもamazonでは好評のようなのでそのうち買ってしまいそうです。

小野正利、森川之雄、ロブロックと豪華なVo達が参加しているNOZOMU WAKAI’S DESTINIAも欲しいですが
編集長の高得点は怖いのでこれも様子見です(苦笑)。

adoreさんはNOZOMU WAKAI’S DESTINIAは購入しましたか?

>ランディさん

海外のバンドで日本盤が発売されているようなバンドは世界レベルであるから日本でリリースされているわけで、そのレベルに達していないバンドの多くはふるいにかけられて現地にとどまっているわけで、そういう意味ではそのふるいにかけられていない日本のバンドと単純に比較するのは酷なのではないでしょうか。

とはいえ、一時期絶滅の危機に瀕していた日本のメタルがここまで復興したというのは同じ日本人として喜ぶべきなのではないでしょうか。

Kerrang!は部数を落としたにせよ今なお続いているわけで、BURRN!だって結局は大きく部数を落として細々と続いているという見方をすると、変化することと変化しないこと、どちらが正解だったとは一概に判断することは難しいでしょうね。

>ノバックさん

BLOODBOUND、最初はプロジェクト的なバンドかと思っていたら、思いのほかコンスタントに活動するバンドになっていますね。おっしゃる通り、AORよりはこういう正統的なメタルの方が商業的需要があるのでしょう。

私もセカンドまでが好きですが、最新作はここ数作の中ではかなり良かった部類だと思います。

NOZOMU WAKAI’S DESTINIAはまだ買っていません。
検討中、ですね。

イングヴェイ・マルムスティーン来日決定。
単独来日は2005年以来ですよ。自分が最後に観たのも、この時ですよ。
懐かしいから、久しぶりに観に行こうかと考えています。
来年は、本当に来日ラッシュで、お金も厳しいです。

>ランディさん

2005年の公演は私も観に行った気がします。

昨年LOUD PARKで鮮烈なステージ(笑)を観たばかりなので、今回は観に行かないと思いますが。

来日ラッシュは、来てくれるうちが華、でしょうね。

早いものですね。
ダイムバック・ダレルが亡くなってから10年ですよ。
パンテラの再結成がなくなってしまい本当に残念です。
パンテラのライヴを観に行った時の事は一生忘れません。

>ランディさん

もう10年ですか。早いものですね。あれは衝撃的な事件でした。
全盛期のPANTERAは凄かったと聞いていますので、実際にご覧になった方は羨ましいですね。