GAMMA RAYにセカンド・ヴォーカリストが加入

GAMMA RAYにセカンド・シンガーとしてフランク・ベックなるヴォーカリストが加入したそうです。

かつてラルフ・シーパースという稀有な実力を持つヴォーカリストを切ってまで自分で歌うことにこだわったカイ・ハンセンがまさか再びヴォーカリストを加入させるとは個人的には意外で、晴天の霹靂、という感じでしたが、どうやら既にヨーロッパで行なわれたライブでは何度かゲストで歌っていたようです。

楽器を演奏しないという意味での専任シンガーが加入したからといって、カイ・ハンセンが歌うのをやめるというわけではなく、二人ヴォーカリスト体制でやっていくとのこと。

彼を加入させた要因のひとつとして、近年カイ・ハンセンが年齢的・体力的に、ライブを一人で歌い切ることがかなりの負担となっており、特に長期のツアーにおけるヘッドライナーとしてのフルセットのショウでは100%の力を出し切れなくなっているという事情があるようです。

そう言われるとなんだか寂しい話ですが、フランクが加入することによって、カイ・ハンセンがライブ中もっと動き回ることができるようになり、ギターももっと自由にプレイできるということで、その点については期待が持てそうです。

フランクの歌唱はYouTube上にいくつか上がっています。

※2014年4月23日ヘルシンキ(フィンランド)公演のオーディエンス・ショット


※本人が上げているGAMMA RAY「Demonseed」のカラオケ


※本人が上げているHELLOWEEN「How Many Tears」のカラオケ


ハッキリ言ってマイケル・キスクやラルフ・シーパースといったかつてカイと組んでいたヴォーカリストに比べると声域や歌唱力は平凡です。

まあ、カイ・ハンセンはあまりオペラティックなシンガーは好きじゃない、というようなことをかつてインタビューで語っていましたし、そもそも基本的にカイ・ハンセンの声域に合わせて作曲されているラルフ脱退後のGAMMA RAYの曲を歌うに当たってはマイケルやラルフのようなハイトーン・ヴォイスは宝の持ち腐れになってしまうことでしょう。

歌声(特にシャウト)はカイ・ハンセンにそっくりなので、そういう意味では現在のGAMMA RAYにフィットすることは間違いなく、個人的には嫌いじゃない声ですしとりあえずカイよりは安定(以下ry

ただ、ルックス的にあまり日本人にカッコいいと思われないタイプのような…。
どうせだったらDRAGONFORCEのように実力はそこそこでもルックスのいいフロントマンを入れればよかったのに、という気もします。

まあ、カイも引き続き歌うようなので、あくまで「フロントマン」はカイ・ハンセンなのでしょう。このバンドの場合。
そう考えるとこれくらい華のない感じの人(失礼)の方が「セカンド・ヴォーカリスト」としては適任なのかもしれません。

しかしアレですね、先日のLOUD PARKでのカイ・ハンセンのヴォーカルはボロボロだったとの評判ですが、いっそこの人連れてきてその場でお披露目したほうがよかったんじゃないですかね(笑)。

※ニュースソース
http://www.blabbermouth.net/news/gamma-ray-hires-frank-beck-as-its-new-lead-singer/
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コメント

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タイトル

とりあえず第一印象、「似てる(笑)」でした(笑)

「フロントマンではないヴォーカリスト」って、歌ってる本人としてはどんな気持ちを抱くのか、すごく気になりますね。
まあ、カイ・ハンセンを中心に、Gamma Rayのメンバーが楽しそうにステージングしてる様子がイメージできますから、あまりネガティブな感じにならない気はします。

もし先日のLOUD PARKに連れてきていたら、こちらもレアな(というか今後観られないであろう)ヨハン・リーヴァと被る事態だったので、大パニックだったんじゃないでしょうか(笑)

似てますね(笑

確かにシャウト似てますね〜
ただ、音程はまずまずじゃないですか(カイに慣れすぎ ?)

この人でも良いから 、ランドオブザフリーの再録を希望します(笑)

こうしてみると

やはりこのバンドはプロジェクトっぽいですね。(笑

まとめてお返事

>kimさん
たしかに「フロントマンではないヴォーカリスト」って、なかなか微妙な立ち位置ですね(笑)。
イングヴェイのバンドのヴォーカリストも実質的にはそういう感じでしたが、イングヴェイはヴォーカリストではなかったですからね。

今後しばらくは観られるであろうフランクと、今後もう観られない可能性が高いヨハンだったらどちらがレアかは一目瞭然でしょう。
もちろんGAMMA RAYのライブのバリューが上がって迷ったであろう人が増えたことは想像に難くありませんが(笑)。


>black&greenさん
カイ・ハンセンよりは上手いと思いますよ(笑)。声質もカイよりはキメが細かいですし、悪くはないと思います。
マイケルやラルフと比べなければ…。

「LAND OF THE FREE」の再録はマイケル、ラルフ級のシンガーでなければやる意味がないのでは…(笑)。


>Loki Holstさん
元々はカイ・ハンセンのソロ・プロジェクトとして始まったバンドですからね…。

タイトル

個人的には、現体制では音楽的にもやり尽くしたように感じているので、新しいメンバーによる変化があると嬉しいです。
まあ、今のカイ・ハンセンは、変化するリスクより現体制での完成度を継続させることを大事にしたいのかもしれませんが。
とりあえず、次の音源でどうなるか注目したいですね。

タイトル

動画見ると
センター前列で立ってるカイがいて自由に動けてないですね。
ほんと「声だけ」なのかなあ~。
ラフ通り越してフラフラなカイよりいいと思いますし、
存在感もある感じですけどね。

もうあの構築された曲は聞けないのかな~
今のが悪いって言ってるんじゃないですよ
ほんと初期と比べなければね~

>なっつさん

おっしゃる通り、近年のGAMMA RAYは完全にマンネリ化しているので、たとえカイと同タイプのシンガーだとしても、新しい血が入ることで何かしら新機軸が生まれることを期待したいと思います。

>お名前さん

一時期カイもヴォーカリストとしてガンバってるな、と思えた時期がありましたが、近年は正直開き直ってマイペースになってしまってる感じでしたから、ちゃんと歌えるシンガーの加入は結構大きいかもしれませんね。

おっしゃる通り、近年はもうカイの曲も手癖というか惰性というか、言っちゃアレですがイージーに作られている感が否めないので、Voの加入である意味演奏に集中できる状況が用意されたことで90年代までのような圧倒的な構築美が再び復活することを期待したい所です。