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Greta Van Fleetの"Anthem of the Peaceful Army"が10月19日国内盤発売

「21世紀のLED ZEPPELIN」との呼び声も高い、平均年齢20歳という若き注目の新人バンド、Greta Van Fleetのデビュー・アルバム(EPのリリースはあり)、"Anthem of the Peaceful Army"の日本盤が10月19日(金)にユニバーサル・ミュージックからリリースされます。

個人的な感覚になりますが、こういう「ハード・ロック」と呼んでいいサウンドのバンドのデビュー・アルバムが(特にアメリカで)ここまで注目されているのは、私がHR/HMを聴き始めてから20数年、初めてのような気がします。

有名プロレスラーであるFOZZYのクリス・ジェリコ(Vo)が「Greta Van Fleetの成功が、他のハード・ロック・バンドに扉を開くかもしれない」と言っていますが、それくらい期待されている存在です。

個人的な意見ではHR/HM(というかロックの)衰退というのはもはや不可逆的なもので、今後一時的に盛り上がったり、個々のバンドが成功することはあっても、70年代、80年代のようにジャンルとしてメインストリームな存在になることはないと思っていますが、その「一時的な盛り上がり」を作るきっかけになることは大いに期待しています。

まあ、こういうバンドが成功したとしても私が好きなタイプのHR/HM、すなわち欧州型のメロディック・メタルにその余慶が及ぶかというと甚だ疑問なのですが、先日このバンドについてのエントリーをアップした際の反響が結構あったので、意外とこのブログの読者にもこういうクラシックなハード・ロックが好きな人も多いのかなと思って、このエントリーも書いています。

ちなみに「反響」というのはAmazonへのリンクでの売上のことで、ぶっちゃけこのブログで紹介しているCDが売れることは90点以上をつけない限りあまりないのですが、このバンドのCDは結構売れたんですよね。単価の安いEPだったので私の懐に入ってくるアフィリエイト収益は微々たるものでしたが(笑)。

『BURRN!』でも92点獲得と高得点がつきましたが、ここで一気にトップのクロス・レビュー、カラーでロング・インタビューという扱いにしないあたりがこの雑誌のダメな所ですね(と、久しぶりのB!批判)。

まあ、「大人の事情」で大々的に扱えないのかもしれませんが。インタビューも中心であるキスカ3兄弟の時間が取れなかったようですし。

今年のサマソニ出演はドラマーの怪我でキャンセルになってしまいましたが、来日公演の実現も期待される所です。



AMARANTHE "HELIX"が10月19日国内盤発売

スウェーデンのダンス・メタルコア・バンド、AMARANTHEの通算5作目のアルバム"HELIX"の日本盤が10月19日(金)にユニバーサル・ミュージックからリリースされます。

前作を最後に脱退し、CHYRAを結成したジェイク・E(Vo)に替わってDYNAZTYのニルス・モーリンが加入した最初のアルバムになります。

デビュー当時の3枚看板のヴォーカルのうち、残っているのはエリゼ・リード1人になってしまったので、やはり明らかにメイン・シンガーである彼女以外のポジションというのはフラストレーションが溜まるものなのでしょうか。

偏見で言えば、ヴォーカリストになろうとする人なんてだいたい自己顕示欲の強い「私を見て!」というタイプだと思うので、単純計算で集まる視線が1/3になるこのバンドに満足できなくなるのかもしれません。

先行公開されているMVを観ると、前2作の流れをくむ欧米のメインストリームなポップ・ミュージックのトレンドを大胆に導入したサウンドになっており、「売れ線狙い」と叩かれることも多いようですが、これはこれで個性的で斬新な「ダサくないメタルの在り方」を提示するものになっていると思います。

とはいえ、個人的にはデビュー当時のEDMメタル的なサウンドの方が、ダサくとも好みでしたが。

あと、ニルス・モーリンの存在感はさすがですが、このバンドの音楽にはジェイク・Eの方がハマってたかな。





ARION "LIFE IS NOT BEAUTIFUL"が10月17日国内盤発売

STRATOVARIUSのマティアス・クピアイネン(G)の実弟、トピアス・クピアイネン(Dr)が在籍していることで知られる(?)、フィンランドのメロディック・パワー・メタル・バンド、ARIONのセカンド・アルバム"LIFE IS NOT BEAUTIFUL"の日本盤が10月17日(水)にマーキー・インコーポレイティドからリリースされます。

このバンド、アルバム1枚しか出していなかったのに、『LOUD & METAL ATTACK 2014』に『LOUD PARK 14』と、既に2回も来日しているんですよね。しかも来月11月16日には『HOKUO LOUD NIGHT』なる謎のイベントで再来日も決定。クリエイティブマンに特別なコネでもあるんでしょうか。

そしてその過去2回の来日公演をどちらも観てしまった私ですが、その時の感想は、「楽曲には光るものがあるけど、Voがどうにもイモ臭いなあ…」でした。

しかしそのVoが案の定(?)リストラされて、新ヴォーカルを迎えた本作は、先行公開されているMVを見る限り、Voはなかなか魅力のある歌声の持ち主だし、元々光るものがあった楽曲はさらにスケールアップして、もうひと皮剥ければAクラス入りも夢じゃないクオリティを出してきました。

同時期に新作がリリースされるAMARANTHEのエリゼ・リード(Vo)のゲスト参加も注目ポイントですね。





SABER TIGER "OBSCURE DIVERSITY"が10月10日発売

誰が呼んだか「北の凶獣」なるちょっぴり恥ずかしい異名で知られる北海道の古豪、SABER TIGERの正規のアルバムとしては12作目になるはずのオリジナル・アルバム(『PROJECT ONE』を「正規のアルバム」にカウントしていいのかどうかは個人的には微妙ですが)、"OBSCURE DIVERSITY"が10月10日(水)にEDGE TRAX/ディスクユニオンからリリースされます。

『BURRN!』誌の(というか、広瀬編集長の)寵愛を受けていた2000年代初頭、メジャーのVAPに所属し、NTVアニメ『はじめの一歩』のエンディングテーマのタイアップを獲得していた頃の注目度は今や遠い昔といった感じですが、2010年に下山武徳(Vo)が復帰してからはコンスタントに良作をリリースし、昨年は『SLIPTRICK RECORDS』という、ラトビアのマイナー・レーベルから欧州でのリリースも実現、小規模ながらツアーも行なうなど、地道に活動を活性化させています。

先行公開されているMVも、彼ららしいアグレッションとメロディが共存する正統的なヘヴィ・メタルが展開されており、ファンの期待を裏切ることはなさそうです。

ちなみにミキシング&マスタリングは近年裏方仕事でよく名前を目にするシモーネ・ムラローニ(DGM)が手掛けているそうです。



10月10日追記。


CHTHONIC "政治~BATTLEFIELDS OF ASURA"が10月10日国内盤発売

フロントマンであるフレディ(Vo)が国会議員であるという意味においても、文字通り台湾の「国民的メタル・バンド」であるCHTHONICの、約5年ぶり、通算8作目となるフル・アルバム "政治~BATTLEFIELDS OF ASURA"の日本盤が10月10日(水)にハウリング・ブルから日本先行でリリースされます。

2016年にフレディが国会議員となったことであからさまに活動ペースが落ちてしまい、台湾ではどうか知りませんが、日本での注目度は落ち気味な印象ですが、『BURRN!』誌ではフレディの妻でもある美人ベーシスト、ドリスを大きい写真たっぷりで8ページに渡って大プッシュしています(しかしアルバム・レビューはなし)。

漢字のアルバム・タイトルはいかにも国会議員がいるバンドらしいもので、日本人の感覚だと極めて非メタル的ですが(?)、近作同様、台湾の歴史をテーマにした作品になっているそうで、先行公開されたMVを視聴する限り、これまで以上に聴きやすいオリエンタル・テイストのあるメロディック・ブラック・メタル・サウンドに仕上がっているようです。



ゲスト参加している女性シンガーは、デニス・ホーという中国語圏では有名な香港の歌手だそうです。以下は同じ曲のアコースティック・バージョンで、個人的にはこちらの方がグッと来ました。